小学校の全校朝会でスクールガードと交通安全指導員が児童に紹介されました。
私は一応どちらも兼ねて居ますが、普段はスクールガードのジャンパーを着ることはないので、交通指導員の制服で出席。
学校からはプロジェクターを使って校区内の危険箇所、注意箇所の説明をして子ども達に注意喚起をして、その後に教頭先生から17年前に小学校の児童が不幸にも自動車事故で亡くなった時の話をしました。
当時教頭先生は事故に遭った子の担任の先生で、お母さんから電話が来て直ぐに病院に駆けつけたけれど亡くなってしまい、その時のお母さん、お父さんの憔悴しきっていた様子を話してくださいました。
また、この日の為にそのお母さんから児童たちに向けて手紙を書いてくれて、教頭先生が代読しましたが、私もその事故の事もお母さんの事も知っているので話を聞いているだけで涙が出ました。
私がPTAの役員になった時も事故現場の信号機を歩車分離式の信号にしようと署名活動を続けており、集まった署名を西警察署に当時の校長先生と届けた事もあり、PTA役員を引き受けたのも児童を交通事故の犠牲にならないようにとの想いでした。
昨年小樽ドリームビーチ近くで起こった女性3人が死亡、1人が重傷を負った事故では被告があろうことか発寒在住の男でした。
子どもを守るという事だけでなく、大人への交通教育が必要だとつくづく感じさせられます。
その後は、スクールガード3名、指導員3名で普段校区内で見守りをしている場所を子ども達に伝え、それぞれ車や不審者に気を付けてと話をさせてもらう機会をいただきました。
本当に子どもを交通事故に遭わないよう、もっと考えなければいけないと思わさせられた朝会となりました。