相変わらずみみずは苦手ですが…。
今泉みね子さんの「クルマのない生活」が面白かったので『みみずのカーロ』を読んでみた。
みみずと言えば土を食べて土壌を改良するという、とても環境に良いというイメージがある。去年の環境総合博ではみみずの糞から作った有機肥料を貰った。
この本でもみみずの話しばかりでなく、柱となっているのはドイツのフライブルクに近いメルディンゲンという小さな町の小学校、メルディンガー小学校のシェーファー校長先生が子どもと行った、環境教育と言えるようなちょっとした取組みだった。
最初はゴミの埋めて地ができるという計画からゴミを減らそうと、ゴミの勉強を始めた。しかしこれでは何も変わらないことが分かり、子ども達に学校のゴミ箱にゴミを捨てた人は15円払う事を宿題にした。当然、日本の親と同様、先生の家にはカンカンに怒った保護者から電話が鳴り続けた。
しかし、毎日学校で捨てていたアルミホイル、空き缶やビニール袋を作るためには15円がかかっていて、今まで学校で捨てていた量は一年で中古車一台を買えるお金になっていたことを先生は説明する。
それから子ども達はパンや果物は弁当箱に、飲み物はビンに入れて何度も使う子どもが増えて、二週間後には使い捨ての容器や包みを使う子どもはいなくなった。
次に登場したのが「みみずのカーロ」。ガラスに仕切られた箱にカーロと、土と砂と落ち葉とコーヒーかす、プラスチックやガラスのかけらなど入れ、カーロがこれらを食べて土にするものと、土にならないものを子ども達の目で確かめる。
こうやって子ども達は先生、街の人と一緒に木を植えたり、畑を作ったり自分の目で理解し、行動しながら自然と環境を学んで行く。
決して環境教育はこうだ!と提言する訳でもなく、押し付けるものでもないので、とても素直に受け入れることができる。2500人ほどのこの街の取組みをそのまま都市部に持って来れる訳ではないが、みみずが食べられないものを散々放出している事をどう考えるかというのは大変重要かもしれない。
でもやっぱり…、みみずは苦手(^^;
今泉みね子さんの「クルマのない生活」が面白かったので『みみずのカーロ』を読んでみた。
みみずと言えば土を食べて土壌を改良するという、とても環境に良いというイメージがある。去年の環境総合博ではみみずの糞から作った有機肥料を貰った。
この本でもみみずの話しばかりでなく、柱となっているのはドイツのフライブルクに近いメルディンゲンという小さな町の小学校、メルディンガー小学校のシェーファー校長先生が子どもと行った、環境教育と言えるようなちょっとした取組みだった。
最初はゴミの埋めて地ができるという計画からゴミを減らそうと、ゴミの勉強を始めた。しかしこれでは何も変わらないことが分かり、子ども達に学校のゴミ箱にゴミを捨てた人は15円払う事を宿題にした。当然、日本の親と同様、先生の家にはカンカンに怒った保護者から電話が鳴り続けた。
しかし、毎日学校で捨てていたアルミホイル、空き缶やビニール袋を作るためには15円がかかっていて、今まで学校で捨てていた量は一年で中古車一台を買えるお金になっていたことを先生は説明する。
それから子ども達はパンや果物は弁当箱に、飲み物はビンに入れて何度も使う子どもが増えて、二週間後には使い捨ての容器や包みを使う子どもはいなくなった。
次に登場したのが「みみずのカーロ」。ガラスに仕切られた箱にカーロと、土と砂と落ち葉とコーヒーかす、プラスチックやガラスのかけらなど入れ、カーロがこれらを食べて土にするものと、土にならないものを子ども達の目で確かめる。
こうやって子ども達は先生、街の人と一緒に木を植えたり、畑を作ったり自分の目で理解し、行動しながら自然と環境を学んで行く。
決して環境教育はこうだ!と提言する訳でもなく、押し付けるものでもないので、とても素直に受け入れることができる。2500人ほどのこの街の取組みをそのまま都市部に持って来れる訳ではないが、みみずが食べられないものを散々放出している事をどう考えるかというのは大変重要かもしれない。
でもやっぱり…、みみずは苦手(^^;