道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
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歩車分離と自転車

2008年10月09日 22時14分51秒 | ヒトとクルマ
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札幌市内中心部は駅前通りを中心にかなり歩者分離式信号が増えてきた。
これは歩行者と車両の交差を無くすことになり、歩行者が横断していないので車両が横断歩道手前で停止することがないので渋滞が緩和され、最も重要なのが歩行者が青信号で横断していても右左車に巻き込まれることを防ぐことができる。
市内中心部の道路では歩行者も多く、これが有効な交差点が数多くあるようだ。

しかし、自転車に乗る機会が増えるとこの歩車分離式信号は安全なのか? と思い始めた。
自転車の場合、信号機は歩行者用信号を見ることが多いはず。自転車は基本的に車道を走ることになっているが、『交通の教則』には(人の形の記号のある信号は歩行者に対するものですが、自転車も信号機に「歩行者・自転車専用」と表示されている場合はその信号機の信号に従わなければなりません)とある。
実際、歩車分離式信号の交差点では、自転車は歩行者用信号を見て通行している。

実はこれが結構危険なのだ。歩行者だけなら安全なのだけれど、歩行者の合間を縫って自転車がスピードを出して走行している。歩行者対自転車も危険なのだけれど、自転車同士も恐い。本来スクランブル交差点以外では斜め横断は禁止なのだが、歩行者用信号が全て青なので、歩行者も自転車も前後左右斜めに横断しているのが現状で、自転車を真っ直ぐ走行していても左からも右からも、時には斜め前から後ろから走ってくる。みんな各々注意はしているのだが、若い子は反射神経を過信してかかなり乱暴な運転も見かけられる。
歩道を走行中の自転車と歩行者の衝突事故が増えているようだが、歩車分離式信号の交差点もこれから充分注意しないと自転車同士の大きな事故が起こりそうだ。
いや、もしかするともう起きているのかもしれない。

コメント
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