いつか走って見たかった夕張からシューパロダム経由で三笠の桂沢湖へ。
清水沢の駅なら車が停められるよと聞いていたので、車を停めてそこから自転車で走り出す。
僅かな登り坂のはずだけれどほとんど気にもならないくらいの勾配で順調な走りだし。
ダムを横目にトンネルに突入。延長2キロの内はひんやりどころか寒くて寒くて。
トンネルを抜けると夕張岳の勇姿が広がる。あの頂上はどうなっているんだろう。
立ち枯れた木が不思議な光景に。
アップで見ると尚更に凄い山だ。
約2時間、ちょうど40キロで桂沢湖到着。
三笠と言えばエゾミカサリュウ。
現在では恐竜ではなく爬虫類の可能性が高くなったという事で、恐竜の代表であるティラノサウルスが町民の期待からか、こうして湖畔に設置されてあるが、こんなのがこの辺りを闊歩していた訳ではない。
ルートラボというサイクリングのルートを描いて公開するサイトがあるが、それで予めルートを確認していたら、桂沢湖までは緩やかな登り坂のはずでしたが、あまり苦しい事もなく、25キロからは長い下り坂と快適なサイクリングだったのだが…。
往路で飛ばした下り坂が当然今度は登り坂。おまけに向かい風になりかなりキツかった。
60キロ走ったせいもあるのか足が重い。
シューパロ湖が見える辺りまで来ると、以前ここが夕張の大夕張炭鉱があった鹿島地区だという名残が古い道路などから見て取れる。
街がダムに沈んだ地区は全国各地にあるが、ダムになる前から既に炭鉱閉山で住民の移転はスムーズに進んだと思われる。
それにしても良い天気でこんな日は年に何度あるだろう。
シューパロダムへは国道452号線からではなく、夕張川を渡って3キロ先だという。おまけに通行止めの看板。どーしようか考えてとりあえず行けるところまで行こうと先を進むと長ーい坂道。最後にこれはキツイ。
ダムに入る直前のトンネル前に職員と思われる男性二人が立っていて、雪崩と崩落のために通行止めになっているという。
なるほど、また今度夕張探検に来た時に寄ろう。やはり想像した通りダムの後ろに夕張岳が見えた。
清水沢駅に84.44kmで到着。
帰宅して風呂に入ったら…今日の天気なら当然こうなる。
この時期のサイクリングはお約束。