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いよいよ来年夏のオリンピックまで1年となりました。今日は記念のイベントが行われるので、メディアも盛り上がっています。職場でも、先日までは「チケットが当たった、当たらなかった」で話に華が咲いていました。
私は、来年のオリンピックの頃にはもうロンドンには居ないだろうと勝手に予想しているので、チケットも申し込んでないし、あまり盛り上がっていません。そうはいっても、今まで自分の人事の予想があたったことなど殆どないんですが・・・
そんな中、今日の会議のテーマは、「2012年オリンピック外部脅威対策」。オリンピック開催にあたってのリスク対策を考え始めましょうということです。
どんな脅威が想定されるかのブレーンストーミングなのですが、
-社員がオリンピックを見に行ったり、ボランティアに出るために、必要人員不足リスク
-社員がTVで競技を見るためにおこる大量欠勤リスク
-交通渋滞や公共交通機関の混乱リスク
-高い電力需要による停電リスク
-サプライヤーさんが悪影響を受けるリスク
-オリンピックを狙った地下鉄ストライキリスク
・・・・・・などなど
「本気ですか?」と聞きたくなるリスクもありましたが、とりあえず今日は「脅威」の洗い出しと言うところで終わりました。ホント「驚異」の30分打ち合わせでした。
2011年7月27日
オリンピックを狙った「テロ」じゃないところに、妙に納得です。むろん、テロは警戒しなくてはなりませんが…。
「長期間に渡りホテルレート相場が高騰し、出張者がロンドンに来れなくなるリスク」というのは確実にあると思います。
>社員がTVで競技を見るためにおこる大量欠勤リスク
これは、日本の本社の皆さんにはすぐには納得できないリスクなのではないでしょうか。でも、それこそ2週間前者夏休みにしてしまったほうが効率が上がるかもしれないですね。
先のお二方のコメントも納得です。
もし日本なら、一方的な命令で終わることがおおいのではないでしょうか。もはや時代が違うのでしょうか。自分が古い人間なのでしょうか。あ~あ。
確かにただでさえ高いロンドンのホテルが更に高くなりそうですね。もし、こちらにいたら、一部屋貸しだそうかなあ。
>守屋さん
同感です。これは、あの大地震の翌日、通勤時間が普段の何倍かかかっても会社に行く日本の方には絶対分からないでしょうね。
>sonyさん
これは世代間格差ではなくて、完全にカルチャーギャップでしょうね。イギリスでは真剣にこんなこと(?)と思うようなことでも議論しなくてはならない時があります。これもまたおもしろいですが・・・
ところで8月14日、オリンピックの自転車のレースのリハーサルがあります(1年も前なのにね)
リッチモンド区とキングストン区のメインの通りが閉鎖されるそうです。
オリンピックの影響、もう始まってるカンジです。