道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
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タクシーチケット

2008年10月21日 23時17分14秒 | ヒトとクルマ
思えばタクシーチケットなんて見た事もないなあ。
バブルも全く縁がなかったし、接待をすることもされることもなかったし。
お昼にやっている「笑っていいとも」をチラッと見たらバブル期にディスコのお立ち台で扇子を振り回していた荒木先生や、なんとかガールの青田典子がバブル当時の事を話していて、最盛期はお金持ちのお客さんから帰りに10万円のタクシー代を貰っていたが、バブルがはじけるとそれが1万円になったって話していた。
伊東四朗が10万円でタクシーに乗ったらどこまで行けるんだ?って聞いていたけど、ホント凄い時代だったんだなぁ。

それを見ながら思い出した。中央省庁の職員がタクシー運転手からビールや金券の提供を受けていたいわゆる「居酒屋タクシー」問題。また大阪市が庁内で行った調査によると平成19年4月から20年5月までタクシー券7万4793枚を職員6352人が利用し、平成19年度大阪市が使ったタクシーチケット代は2億7124万円だった。
どうやらまだバブル気分が抜けていないところもあったようだ。

国土交通省がこの問題を受けて本省職員のタクシーチケットを6月23日から2ヶ月間の試みでチケット使用を停止したところ、これまで月1億円以上のタクシー代が使われていたが、停止により10分の1以下に激減した。これは国土交通省本省のみだけれど、他にも関東地方整備局とか他の省庁も含めると一体幾らタクシー代を使っていた(いる)のだろう?
この他に、野球や釣り道具、ダーツやマッサージチェア、カラオケセット等々こんなもの自分で買え!っていうものまで税金で支出していたことも問題視されたが、本来の事業に関係のないものをどれだけ軽々しく税金を使っているのだろうか。

日本政府の抱える国および地方の債務残高をリアルタイムで表示する財政赤字カウンターというのがある。
http://www.kh-web.org/fin/
これを見ると今現在、1084兆1214億5811万円となっているが、1秒につきだいたい6万円が増えていくので、明日の朝には幾らになっている事か。
1千兆円を超える金額になるともう1億2億はどうでも良い数字に見えてくるが、そういった積み重ねがこんな金額になったのではないだろうか。
子どもの頃1兆なんて数字は使うのだろうか?なんて思っていたが、リーマン破綻では負債が63兆円とか。私が死ぬまでに兆の次の単位「京」が使われることもありるかもしれない。

コメント (2)
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