南無煩悩大菩薩

今日是好日也

たんりょく。

2004-10-25 | 日日是好日。
こりゃ もっと はらに力入れんかい われぇ!
なにやとんじゃおまえ。どないもこないもあるかい!
いてこましたるぞ しゃんとせんかい このぼけ! かす! どあほ!

このように、かわちのおっさんが。もの申すときは、力がありながら出し切れない、有望で親愛なる弟子や後輩へのエールである。

おへその奥の中央下部あたりに「丹田」という胆力の源があるらしい。
ここに力を蓄えられる人間は、大成するという。
男であれば、緊張したり恐怖を味わっているときに、金の袋 が縮んでなければよしとする。
(*個人差があるのでこの大きさ具合は注意が必要)


胆力。
 たんりょくがなければ
       智謀や才知も
          しょせんは
            猿芝居にすぎない。
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南無観自在。

2004-10-25 | 日日是好日。
心眼を磨かなければいけない。なむかんじざい。
さまざま。おりおり。こもごも。の人間と接する機会の多い人は、磨かなければいけないし。磨かれる。何か事が起こる度に表出される森羅万象。

常にいい人はいない。立場、状況、背景、遺伝子や生い立ち、などなどにより、人は嘘もつくし、逃げもする。
心根を見抜く眼力がいる。
腹黒いおとなしさ。下心ある謙虚さ。臆病さを隠す勇気。忠誠心のない見せ掛けの懸命。
わたしにも、あなたにもどこかに内包されている。問題は、陽にでるか、陰にでるかである。

心眼を磨くためには、自らも律しないとうまくない。かんちがい。まちがい。きちがい。のえらいことになる。  
これを  ちがい法権 という。

(*一部不適切な表現がありましたことお許し下さい。)


自分の大切な部分を守りぬく。完全主義を目指さない。沈黙の大切さ。自己抑制の美しさ。相反する考えをあわせもつバランス感覚。
攻めてはならない。軽んじてはならない。傲慢になってはならない。威張り散らしてはならない。見通しがなくてはならない。独占してはならない。
というような、教えを重んじようとする態度が、まちがいを防ぐだろう。

自由自在に物事を観じるためには、基本中の基本がある。
「だいたいやねぇ。自分のお頭でやな。理解でけへんようなもんにやね。近づかんちゅうことですわな。」

近づくのは 近づくべくして 近づくのである。

天災でもない限り、それは一人一人にかかっているのである。
だから天災は痛ましい。

南無観自在。たれ。
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