その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

DVD 『フォー・ウエディング (FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL)』

2009-06-30 06:37:31 | 映画
 イギリス映画ということで見てみたものの、正直、あまり自分の好みではなかった。

 独身貴族の男性が友人の結婚式を通じて自分の結婚について考え、最終的に意中の女性と結婚するというストーリですが、かなり無理がある気がしました。イギリスのいろんな結婚式のやり方を知ることができたのは良かったが、とても感情移入できる映画ではありませんでした。

 ヒュー・グラントは格好いいし、アンディ・マクダウェルは綺麗だけども、それだけの映画のような気がします。

(★★☆☆☆)

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DVD 『愛を読むひと (The Reader)』

2009-06-29 01:56:26 | 映画
 期せずして、ナチに関連する映画にまた巡り合いました。てっきりベタなラブストーリーかと思いきや、元ナチス秘密警察(SS)に所属した経歴を持つ女性主人公と年下の高校生の出会いと別れ、突然の思いがけない再会とその顛末。本の朗読を軸とした、とてもディープな恋愛物語でした。

 テーマ、ストーリー、各俳優陣、映像ともに良くできた映画で、見ごたえがあります。特に主演女優のケイト・ウィンスレットと主演男優のレイフ・ファインズの演技が素晴らしい。

 1回見ただけではなかなか理解できなかった場面もあり、もう一度見てみたい映画です。
コメント (2)
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『ナショナル ジオグラフィック 世界の国 イギリス』

2009-06-25 22:37:22 | 
 小学生向きにイギリスを紹介した本です。イギリスの地理、自然、歴史、人と文化、政治と経済をコンパクトに写真を一杯使って説明してくれています。

 大人が読んでも十分に楽しめますし、役に立ちます。

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ロンドン ブリティッシュレストラン Smiths of Smithfield

2009-06-24 03:34:24 | レストラン・パブ (in 欧州)
 同僚のイギリス人に「ロンドンでカジュアルなブリティッシュ料理が食べれるレストランを教えて」と尋ねて、教えてもらったレストランの一つです。

 別のイギリス人に「Smiths of Smithfieldって言うレストラン知っている?」と聞いたらみんな知っていたので、結構有名なお店のようです。1階がパブで、2階・3階がレストランになっています。

 とっても混んでましたが、お味の方はまさにイギリス料理。凄く美味しいという感じはしませんでしたが、お店の雰囲気とイギリス料理のそれっぽさが良かったです。

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DVD 『涙そうそう』

2009-06-23 00:51:03 | 映画
 長澤まさみのために作ったような映画です。真面目に期待して観ると、ちょっとがっかりかも。でも、やっぱり長澤まさみはかわいいです。お兄さん役の妻夫木聡は好演だと思いました。

 沖縄の雰囲気も良く出ています。ロンドンも良いけど、また沖縄行きたい~。

 ために作った物語だからとはいえ、プロットがあまりにもしょぼい。いわゆる昔のアイドル映画ですね。

 2009年6月21日

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映画 ワレキューレ

2009-06-22 02:45:05 | 映画
 ヒトラーに反乱を企てたが未遂に終わり、処刑されたドイツ人将校の物語。実話に基づくだけに、迫力があります。今月、ベルリンでナチスツアーをした後だけに、より身近で面白かったです。
 
 ベルリン ナチスツアー その①
 ベルリン ナチスツアー その②

 時間的な制約のためかクーデター計画にかなり的を絞ったプロットの作りになっていましたが、欲を言えば第2次大戦全体の中での、このクーデターの位置づけとかがわかるとさらに良いかと思いました。時間軸で事件を追ったドキュメンタリータッチなものだから、ないものねだりかもしれませんが。

 相変わらずトムクルーズはかっこいいです。「トップガン」を観たのは大学生の時だったからあれから20年は過ぎているはずなのに・・・。こういう人は全然、歳をとらないのが不思議だ。

 2009年5月21日

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ロンドン ジョギング

2009-06-21 00:17:16 | ロンドン日記 (日常)
 今日は昼過ぎまで休日出勤。

 変化がないただの休日出勤は御免こうむりたいので、トレーニングをかねて走って行くことにしました。昨年クリスマスシーズンに、地下鉄が全面ストップすることを知らず、会社まで歩いて行った時は1時間40分ほどかかったので、走ったらどうのくらいで行くか、興味半分のところもありました。

 事前にコースは最短距離となるよう、地図を良く見て、出発。走ってみると55分でつきました。いつものペースと変わりませんから、丁度、10キロ位ということですね。

 今まで通ったことのない道や普段見慣れたものも違った角度から見ることができて楽しかったです。

 シティ地区の王立取引所です。


 シティ地区の新名所「ガーキン(胡瓜の酢漬け)」


2009年6月20日

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バルセロナ Merendero de la Mari

2009-06-20 08:23:30 | レストラン・パブ (in 欧州)
先日のバルセロナ出張の際に出かけたレストランです。9:00からのDinnerで、会議メンバーの12名で出かけました。一瞬だけ、バルセロナに来た実感がありました。

 バルセロナのヨットハーバー沿いにあるテラスレストランです。当日は天気も良く、爽やかな夜で、延々8時間近くぶっ続けで、疲れ果てたメンバーと一緒に、味わい深いスペイン料理を心行くまで楽しみました。

 レストランのHPはこちら

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コーチングを受ける

2009-06-19 08:05:19 | ロンドン日記 (日常)
 こちらに来て半年が経過しましたが、日々のマネジメントの悩みはつきることがありません。英語、ビジネスカルチャー、事業そのものの厳しさなどなど、ビジネススクールのケーススタディに活用したい事例が、毎日のように持ち込まれます。

 自分ひとりで色々考えていたり、社内の日本人出向者同士で議論しても、それはそれで非常に有益なのですが、同時に限界があるので、思い切って自己啓発としてビジネス・コーチングなるものを受けてみることにしました。ビジネスコーチングとは、日本でも最近普及し始めた手法で、要は一対一でコーチングの手法を活用して、ビジネスの課題などについて、議論をすることで自ら切り口を切り開いていくというものです。

 おつきあいのあった研修機関から紹介されたコーチの人が感じが良かったで、その人にお願いしました。ペンシルベニア大学ウオートンスクールのMBAで米系投資銀行に勤めながら、6年前にキャリアチェンジをし、今はビジネスコーチやコンサルティングでご飯を食べている日本語も出来るアメリカ人です。きっと、一生に必要なお金はもう貯めてしまったのかもしれません。そんなことはどうでも良いのですが、今日はその第1回目です。
 
 今日は今後の進め方や利用するツール(360度評価など)について意識あわせをし、その後、今自分が抱える問題について、議論しました。決して、彼が答えをくれる訳ではないのですが、いろんな角度から質問を受け、答えるうちに自分が今まで気がつかなかったような点に気づきが与えられます。「何故、その決断に自分が不安を持っているのか?」「どんな状況が作れれば、今の自分の状況が楽になるのか?」「今から出来ることと、出来ないことは何か?」などなど、会話の中から、ちょっとしたヒントがあるようです。計1時間半の会話で、もちろん明快に何かが解決されたわけではないのですが、少なくとも1時間前の状況よりは良くなった気がします。

 これから2週間に1回のペースで10回を目安にやってみます。何事も経験ですから・・・

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出張 バルセロナ-ロンドン便

2009-06-18 08:22:52 | ロンドン日記 (日常)
 今日は夕方17:00すぎまで打ち合わせをして、19:00前の飛行機でバルセロナからロンドンへ帰りました。たったの2時間で着いちゃうんですよね。

 ただ、ヒースローは発着便が多いせいか、いつもロンドンの上空を2周、3週うろうろする場合が多く、イライラします。今日も、結局3周。20分以上も、上空をウロウロしてました。

 ただ、今日は窓際の席だったので、空から見るロンドンが楽しめました。曇り空の夕方なので、見通しは悪いですが、ハイドパークやリージェントパークが見渡せて面白かったです。

写真中央がハイドパークです。


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出張 バルセロナ

2009-06-17 06:47:06 | ロンドン日記 (日常)
 今朝は4:10起床。5:10の初発のヒースローエキスプレスで、ヒースロー空港7:10初の飛行機でバルセロナへ。

 バルセロナへの出張は今回が2回目ですが、例によって空港とオフィスとホテルの魔の三角形からでないので、相変わらず、バルセロナのことは何もしらいないままです。今日も12:00から始まって、19:30まで延々と打ち合わせが続きました。ふー、疲れた。

 しかし、いつもながら食事はおいしいです。お昼のサンドウイッチ、21:00から始まって23:30まで続いたDinnerも、さすがにロンドンのスパニッシュレストランとは一味も二味も違うものでした。

 今度はプライベートで来ます! 

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『イギリスを知るための65章』 (近藤久雄、細川祐子)

2009-06-16 08:52:55 | 
 イギリスの文化・生活・社会を紹介した本です。英国生活を始めた際はいくつかイギリス紹介本を読みましたが、少し慣れてくると、読まなくなりました。

 今回、滞在半年たって、この手の本を読んでみると、改めて気付かされたり、再確認したり、全く新しく知ったりすることがあり、面白いです。

 各章5ページ程度にコンパクトにまとめた読み物になっているので、いつでも気になったところから読めるのも良いです。
コメント (2)
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ロイヤルオペラ ベルグ 『Lulu』

2009-06-15 03:43:56 | オペラ、バレエ (in 欧州)
 最近、仕事が立て込んでいたため、その疲れから、土曜日の英語クラスはサボってしまいました。日中、部屋で休養し、夜のオペラに出かけましたが、疲れが抜けきらず、全3幕3時間に及ぶはずのベルグ「Lulu」も第2幕が終わった時点で、残念ながらリタイヤ。結局、今日のハーフマラソン大会も欠場で、休日出勤というなさけない週末になってしまいました。

 というわけで、2幕しか見ていない「LULU」ですが、一言だけ。

 オペラを見に行ったというよりも、演劇(もちろんオペラも演劇の一つなのでしょうが)を見に行ったという感じでした。演出は極めて簡素で、セルフとあとは観衆の想像力に訴えるという手法です。面白いとは思うのですが、コンディション最低の私には、それを楽しむエネルギーがありませんでした。

 
 歌手陣の中では、LULUを演じたAgneta Eichenholzが素晴らしかったです。ソプラノ歌手とは思えない細身の体型に、無表情に演じるLULUは、まさに「魔性の女」でした。声も透き通るような高音でした。(以下の写真は、ブログ「Intermezzo」から借用してます。一応、借用自由と書いてあったので・・・)


 あとAlwaを演じたKlaus Florian Vogtのテノールがうっとりするような美声。存在感が光っていました。


 その他の夫々の出演者も個性豊かで、楽しめました。オーケストラも表現豊かな演奏だったと思います。

 エネルギーさえあれば、もっと楽しめたのに。残念でした。

 ※どちらかといえば知名度が低い、現代ものの演目のせいか、今日のロイヤルオペラは9割弱の入りで、結構空席もありました。こんな日は珍しいです。年配の方には、ちょっとグロテスクな話だからかもしれません。


Lulu
Saturday, June 13 6:30 PM

Credits
Composer: Alban Berg
Designs: Herbert Murauer
Director: Christof Loy
Lighting: Reinhard Traub
Movement Director: Thomas Wilhelm

Performers
Conductor: Antonio Pappano
Lulu :Agneta Eichenholz
Countess Geschwitz: Jennifer Larmore
Dr Schön / Jack the Ripper: Michael Volle
Alwa: Klaus Florian Vogt
Schigolch: Gwynne Howell
Animal Trainer / Athlete: Peter Rose
Dresser / Schoolboy / Groom: Heather Shipp
Prince / Manservant / Marquis: Philip Langridge
Mother: Frances McCafferty
Painter / Negro: Will Hartmann
Professor of Medicine: Jeremy White
15 year-old Girl: Simona Mihai§
Lady Artist: Monika-Evelin Liiv§
Journalist: Kostas Smoriginas§
Manservant: Vuyani Mlinde§
§ Jette Parker Young Artist

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ロンドン インド料理レストラン Raj

2009-06-14 06:46:30 | レストラン・パブ (in 欧州)
 日本人出向者の送別会をインド料理レストランRajでやりました。地下鉄TowerHill駅近くのガード下にあります。有楽町や新橋界隈のガード下を思い出させる店構えです。

 ここの売りは、コストパフォーマンスの良さ。タンドリーチキン、カレー、ナン、ビールなどなどを一通り頼んで、お腹一杯になって15ポンドを超えることが滅多にありません。決して超一流という感じではないものの、十分美味しいです。

 気軽にカレーが食べたくなったときにいいです。

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ロンドン スペイン料理レストラン バルセロナ・タパス

2009-06-13 07:36:57 | レストラン・パブ (in 欧州)
 日本から来た新しいトレーニーの歓迎会をスパニッシュレストランで行いました。

 ディストリクトライン、キャノンストリート駅から歩いて3分ほどのバルセロナ・タパスです。ロンドン内に4つのお店を持ち、前回はAlgate駅近くの店に行ったので、今回は別お店にチャレンジです。地下1階のフロアは、なかなか落ち着いていて、ゆっくり食事と会話を楽しむには最適です。写真はお店のHP転用。


 仕事の関係で、1時間ほど遅れてしまったので出遅れましたが、烏賊リング、生ハムをはじめパエリアまで、ワインと一緒に楽しい食事をすることができました。

2009年4月22日訪問

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