アーノルド・シュワルツェネッガー10年ぶりの主演映画~!
予告編でも「年かな」って言葉が出るように、やっぱり見た目も年をとったな~ってのは仕方ないし、ちょっと太めになって寂しさもあるけれど、やっぱり存在感は抜群だろう。
俳優になって当初はただのムキムキって感じでセリフも少なかったけれど、よくぞここまで凄い俳優になったものだ。
「ラストスタンド」って~直訳すると最後に立ってる!って事?
「最後の砦」ってよく言われる言葉が英語にするとラストスタンドなんだな。
移送中の麻薬王で凶悪犯のコルテスが仲間の手引きでまんまと逃走。追うFBIを時速400キロもでるという、モーターショーで盗まれた怪物マシン・コルベットZR1でメキシコへ逃亡しようとするコルテス。
真っ暗闇でも暗視カメラで走行できるZR1で、FBIのヘリを難なく振り切る。
立ちはだかるのは国境の小さな町ソマートンで保安官をしているオーウェンズ。彼は過去にラスベガスで麻薬捜査官をしていたが仲間を失うという大きな傷を抱え、静かな週末を楽んでいた。
何年も犯罪らしい事も起きていないその静かな町で農夫が殺される事件が発生。麻薬王コルテスとの関係があるのか、刻一刻とコルテスが町に迫り、その仲間も最新鋭の武装で国境突破を援護する。
オーウェンズと副保安官たち5人で町を守る事ができるのか~。
ま~久しぶりのシュワちゃんアクションだったけれど、デッカい拳銃はやはり様になる。けれどかなり残酷シーンもあって当然ながらR-15指定。
しかしカーアクションも凄い迫力でやっぱりシュワルツェネッガーがこうじゃなきゃって思わされる映画。
しかしまあアメリカの映画では犯人を移送中に逃げられるけれど実際はねえ。
これほど組織化された凶悪犯というのも現実にはないだろうし、今回の度肝を抜くようなコルテスを助ける方法というのもまあ無理だろうし、こんな銃撃戦があったら流石のアメリカも銃規制に乗り出すかな?というほどなんで。
今回の試写会はHTB主催で、札幌プラザ2.5で昔の東宝プラザ。
やっぱり劇場だけあって画面も大きいし音響も最高。共催ホールとはやっぱり違いを見せつけられる。
最初の司会を若い女性のアナウンサーが担当していたのだけれど、
「親知らずを抜いたばかりでほっぺたが腫れていますが、気にしないでくださいね(^^ 」とちょっと和やかにさせたかったのかなぁ~と思うけれど、軽く滑ってたみたい。
言わなきゃ誰も分からんて!と2列目の近くで見ていた私がそう思いました。
映画は分かりやすいしシュワちゃんも見れるし、何も考えずスカッとしたいって人にはオススメでしょう。