子どもからお年寄りまで福祉のため、ボランティアといいながらプルタブを集めている。かと思うと先日の北海道新聞の記事よると、ごみ集積所に出された空き缶などを回収する「抜き取り」が横行して、札幌市のアルミ缶回収量が減り売却額も減収、住民からは苦情が出ているが、規制する条例もなく市は頭を抱えている。アルミ缶の単価も去年頃からキロ140円以下から170円を超えるほど急騰しており、それに伴って抜き取りをする人も300人を超えてきたという。
その抜き取りをしている人達の多くが社会的弱者と言われる人で、札幌でも冬を越すホームレスの人数が増えている。同様に抜き取りは全国的な問題となっているが、大阪や沖縄ではホームレスの支援活動をしている団体もあり、空き缶回収用のゴミ箱を設けて回収し、給料として金銭や活動費に充てているところもある。
札幌市は高い費用をかけてごみ収集のトラックを揃え、運転手は北海道職員より高い額の給料を貰って資源ごみの回収をしている。抜き取りをしている人達が300人いたとしても一人の空き缶売却益など大した額ではないだろう。彼らは無職で定住する場所もない人も多く、生活のために空き缶回収をしている。不正に生活保護を受けている家庭がある一方、なんとか自力で生活しようとしている人を市は条例などで規制し切り捨てようというのだろうか。
考えるに抜き取りではなしに、彼らを認めて資源ごみの回収と同時に街の清掃をしてもらい、一定額の給料を支払い、定住できるようになるまで支援することができないだろうか。資源ごみ収集を民営化すると考えれば高額を貰っている今の職員よりずっと人件費が減らせることになる。取り締まるより共存する道もあるような気がする。
動物園や福祉施設に車椅子を贈るためプルタブを何年もかけせっせと集めるのもいいが、今目の前に困っている人を助けてあげる事ができるなら、プルタブを引きちぎるより、そのままアルミ缶をこういった人に渡すのも社会福祉だという考えはできないだろうか。
清掃予算が削減でき、ホームレスの支援、街の美化と一石三鳥。という訳にいかないかな?
その抜き取りをしている人達の多くが社会的弱者と言われる人で、札幌でも冬を越すホームレスの人数が増えている。同様に抜き取りは全国的な問題となっているが、大阪や沖縄ではホームレスの支援活動をしている団体もあり、空き缶回収用のゴミ箱を設けて回収し、給料として金銭や活動費に充てているところもある。
札幌市は高い費用をかけてごみ収集のトラックを揃え、運転手は北海道職員より高い額の給料を貰って資源ごみの回収をしている。抜き取りをしている人達が300人いたとしても一人の空き缶売却益など大した額ではないだろう。彼らは無職で定住する場所もない人も多く、生活のために空き缶回収をしている。不正に生活保護を受けている家庭がある一方、なんとか自力で生活しようとしている人を市は条例などで規制し切り捨てようというのだろうか。
考えるに抜き取りではなしに、彼らを認めて資源ごみの回収と同時に街の清掃をしてもらい、一定額の給料を支払い、定住できるようになるまで支援することができないだろうか。資源ごみ収集を民営化すると考えれば高額を貰っている今の職員よりずっと人件費が減らせることになる。取り締まるより共存する道もあるような気がする。
動物園や福祉施設に車椅子を贈るためプルタブを何年もかけせっせと集めるのもいいが、今目の前に困っている人を助けてあげる事ができるなら、プルタブを引きちぎるより、そのままアルミ缶をこういった人に渡すのも社会福祉だという考えはできないだろうか。
清掃予算が削減でき、ホームレスの支援、街の美化と一石三鳥。という訳にいかないかな?