宿のロビーで周辺の観光地図を眺めていたら、5キロ弱程離れたとこにある上越線「土合駅」に目が留まりました。日本一のモグラ駅として関東の駅百選にも選ばられた「知る人ぞ知る」駅とのこと。ということで、翌日の早朝ジョギングの目的地は、未踏の地、土合駅に決定!
朝6:00過ぎに出発。まだ、周囲は暗く人気も全くないので、走っていても怖いぐらい。利根川に沿って、谷川岳に向かって走る国道291号線を淡々と上っていきます。だんだんと周りが明るくなると共に、雪景色の利根川と山々が浮かび上がり、言葉にできない美しさ。
《明るくなり始める微かな予感がする程度の暗さの中を走り始めます》
30分弱程走って、土合駅に到着。上りホームは地上にあるのですが、丁度、6:38発の一番列車が入線してきました。全くの静寂の雪の無人駅に静かに現れて、そーっと停車し、すーっと走り去っていく列車には、旅情を掻き立てられます。駅には昨日の午後に溶けかかった雪が夜に再び凍って、大きなつららができていました。
《駅舎は意外にモダン》
《一番列車の入線》
そして、最終目的地である、山をくりぬいて出来ている下りホームに向かってGo。連絡通路を渡ると、一直線に伸びる462段の階段(長さ338m)の頂上に立ちます。が、そこからは下りプラットフォームは真っ暗で先が見通せません。下り列車の一番電車は8:34なので、まだまだ時間があることもあり、誰もいない長いトンネル階段は結構怖いです。一気にかけ下がると、山の中の地底駅が現れます。
《先がどうなっているか見当つかず》
東京の深ーい地下鉄駅と違うのかと問われると、やや答えに窮しますが、この山の中に抱かれたような素朴な地中駅の空気感は東京の地下鉄駅と全く違います。訪れる価値ありです。
列車は当分通らないので長居をしていてもしようがないので、無人のやたら長いプラットフォームで短距離ダッシュの練習を2,3本こなし、帰路につきます。階段の上り口にはモグラ駅の紹介文もありました。階段の左わきには、もともとはエスカレーターを配置予定だったという1.5M巾ぐらいの地盤むきだしの側道らしきものがありますが、地下水がチロチロと流れ、これがまた不気味。それにしても、このホームから大きな荷物を持った人とか、脚が丈夫でない人には、改札口までたどり着くのに相当難儀しそう。というか、無理でしょ。
一応、ランニングの練習も兼ねているので、一気に駆け上がって、外に出ました。
外に出るとすっかり明るくなっていて、実に爽快な朝の山の空気です。澄み通って切れ味抜群な辛口の日本酒を飲むような、冷たくておいしい空気。それを噛みしめるように味わいながら、宿に戻りました。
《夏場にも訪れたい風景》
《誰が作ったのかな?》
土合駅、一度、是非行ってみてください。レアな経験ができます。(ただし、朝方の女性一人での訪問は絶対お勧めしません)
朝6:00過ぎに出発。まだ、周囲は暗く人気も全くないので、走っていても怖いぐらい。利根川に沿って、谷川岳に向かって走る国道291号線を淡々と上っていきます。だんだんと周りが明るくなると共に、雪景色の利根川と山々が浮かび上がり、言葉にできない美しさ。
《明るくなり始める微かな予感がする程度の暗さの中を走り始めます》
30分弱程走って、土合駅に到着。上りホームは地上にあるのですが、丁度、6:38発の一番列車が入線してきました。全くの静寂の雪の無人駅に静かに現れて、そーっと停車し、すーっと走り去っていく列車には、旅情を掻き立てられます。駅には昨日の午後に溶けかかった雪が夜に再び凍って、大きなつららができていました。
《駅舎は意外にモダン》
《一番列車の入線》
そして、最終目的地である、山をくりぬいて出来ている下りホームに向かってGo。連絡通路を渡ると、一直線に伸びる462段の階段(長さ338m)の頂上に立ちます。が、そこからは下りプラットフォームは真っ暗で先が見通せません。下り列車の一番電車は8:34なので、まだまだ時間があることもあり、誰もいない長いトンネル階段は結構怖いです。一気にかけ下がると、山の中の地底駅が現れます。
《先がどうなっているか見当つかず》
東京の深ーい地下鉄駅と違うのかと問われると、やや答えに窮しますが、この山の中に抱かれたような素朴な地中駅の空気感は東京の地下鉄駅と全く違います。訪れる価値ありです。
列車は当分通らないので長居をしていてもしようがないので、無人のやたら長いプラットフォームで短距離ダッシュの練習を2,3本こなし、帰路につきます。階段の上り口にはモグラ駅の紹介文もありました。階段の左わきには、もともとはエスカレーターを配置予定だったという1.5M巾ぐらいの地盤むきだしの側道らしきものがありますが、地下水がチロチロと流れ、これがまた不気味。それにしても、このホームから大きな荷物を持った人とか、脚が丈夫でない人には、改札口までたどり着くのに相当難儀しそう。というか、無理でしょ。
一応、ランニングの練習も兼ねているので、一気に駆け上がって、外に出ました。
外に出るとすっかり明るくなっていて、実に爽快な朝の山の空気です。澄み通って切れ味抜群な辛口の日本酒を飲むような、冷たくておいしい空気。それを噛みしめるように味わいながら、宿に戻りました。
《夏場にも訪れたい風景》
《誰が作ったのかな?》
土合駅、一度、是非行ってみてください。レアな経験ができます。(ただし、朝方の女性一人での訪問は絶対お勧めしません)