自転車に乗って散歩的に名所を見て歩く事をポタリングということを最近知りました。今回支笏湖へ目指し自転車を走らせましたが、もうあちこち見て楽しむなんて余裕はないので私の場合はサイクリングとさせていただきます(^^;
昨日はツールド北海道の模様をテレビで放映していて5日間で合計760kmを走破していました。これに合わせて市民のレースもあったようで随分自転車ファンも増えているんだなあと感じました。美幌町ではデュアスロンというマラソン20km、自転車80kmを走る大会が開かれており、スケートで鍛えた友達も参加していました。以前は合計100kmなんて絶対ムリ!と思っていたが、タイムを考えなければできるかも?なんてバカな事も考えられるようになった。でも以前やっていた友達はスケートで鍛えた立派な太腿をしていたので、あれを見ただけで気持ちが萎えそうです。
さてサイクリングです。気温は17℃くらいなのでちょうど良いくらいかと思ったが、服装はどうするかちょっと悩んだ。今までのサイクリングではかなりの汗をかいたので着替えは余分に持った。まず発寒の自宅を9時に出発、街中を抜けるだけで1時間はかかるなと思っていたら、藻南橋までちょうど1時間、予想通りだ。普段見ている藻岩山の反対側が豊平川の向こうに見える。
問題はここから。距離は約30kmくらいだけれど、かなりの坂道だということは3年前にウォーキングのイベントで支笏湖まで歩いた時に身にしみていたが、脚力がない自分には延々続くと辛い。
登り坂は主に3カ所だけれどそれが長い!最も軽いギヤでゆっくり登っていくのが私には精一杯。その横をウェアを着込んだロードバイクの方々が『シュパー』って感じで走り抜けて行く。なんで坂道をあんな早く(**)アッと言う間に見えなくなっていく。あれは自転車のせいではなく鍛え方が違うとしか思えない。ヒーヒー喘ぎながら下を向いてペダルを踏む事が多くなるので、下に落ちてるドングリが目に入る。時には停まって水を飲んで休んでいると木の上にキノコが生えているのを発見。ん~?なぜあんな所に?
何度目かの坂道を超えた時恵庭岳が現れた。お~もうあんな近くに。これでまた少し近づいた。でもこの辺だったろうか、ウォーキングの時前を歩いていた人が足をつったかで動けなくなったおじさんを友達と助けたのは。歩いても辛い登り坂だったからなぁ。オコタンペ湖の分岐を過ぎた所で最後の登りが終わり一気に支笏湖までの下り。恵庭岳を右手に見ると少し噴煙が昇っている。
ついに車やバイクで来た客で賑わっている支笏湖のポロピナイに到着~♪ 家からちょうど4時間、やっぱりこんなもんか。天気は雲が多く風不死岳も後ろの樽前山もかすんであまり綺麗ではなく少々残念。それよりやっとついた支笏湖だけれど、さっきの下り坂を今度は登るのかと考えるとあまり達成感を感じられない。
思った通り12分で降りた坂を56分も登るのにかかった。とても一気に登れないので次はあのガードレール、次はあの標識とちょっとずつ目標を決めて休み休み登っていたが1時間とは(>
行きより40分ほど早く札幌芸術の森に到着。水も無くなったのでちょっと立ち寄ると「日本のクラフト展in SAPPORO 2008」をやっており、先日メタルアートファクトリー魚々子で見た作品も展示してあって、つい30分も芸術の森をブラブラしてしまった。あのぴっちりしたサイクルウェアだとウロウロしてはちょっと恥ずかしいだろうなぁ(^^;
あとはまた札幌市街を走って自宅到着~。9時に出発して帰りは6時になってしまった。ロードバイクに乗っている人たちはこの半分以下で帰って来ちゃうんだろうなあ。
結局、自宅から支笏湖まで往復90kmにも達した。100kmまであと少しかぁ。