地域の色んな団体に所属していますが、大抵予算があって会費を集めたり研修や会議費用に…大抵は飲食代になったりします。
まあ元々は自治体などからその団体・委員個人が報酬として貰ったものですが、その中から親睦会費なんかを払ったり。また活動する委員に現金で配ったりしてはいけないとかもある。なんで? と思うけれどそういう事で飲食に使ったりとなる訳ですが、それも単年度で精算できればいいのですがやっぱり残って繰越金となります。
1万円や2万円なら兎も角、数十万円になるのもザラで時には町内会だと百万単位になって時折市内のどこどこの町内会で使い込みがあったとか耳にします。
数万円でもそんなことをしようものなら信用はガタ落ち、その地域にいられなくなる事もある様で。まぁやっていることは泥棒、横領なんで当然ですが。
話を繰越金に戻すと様々な団体、町内会に始まって色んな委員会、協議会がありそれぞれお金が集められて研修やらお揃いのユニフォームを作ったりしても毎年使い切れないお金があり、繰越金として次年度に託されますが、これ都道府県・全国のレベルで見るとそこそこの金額になっているんだろうなと毎年思います。
しかしそれは使われない流通しないお金で無駄だなと感じます。
使わないのになんで金を集めたりするんだろう。必要最低限のお金でやりくりできないものなのか。税金も一緒かもしれないが。
年寄りの感覚なのかなんでも溜め込むのが好きなんじゃないかと。繰越金も少なくなると不安なのかもしれないがそれはお前の金じゃないからね。だから何かっちゅーと買いだめしちゃうのかな。
そんな団体も少し若い世代が入ってくるとそういう事をおかしいと思う人も徐々に増えてきて、何か大会や研修に行った人には交通費を支給したりするようになってきたり、その金額も増額したりするようになってきた。会計さんも処理するのは大変かと思う。
それでも会費を払う方も払う方で何に使われているかをもっと興味を持ったり、こんなに余るなら最初から取るなって考えたりしないのかな。
まあ、その色々ある団体も人手不足もあるけれど、そもそも同じような団体が必要なのか? って議論も仲間内ではしたりする。あと10年したら本当にやり手がなくなるんじゃないだろうか。
にしても、私個人としては無駄な事には1円も払いたくないのです。
そんなことを思っていたら今回の米騒動、備蓄米です。
政府が備蓄米を市場に出したはずなのに市場の価格は下がらず、それも出回っているのかないのか。
JAが落札してガンガン安く市場に出すものと思ったらそんなにJAは甘くない、しっかり抱え込んで価格を下げないように努力しているらしい。
当初備蓄米を放出するっていうから小売にどんどん売っていくのかと思ったら、仲良しのJAに買って喜ばれているようで。
使えないような米をなんでいつまでも抱え込んでるんだかさっぱり分からない。
それも備蓄するには倉庫の管理費用で相当なお金がかかっていると経済学者の高橋洋一さんがおっしゃっていた。
繰越金と備蓄米がなんとなく似ていると思ったこの頃なのです。