南無煩悩大菩薩

今日是好日也

とうげんきょう。

2004-10-26 | 日日是好日。
桃源郷。

漁師が

桃林の奥の

村に迷い込むと

それは俗世間から

隔離された 仙境だった

桃の 妖妖たり 灼灼たり 其の花。


秋雨  らしい秋雨肌寒し さてさて ぽつぽつ いきますか。

その酒。桃源郷。
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風が吹けば桶やが儲かる。

2004-10-26 | 日日是好日。
風が吹くと。
地埃が舞う。
すると、地埃が道行く人の目に入る。
埃が目に入ると、失明する人が増える。
失明する人が増えると、働ける事が少なくなるから、三味線を習う人が増えてくる。
すると三味線の需要が増えるので、原料の皮が足りなくなり、猫を捕って売る人が増える。
猫が捕られて少なくなると、天敵のいないネズミが増える。
ネズミが増えると、桶をかじられる被害が増える。
かじられた桶は、直さなければいけないから、みんなが桶屋に持ち込む。
だから、風が吹くと桶屋が儲かる。

むちゃくちゃな論旨ながら、ほぉー。とつい思ってしまう愚を冒す事は、日常にしばしば見られる。一理あるやないかいと・・。

こういうことをいうのは、相対的なお偉方に多い。公権力の界隈の住人や、何か理由がおありでその地位を守ろうとする人々。ペテン師や詐欺師はもうちょっとうまいことを言うだろう。

考えさえすれば、どう考えてもおかしいやろう。ということはよくあることで、先入観やしきたり、自分へのへんな自信、逆の劣等感などから、思考を停止してしまうことが、人間にはあるらしい。

だから、税金をこう使う。だから、制度はこうする。だから、必要なんだ。だから、仕方なかった。だから、もうそのことは済んだこと。などなど・・。

そうか・・。とおもったらあきまへんで。
ちょっと自分の頭で、考えてみること。

風が吹くと、脇を占めて、腰をかがめて、飛ばされないように、反応するでしょ。
それで進みましょう。その先には自分自身の凱旋門が待っているはずです。
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