小学6年の次男の卒業式。
朝から雪が舞い散る空に足下が悪くて、おめかししてくる女の子は可哀相だなあと思いながら式辞の練習を2回程やって家をでました。そう、来賓としても出席するので、PTAを代表して挨拶をしなければならないのです(**;
校長室に入ると早めに着いたはずなのに、すでに連町の会長・副会長が来ていて少々焦りました。
式が始まり卒業証書の授与が始まりました。今年の卒業生は110人ほどと、うちの学校は年々子供が減少しています。私が卒業した学校は当時その倍くらいはいました。時間を延ばすためではないでしょうが、一人一人証書を貰う前に進学後の目標を一言言います。直前にインフルエンザで学級閉鎖になり、あまり練習ができなかった割にみんな堂々と言えてました。回れ右はちょっとぎこちなかったけれど。
証書を貰って自分の席に戻る時にちょっとしたハプニング?がありました。クモが現れ、子供が歩いてくる動線上に止まってしまったのです。気が付かないで歩いてくる子に踏まれそうになるのを前の席の子達が注意したりして、言われた子が何事か戸惑ってしまったりしましたが、10人くらい過ぎた頃どこへか去って行きました。ほんの数人しか気が付かなかったことですが、ちょっとハラハラしました。
校長先生の話が終わり、私の出番が来ました。今年で3回目となるのにやっぱり直前には鼓動は高鳴ります。始めての時ほどではないにしろ、平常時の倍くらいは鳴っているのかも。それも立ち上って礼をしてからはもう落ち着くのですが。今回の内容はちょっと遊び心を入れて、子供達が生まれた平成6~7年にあった出来事を話してみました。イチローの200本安打、向井千秋さんが日本人女性初の宇宙飛行士にとか、プレステ発売とか。阪神淡路大震災とサリン事件はあえて言いませんでしたが(^^;
その後恒例の児童の「よびかけ」があり、中で卒業生の女の子が詩を朗読する場面がありました。あと数行というところで声を詰まらせながら読む姿に他の女の子も涙が込み上げてきたようで、あちこちで涙を拭う姿がみられました。来賓席のはじっこに座ってる私にはその姿がすぐ近くに見えるものだから、こちらまでウルウル、ジワ~~っときてしまいました。
なんとか目をこすらないように、必死に涙が溢れないように堪え、できるだけ泣いている子を見ないようにしました.
辛かったなぁ~(^^ゞ やっぱり歳と共に涙腺は弱くなるんですかねえ。まっ昔から別れの場面は苦手だったんだけど(笑)
ともあれ、無事にまた一人卒業させる事ができました。…あと一人かあ~(><