ちえりあ映像フェスタに向けての映像を製作しておりましたが、本日ナレーションを入れて完成しました。
しかしその最後のナレーション録りでちょっとしたハプニング。
挿入するナレーションをどうするか? と考えていて、前回は頼む人も居ないので私が自分で吹き込んだのですが、できれば小学生くらいの子供に話してもらえたら良いものになるんじゃないかと思いました。
それで発寒小学校の学習発表会に行って、劇の中でいい声の子はいないかなと考えながら観覧していたら、声の高さも張りもイメージ通りの声の子がいました。
後日担任の先生を通して、その児童に内容を説明して貰ったところ、ちょうど川の勉強をしていたり環境にも興味を持っているとのことで良い返事を貰い、月曜日に録音をする予定でした。
ところがその朝、学校からインフルエンザの為学級閉鎖になったとのメールが届きました。まさかその子のクラスじゃ…と心配しながら学校にいってみると、そのまさかで当の子もインフルエンザにかかって休んでしまったとのこと。
学級閉鎖は今月いっぱいで、作品の締め切りも今月いっぱいの30日。
さーて、どうするか? で考えたのが、盆踊りの太鼓を叩いてくれた仲良し3人組にお願いする事に。急遽下校前に集まってもらい、内容を説明するとやる気になってくれて、ナレーション原稿を3人で分けて読んでくれる事になりました。
本日、授業が終わって集まってきた2人。…え? 2人? もぅ1人は? 聞くと、具合が悪くて休んだという。え〜インフルじゃないよな〜と心配すると、そうではないらしいので一安心。
じゃあ、ナレーションはどうする? と思っていると、既に2人で交互に読む事を打合せしてきたと言う。ほほ〜やるなあ♬ そういう対応能力も頼りになる子たちだ。
学校の放送室を借りて、機材はiPadとスマートフォン。アプリでもしっかり録音できるのだからすごい時代です。
小学5年生くらいでどの程度の漢字が読めるんだろう? と予め難しいと思われる字は平仮名で書いておきましたが、寒月橋とか、投網というのは読めない〜というので、ふりがなを振って対応。
何度か噛んだりしてホンの少し録り直しはしたものの、聞きやすい声でとても上手に話してくれました。頼んだかいがあったな〜と、とても嬉しく、子どもの可能性は無限大〜なんて感じました。
きっと来年の学習発表会は主役級で活躍するんじゃないだろうか。
無事ナレーション録りが終わり、帰宅して映像にナレーションを重ねる。ある程度長めに録音して、編集で細かくカットしてそれぞれの位置に声を合わせていきました。なかなかイイんじゃないか? なんて自画自賛♬
エンドロールとタイトルを入れて完成です。タイトルは最後まで悩んで、結局すごくイイって思えるものは閃かず、無難な「サケのふるさと」にしてしまった。
ネーミングの能力が欲しいです。このタイトル、「サケのふるさと」はサケの泳いでいる方向の左から右へ。「琴似発寒川」は川の流れと同じ右から左へ流れて行くのが気に入っています。iMovieに入っているものですが、ちょうど良いタイトルがあって良かった。
子ども達のおかげで、ちえりあ映像フェスタに今年も出展することができそうです。
子ども達への連絡をしてくれたり、放送室を温めてくれた先生方にも感謝♬ 感謝です。