道新ぶんぶんクラブで小樽芸術村鑑賞会の募集をしていたので、妻に頼んで応募してもらいました。
すると一昨日、当選のはがきが到着! すっかり忘れていたのでこれは嬉しい。特別な仕事もなかったので小樽まで行ってまりました。
小樽芸術村は小樽駅前の銀行街、小樽運河の直ぐそばにあります。
似鳥美術館、アールヌーヴォー・アールデコグラスギャラリー、ステンドグラス美術館、旧三井銀行小樽支店からなっています。
似鳥とは株式会社ニトリの事。応募は1,000人からあり、その内100人が当選したという事で競争率10倍の難関ということだったそうです。
今回の鑑賞会は3班に分かれ似鳥美術館学芸員から説明をいただけました。
最初に旧三井銀行小樽支店で受付した参加者全員でプロジェクションマッピングを鑑賞。白い天井に四季を表現した映像が流れました。
そこから3班に分かれ鑑賞開始となりましたが、私のA班は似鳥美術館から。こちらは全館撮影禁止なので、4階から日本画、洋画、グラスギャラリーはしっかり目に焼付けなければいけません。
知っているところではピカソ、山下清、横山大観、棟方志功、藤田嗣治といった作品が並び、知らない作品も初めて見て良いなと思うものもありました。
一体総額お幾ら万円なんでしょう(^^;
次は芝生の中庭を通ってステンドグラス美術館へ。この建物は大豆の貯蔵倉庫だったそうで、内部の木造は映画インセプションを彷彿されます。
しかしそれ以上に圧巻なのはヨーロッパ各地から集められたステンドグラス。一時、教会を取り壊したりしたことでステンドグラスが売買されるようになったそうで、このように幾つものを一度に見られるのは日本ではここだけとの事。
最後の晩餐。レオナルド・ダ・ビンチが描いたものは横一列になっていたが、こうやって背を向いている人物がいるのは興味深い。
近くで見てもその精密さに驚かされます。
これが一番大きなもので、メインとなるもののようです。ステンドグラスは当時文字が読めない信者にキリスト教の教えをビジュアルで理解させようとして作られたそうです。
「キリスト様、私の作った教会の模型見て貰えますか?」〜的な事を言ってそうな弟子。
再度、旧三井銀行小樽支店へ。
貸し金庫室。1965は愛着の数字。
作りは日銀と似ているように思います。
生憎の雨で外でゆっくり建物を鑑賞…というのは出来ませんでしたが、内容に圧倒されました。
本当に良かった、また機会があれば行きたい♬