その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

7月渋谷らくごで初めて浪曲を楽しむ @ユーロスペース 

2024-07-17 07:18:24 | 日記 (2012.8~)

2ヵ月ぶりの渋谷らくご。今回は2つの収穫があった。

一つは、初めて浪曲をしっかり聴けたこと。過去に寄席で聴いたことはあったものの、落語の間のリラックスタイムみたいに捉えていて、(失礼ながら)正対して聴いたとは言えなかった。今回、会場のユーロスペースのこじんまりとして、音響良き空間、しかも前列4列目と言うこともあって、初めてガチに聴いた。

浪曲師玉川太福さん、中川みね子さん三味線による演目は天保水滸伝から「笹川の花会」。浪曲の世界では代表的な作品のようだが、私自身は予備知識は殆ど無し(登場人物の国定忠治だけ知っていた)。それでも、緊張感溢れるストーリー展開、唸らせる顛末、痺れる太福さんの低音など、想定外の感動だった。三味線と合わせて、これは簡易版ミュージカルなのね、と理解。今の時代、愛好者は減っているのだろうけど、過去から人々に好まれてきただけのことはあるのだなと納得した。

二つ目の収穫は、夏落語の効用。今回の落語は夏にかかわる噺が3つ。勢いある三遊亭兼太郎さん、確実に笑わせてくれる春風亭昇昇師匠、端正で正統派の隅田川馬石師匠と、いずれの方も私にはお初で、三者三様の芸を楽しんだ。エアコン効いたユーロスペース内と言う身体的涼しさに加えて、花火と言った夏の風物詩や夏の蔵に保管されているみかんや鯉のあらい、冷酒と言ったネタを想像しながら話を聞いていると、心理的にも涼しくなる。外は蒸し暑さで不快指数100%。暑いときには落語で避暑という新しい楽しみを見つけてしまった。

 

2024年4月14日 14:00ー16:00

三遊亭兼太郎 たがや
玉川太福、中川みね子 天保水滸伝から「笹川の花会」
春風亭昇昇  千両ミカン
隅田川馬石師匠  青菜


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2年ぶりのFC東京、ナマ応援。vsジュビロ磐田

2024-06-22 07:51:16 | 日記 (2012.8~)

(1週間遅れの観戦記)

2年ぶりにFC東京の応援に味スタへ。ジュビロ磐田と。

子供が小学生の時は、ホームゲームは近所の子供たちと一緒にほぼ皆勤だったんだけど、ここ10年はすっかり不良サポートナーに。

もうナイターには最高の爽やかな初夏の日で、観戦には最高の日よりです。

”You'll Never Walk Alone”を歌って、試合が始まり、次々と色んな応援歌を歌う。久しぶりだ。(ちなみに、イギリスに赴任する前は、”You'll Never Walk Alone”は東京の専用応援歌かと思い込んでいたのですが、当地でリバプールのゲームを観ていたら、まさにこの歌が歌われていて、かなりのショックを受けたのも今となっては懐かしい)

試合は前半は押し気味に進んでいるように見えつつも全然、ゴールを感じさせる攻めはなく、逆に1点を先行されて、超ストレスフルな展開。

ハーフタイムに、偶然、ご近所さんと出くわし、これはびっくり。子供どうしが1学年違いのお友達なので、昔は一緒によく応援に行った人。なんと、子供が成長した後も、しっかりとサポーターを続け、今でも年間シートの指定席で応援されているとのこと。流石だわ。

後半もイライラする展開が続いたが、後半38分にようやくフリーキックから若手の安斎選手(私は殆ど知らず)がヘディングでゴールを決め、やっと追いつく。ここからは、東京の怒涛の攻めが始まって、応援サイドとしてはこれほど楽しい時間は無かった。結果は残念ながら引き分けで終わったが、久しぶりに来たワイには十二分の楽しさ。

ピッチ全体が見渡せること、現場ならではのサポーターの一体感、ライブ観戦ならではを満喫できた。

また来たいのだが、問題は時間とお金。やりたいこと、行きたいとこが多すぎて、時間とお金という有限資源をどう振り分けるのか。悩みは尽きない。楽しいこと多過ぎるわ。

2024年6月16日 18:00試合開始 @味の素スタジアム


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渋谷らくご 5月金曜夜の部 @ユーロスペース

2024-05-18 07:53:46 | 日記 (2012.8~)

久方ぶりの渋谷らくご参戦。夜の予定が空いて、サントリーへ日フィル/カーチュン・ウォンのマーラー9番を聴きに行くか、渋谷で落語を聞くか、両極端な選択肢で結構迷ったが、笑いを取って渋谷へ。

前半戦は2つ目さんによる新作、後半戦は真打による古典、と新旧合わせたバライティに富んだプログラムとなり、とっても充実の金曜の夜となった。

信楽さんは、「落語選手権」以来。あの時も聴いた「変身」も含 めて2本。本人も言っていたが、今一つ歯切れ良くなく、コンディションよくなかったよう。

談吉さんは初めて。これまた新作だが時代設定は不明な、鶴の恩返し的な蝦女性を巡る人情噺。動作を交えた話しっぷりぐっと惹きつけられる。

百栄さんは久しぶり。独特の、まったりした間だが、さすが真打ち。前半たっぷり15分使ったまくら(NHKアナウンサのインタビュー今・昔)と後半は道具屋。

トリの菊之丞さんは1年前に浅草で一度聴いて以来。改めて、柔らかく美しい話口と所作には見とれてしまう。洗練された名人芸を感じる。

終了は午後10時過ぎ。ちょっと遅いが、飲んで10時になるよりはずっと良い。良い週末の始まり方である。

 

5月10日(金)20:00-22:00

「渋谷らくご」

柳亭信楽-警察官/変身
立川談吉-太郎お伊勢
春風亭百栄-道具屋
古今亭菊之丞-鼠穴

来場者数 57名
#シブラク


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2024ゴールデンウイークの谷間:小すみ姐さんを初見 @浅草演芸ホール

2024-05-04 09:18:25 | 日記 (2012.8~)

ゴールデンウイークの谷間で、職場も仕事も落ち着いた1日であったので、仕事帰りに寄席へ立ち寄った。浅草演芸ホールは昨年のゴールデンウイークに訪れて以来1年ぶり。ここは、18時以降は夜間割引あって2500円で見れるのが嬉しい(19時以降は2000円)。

昨年の連休に昼の部に訪れた時は、超満員だったが、この日は平日夜とあってか、まばら。入ったときにはぱっと見30名強ぐらいのお客さんで、お席も超余裕だったので、前列3列目に陣取り芸人さんをがん見して鑑賞。時々目が合ったりして、楽しい楽しい。

真打さんたちの落語は夫々、芸分違って楽しめたが、今回の掘り出しは初実演鑑賞の桂小すみさん。三味線、唄、踊りを披露頂いたのだが、夫々素晴しかった。個人的に嬉しかったのは、冒頭に「越後獅子」を三味線に唄をつけてくれたのだが、その後にこの曲がプッチーニの〈蝶々夫人〉での引用されていることを、実演付き(本当のイタリア語の歌詞だったかどうかは分からなかったけど、それっぽかった)で解説。〈蝶々夫人〉にいくつも日本民謡が使われているのは知ってはいたし、聴いてもいたのだが、こうやってオリジナルと比較なんてなかなか聴けない。この方、歌声も本当に綺麗で、安定している。加えて、この日は〈奴さん、姐さん〉の舞つきで、いろんな芸を満喫させてもらった。ちょっと、これから追っかけてみたい。

トリは、初めて聞く春風亭柳之介さんの〈付き馬〉。通りの良い声に、歯切れのよい話しっぷりだ。男前の風貌で、こちらも十二分に楽しませてもらった。

良い、連休の中日であった。

 

2024年4月30日

 

(夜の部 途中から)
瞳ナナ マジック
昔昔亭桃太郎 結婚相談所
春風亭笑好 動物園
ねづっち 漫才
三遊亭遊馬 転失気
柳亭楽輔 風呂敷
桂小すみ 奴さん姐さん
春風亭柳之介 付き馬

 


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春爛漫の日比谷公園

2024-04-19 07:32:33 | 日記 (2012.8~)

週末の野川・武蔵野公園がとっても素晴らしかったので、お客様訪問の途中、日比谷公園に立ち寄り、都心の春もほんの一瞬楽しみました。

丁度、木々に新緑の若葉が芽吹き始めたところ。これから毎日、表情が変わっていくんですよね。

池の周辺の緑も眩しいくらい。

チューチップ畑も。

公園中央の緑地は今全面改修中でフェンスが張ってあり少々興ざめですが、気軽に立ち寄れる都心のオアシスとして、日比谷公園はとっても貴重です。

2024年4月15日

 

 


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春爛漫の武蔵野 @野川・武蔵野公園

2024-04-18 07:41:32 | 日記 (2012.8~)

ついこの間までコートを着て出歩いていたのが、いつの間にか夏の気配さえ感じられる本格的な春となりました。日曜日の朝、春を感じに野川・武蔵野公園に朝ジョグに。


朝7時過ぎの武蔵野公園。犬の散歩に来る人、ジョッガー、朝の散歩・・・、夫々の目的で、朝の新鮮な空気を吸いこんでいます。

こちらは野川公園。まだ陽が低いので木々の影が長いです。


なかなか紫の色が捉えきれていないのですが、息を飲むうつくさです。

 


武蔵野公園から野川沿いに小金井方面へ。枝垂桜の並木道になっています。


音声ファイルが無いのが残念ですが、この辺りは、この季節うぐいすが鳴きます。この日は3羽を視認。


野川公園入口手前の「大沢の里」。この季節、毎年鯉のぼりが上がります。この日、この朝時間帯は無風で、鯉も死んだように元気なし。

眩しいくらいの新緑の若緑、さまざまな鳥の鳴き声、最初は冷たいぐらいだったのがどんどん温まってくる空気・・・自分の感覚をフルオープンにして、感度も上げてゆっくりゆっくりのジョギングは、自分の心身への最高のプレゼントです。

2024年4月14日


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鈴本演芸場、初訪問!

2024-02-26 07:43:32 | 日記 (2012.8~)

初めて上野の鈴本演芸場に足を運びました。

浅草演芸ホールよりもこぢんまりとしてアットホームな雰囲気があります。3連休の初日ということで、冷たい雨が降る中でしたが、8割近くの座席は埋まっていて熱気一杯です。

昼の部、途中からの入場でしたが、落語5席に奇術・漫才・浮世節を楽しみました。落語だけでないのは寄席の良さですね。

昨年の浅草以来の林家正蔵さんが久しぶりに聞けたのは嬉しかった。トリは林家勧之助「中村仲蔵」。人情噺をしっかり聞かせてもらいました。トリを除いては一人当たりの時間は短いですが、いろんな落語家、芸人さんの芸に触れ、久しぶりの寄席を満喫しました。

2024年2月23日 

落語       柳家こゑん           ?

奇術       如月琉   

落語       春風亭一朝           たいこ腹

漫才       ホンキートンク   

落語       春風亭一蔵           権助魚

落語       林家正蔵 ?             

浮世節    立花橋之助          

落語       林家勧之助           中村仲蔵


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2024東京マラソン コース試走(その2:30k地点~ゴール)

2024-02-19 07:20:33 | 日記 (2012.8~)

いよいよ東京マラソンまで残り2週間となりました。昨年暮れに、スタート地点の都庁前から30k地点の明治座までの試走は実施済みなので、この週末は残り30kからゴール地点までの試走を実施。

週末ということもあってか、間違いなく東京マラソン試走というグループ、ペア、個人があちらこちらに見かけます。見ず知らずの人たちですが、途中、信号待ちで目が合ったりすると、お互いにっこり。仲間意識ができるから不思議です。


<午前11時スタート。既にマチネ観劇の方が集まり始めてました>

明治座→水天宮→兜町→日本橋→銀座と走ります。途中、明治屋さんの前を通過。



32k~35kまでの苦しいところが、日本橋、銀座の中央通りですから、ここはかなり背中を押してもらうことを期待。


<銀座4丁目の交差点。和光前。右端に東京マラソンの旗が揺られてました>

34k過ぎで日比谷通りに入って、日比谷公園横を通って真っ直ぐ三田に向かいます。35k以降、一番苦しい所ですが、ほぼ完全に平坦の道なので、なんとか頑張れそうな予感。


<増上寺前(大門横)。東京タワーがすぐそこ>

田町駅前で折り返し、日比谷通りを北上。この日は相当暖かったのですが、それでも芝公園で途中トイレ。トイレマネジメントはどうしようか。


<残り2キロ切って、日比谷通りを右折して、すぐ左折。最後の長い直線>


<東京駅前でゴール!>

とりあえず、スタート~ゴールまで走ってみて、この東京マラソンのコースの華やかさ、楽しさが容易に伺え知れます。東京の歴史的ランドマークをばかりを走り回るコースです。これは期待が高まらないわけがありません。

あと2週間。とにかく体調管理第一、あとは当日の好天気を祈るのみ。精一杯楽しんで走りたいです。

(2024年2月17日)


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全国若手落語家選手権本選に行ってきた @紀伊国屋サザンシアター

2024-02-03 08:00:40 | 日記 (2012.8~)

全国若手落語家選手権の本選なるものに行ってきたのだが、なかなか楽しいイベントだった。

もちろん真打達の芸は素晴らしいのだが、二つ目あたりの若手落語家さんは真剣だし、新作落語など新しい事にもチャレンジしたりして、違った楽しさがある。

紀伊国屋サザンホールでの本選では、勝ち残った4名の落語家がそれぞれ持ち時間20分で落語を披露し、6名の審査員と会場の聴衆の投票で優勝が決まる。審査員は25点、お客さんは1点の持ち点であるが、意思決定に参加できるのは、寄席やホールで聴く落語よりも、真剣度が高くなる。

四者四様の芸でとっても楽しかった。古典をやったのは一花さんだけ。他の3人は新作落語。うち笑利さんは上方落語。予選を勝ち抜いた4名ではあるがさすがに本選ともなると緊張するのか、過去に何度か実演に接したことのある一花さんも、いつもより硬さが感じられたのは気のせいだろうか。順番はじゃんけんで決まっているというが、順番による好不運もあるように感じた。前の人を受けて、まくらでどう自分のペースにもっていくか、瞬発力の世界だろう。

優勝は審査員票、聴衆票の双方で圧倒的な得票を得た吉笑さんが優勝。コロナ期に考えたという自作落語「小人十九」は、「言葉警察」のまくらから一貫した流れがある練りに練られたもの。大笑いの連続で、優勝は文句なしという感じだった。

採点結果の発表、審査員や志ん輔師匠の講評も愛と鞭のコメントでとっても楽しかった。勝ち負けが出る大会ではあるものの、会場はアットホームな雰囲気が満ち溢れていた。ほんわか気分一杯で会場を後にした。

2024年1月28日 @紀伊国屋サザンシアタ

 

転失気 枝平
神に誓って 笑福亭笑利
のめる 春風亭一花
小人十九 立川吉笑
変身 柳亭信楽
火事息子 古今亭志ん輔


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箱根駅伝の5区、6区の一部をランニング

2024-01-13 08:05:45 | 日記 (2012.8~)

想定を覆す青山学院の圧勝で幕を閉じたお正月の箱根駅伝。

正月明けの3連休を使って、1泊2日で箱根を訪れたので、箱根駅伝5区、6区の一部にチャレンジ(今回は6年ぶり2回目)。

コースは前回と同じ小涌谷駅(標高523m)スタートして、芦ノ湖に向かって国道1号線を走り、芦之湯の先、国道1号線最高標高地点(874m)までを往復。距離にして往復で約10キロ。

当日は日中は雲一つない晴天でしたが、スタートした3時45分ごろは山間の小涌谷はもうすでに陽が陰っています。この日は箱根ロープウエイが全区間運休になるぐらい風が強く、走り始めては見たものの、上りの山道に風を正面から受けると、前に進むどころか、後退しかねないぐらいで閉口しました。

久しぶりの箱根山登りですが、2回目となるとどのくらいしんどいかは覚悟ができているので、もう淡々と脚を動かすしかないと半ば諦めモード。カーブ続きでカーブ後の視界が見えず、ストレスなのですが、1回目のような「まだ先が見えないのかよ~」という悲鳴はなく、芦之湯に出るまでは我慢我慢と言い聞かせ、上りました。

やっと、芦之湯まで登り切り、折り返し地点の国道1号最高地点到着。

復路は、これまた、落ちるという表現がふさわしく、上りとはうって変わって、重力で足が意思に関係なく動いていきます。全体重が脚に乗る下りのほうが、上りよりが脚への負担は間違いなく大きい。走るというより、スキーみたいに落ちる感覚だから、これ箱根ランナーのスピードで走った時の恐怖感はちょっと想像がつかないくらいですね。

1時間ちょっとで無事、到着。今回ランニングウオッチを忘れたのは痛恨だったのですが5kで351mを上りきるというのは、なかなか無い。これでも5区の20.8kから四分の一程度の区間を往復したに過ぎず、これを1時間10分で上る5区の選手達ってホント神だわ。

2024年1月7日


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2024東京マラソン コース試走(スタート~30k地点)

2024-01-03 08:00:43 | 日記 (2012.8~)

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

大晦日、午前中で大掃除もひと段落したので、午後は3月に出走予定の東京マラソンの試走にでかけました。まだ脚が全然できてないので、この日はゆっくりのんびりと、走り納めも兼ねて30k地点までをゴール設定。

東京マラソン出走は2015年以来の9年ぶり。前回参加時からはコースが一部変更になってますので、その辺りが要チェックポイントです。14時40分スタート。

【新宿都庁前~上野】
スタート地点は変わらずで東京都庁前。大晦日ということで周辺は人出はまばら。ただ青梅街道に出て新宿駅周辺に出ると凄い人出でした。靖国通りを市ヶ谷に向かって走ります。途中、防衛省前を通って、市ヶ谷に出て、今度は外堀通りに入って水道橋へ。


<スタート地点>


<新宿西口高層ビル街>


<靖国通りを市ヶ谷へ。正面は自衛隊の通信塔か?>

〈ポイント1〉緩やかな下りが続くので走りやすいが、ここはスピード出し過ぎると後半ばてること間違いなし。抑えて走ろう。

水道橋の交差点を左折し、神保町へ。神保町の交差点を左折し、靖国通りへ。小川町を通過し須田町の交差点を左折。途中、50m以上の行列に遭遇し、何かと思ったら、神田薮蕎麦の年越しそばに並ぶ人たちでした。秋葉原を通過し(ここも若い人、外国人観光客で一杯)、上野へ向かいます。この辺りでやっと10k。


<年越しそばに並ぶ人たち>

【上野~浅草】

上野の松屋百貨店で折り返し、中央通りを南下。再び秋葉原を通過し、神田駅横をとおり、日本橋へ。日本橋から兜町経由して、浜町中ノ橋を左折して、浅草に向かって北上。

<ポイント2>水分を補給しつつ走ったためか、寒さもあって早々に上野松屋のトイレを借用。レースの3月上旬もきっと寒いだろうから、トイレマネジメントはよく考えねば。

浅草の雷門や仲見世は既に観光客でどったがえしてました。浅草で折り返し、江戸通りを蔵前1丁目まで南下し、蔵前1丁目の交差点を左折して、隅田川を渡ります。(ここで20k)


<雷門 凄い人です>

<ポイント3>20kまでで上野、日本橋、浅草と相当の応援が期待できそうなエリアを続けざまに通るので、ランナーにとってハイになること必至。応援嬉しいが、これでペース乱れると、後半くるので、10~20kは如何に冷静にマイペースで走れるかが大切だろうなあ。

【両国~門前仲町(折り返し)~明治座(浜町)】

隅田川を渡ると石原1丁目の交差点を右折し、門前仲町に向かって南下。途中、両国の大江戸博物館、清澄公園横を通ります。この辺りは、新コースで追加になったところ。東京都民になって何十年も経つけど、全く土地勘も無いエリアなので、キョロキョロしながら走る。いかにも下町って感じのところ。


<隅田川とスカイツリー>

門前仲町の交差点を左折。ここに深川不動尊、富岡八幡宮と名前は知っている東京でも寺社があり、その門前を走る。既に除夜の鐘、初詣の準備で多くの出店が出店しており、お正月に向けたカウントダウンの雰囲気が満載。私も、名前こそ知れど、全くの初めてのところだったので、ここはちょっと休憩も兼ねて、八幡様と不動尊に参拝させて頂きました。とっても立派なところで、ここはまた別に時間を取って訪れたいところです。



<富岡八幡宮>




<深川不動堂>

門前仲町を出ると、あとは淡々と25~30k地点を走ります。ここ3カ月20k以上のランをしてこなかったので、25k過ぎると脚が棒状態。再び蔵前1丁目に戻って浜町を目指して、明治座の前でゴール!


<明治座前 丁度マチネが終わったところのようでした>

<ポイント4> 靖国通りの下り以外は、基本平坦なコースだけど、隅田川を初め川に架かる橋の前後は坂になっているので、ここを上手に走り抜けたい。

ラン時間は2時間50分ですが、途中、トイレや参拝休憩もあったので、明治座についたのは6時半チョイ前。いや~、東京名所めぐりのこのコース、相当楽しいです。この30k地点を過ぎたあとは銀座を通って、日比谷通りに出て、増上寺、東京タワー横を走り、三田で折り返して、東京駅をバックにゴール。人の途切れるところが殆ど無いのではと予想されます。気持ちの高揚をいかに抑えて走るかが、一番のポイントのようです。

あと2か月の練習モチベーションが相当上がりました。

2023年12月31日試走


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2023年大晦日

2023-12-31 08:59:50 | 日記 (2012.8~)

いよいよ2023年もあと数時間となりました。

今年1年、幣ブログに立ち寄って頂いた皆様、ありがとうございました。

私自身は、公私にわたりいろいろ難題多き1年で、正直かなり疲れた1年でありました。そうした中で、音楽や演劇の鑑賞やスポーツやらでなんとかバランスとってきました。とりわけ、今年秋に20年以上ぶりに訪れた米国東海岸の旅行は、短期でありながらも私自身の過去と現在・未来をつなぐ一生の記念になるもので、無理を通して行って良かったです。やりたいことは迷わずやっておこう、そんなことを意識する年頃になってきました。

来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

 

※仕事納めの後の、今年ラストの皇居ランにて 12月28日
↓ 実際はもっと暗かったのですが、明るく写ってます。








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晩秋の武蔵野 野川・武蔵野公園ラン

2023-12-04 07:34:20 | 日記 (2012.8~)

本格的な冬到来の前に、最後の秋を味わいに野川・武蔵野公園へジョギング。

野川を上って、公園入り。まだ昼下がりですが、陽は低く武蔵野の林を照らします。



銀杏の大木の葉もすっかり黄色に染まっています。

 

そのまま野川公園から隣接の武蔵野公園へ。ススキの絨毯も最終段階でした。空の青とのコントラストが美しい。

 

柿をつつく野鳥。メジロのようにも見えましたが、ちょっと遠いので確証得られず。



武蔵野公園を周回し、再び野川公園へ戻ります。林の横から通る光の筋で、林が光り輝きます。

 

別の銀杏の大木が見事な黄色の葉をつけていました。

 

バーベキュー場ではゆったりバーベキューを楽しむグループがいくつか。

 

この時季の武蔵野、華やかな紅葉と落葉の寂しさのバランスが何とも言えない風情を醸し出します。ジョギングには最高のコースです。

 

2023年12月3日


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渋谷らくご〜下北半島の怪物 三遊亭青森五日間day5〜 @ユーロライブ  

2023-10-19 07:30:20 | 日記 (2012.8~)

私にとっては、3ヶ月連続の渋谷らくご。今月は青森祭り。二つ目の三遊亭青森さんが会期の5日間すべてトリを務めるという、かなりエッジの効いた企画である。これは1回はどこかで見たいと思っていたのだが、スケジュールがなかなか合わず、やっとのことで楽日の公演に駆け付けた。

青森さんのことをサンキュータツオさん(渋谷らくごのキュレーター)がよっぽど買ってるのだろう。毎月、出演がある上に、今回の通しでのトリである。私は9月のしぶや落語で聞いたのが初めてだったが、粗削りでスケールの大きさを感じる若手噺家さんとの印象だった。この日は、5日間シリーズの最終日とあって、会場にも多くのファンが集い、温かい雰囲気にあふれていた。

開口一番は、春風亭一花さん。名前は知っているが、生で聞くのは初めて。とっても歯切れよく、聞きやすい。表情もチャーミングで、表現豊か。

続いたベテラン2人は、ベテランならではの年輪を感じる芸。文蔵さんは9月に続いて連続。自宅に入った泥棒とのやりとりをするお梅の演技の可愛らしいこと。本人のごつい顔とのギャップがたまりません。

八光亭春輔さんは全くの初めて。青森さんに最も噺を教えた人らしいですが、ご本人も渋谷落語初登場とのこと。落ち着いた佇まいから発せられる、独特のリズムに乗った言葉が心地よい。落語の後には寄席踊り、奴さん姐さんもご披露頂いた。

そして、いよいよ青森さん。どこまで本当かわからないが、ご自身の高校時代の恋愛を辿る<マイファーストキッス>。青森さんならではの情熱、パワー、勢いが伝わる演目だった。青森祭りのフィナーレでの、これからに向けた決意表明でもあった。これから青森さんがどう成長していくのかは、とっても楽しみ。

全くの私見だが、落語の後に、おまけで自作の歌を歌うのは賛成できないなあ。落語の「余韻」が覚めるし、正直、歌としての芸としてはまだまだなので・・・。まあ、これもいろんな芸にチャレンジする機会を与えるシブラクのいいところなのかな?

まだまだ落語初心者の私ですが、私にとってシブラクは最も好きな落語の場になってる。来月は9周年記念。応援します。

 

渋谷らくご5日目

10月17日(火)20:00-22:00

「渋谷らくご〜下北半島の怪物 三遊亭青森五日間day5〜」

春風亭一花-粗忽の釘

橘家文蔵-転宅

八光亭春輔-甲府い

~奴さん姐さん~

三遊亭青森-マイファーストキッス

 

来場者数 75名


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9月も渋谷らくごに行ってきた @渋谷ユーロライブ

2023-09-20 13:07:31 | 日記 (2012.8~)

8月に続いて、9月も渋谷らくごに行ってきた。
仕事帰りに火曜日20時から。

9月シリーズの最終日最終公演。真打ち4人組による古典4点セット。
わさびさんの「野ざらし」の釣り模様、文蔵さんの「試し酒」の呑みっぷりに大いに笑った。
日大スキャンダル、ジャニーズ・ネタ、処理水海洋放出など、時事トピックスを上手く取り入れたまくらも上手いし、楽しい。
まだ火曜日なのに、終演10時はちと遅いが、週中にこんな憂さ晴らしができるのは嬉しい。マイ月例イベント化しそう。

主催者発表によると来場者38名とのこと(確かにそのぐらい)。見る方は余裕があって良いけど、興行的にはきついだろうなあ。
落語家さんがとっても近いし、座席は寄席や市民ホールよりも段違いに快適なので、とってもお勧めイベントですよ~
落語お勉強中だし、長く続いて欲しいので10月も行くぞ。

渋谷らくご5日目
9月12日(火)20:00-22:00
「渋谷らくご」

柳家わさび-野ざらし
春風亭百栄-さんま火事
林家鉄平-品川心中
橘家文蔵-試し酒


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