南無煩悩大菩薩

今日是好日也

よちょうにあそぶ。

2010-02-27 | つれづれの風景。

ちょうちょちょうちょなのはにとまれ、なのはがあいたらさくらにとまれ。

か。


あ。せや。さくらもあったほうがよろしいから、載せといたろ。



これで、とまり放題やね。

はなからはなへと、とまれよあそべ、あそべよとまれ。

と。


ちょうちょっと早いが、春めいてきましたなぁ。
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あこがれの点検。

2010-02-26 | 有屋無屋の遍路。

リジリエント(不死身)型と呼ばれる組織の形態があるそうです。

一貫した戦略を持ち、しかも変化に迅速に対応できる組織のことをそう呼ぶようです。


あるものをころころ変えずに、あるものをころころ変えられる集まりを組み立てられれば、不死身に近づけるということです。

問題は、そのあるものを尋ね、見つけ、引きつれ、認め、共に楽しむことができるかどうかというところにありそうです。


一人の人間は、不死身にはなれませんが、組織形態は一定程度不死身性を持つことができるといえます。

不死身とは死なないことです。
とすれば、死ななくてはいけないような分限を超えた「あこがれ」に肩入れをしないということが、ヒントになるような気もします。


水がある形に動くのは、動く理由があります。
その理由がなくなったとき、水はすぐさまもとの姿を取り戻します。


需要に沿って生きていく。



ははは。僕は不死身だ。
小さいころあこがれた、そんな華麗で逞しいヒーローも、実はずいぶんと地味な人だったのではないかと、思うようになっている今日この頃です。


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好きに生きる。

2010-02-25 | 有屋無屋の遍路。

植物学者は、植物を好む。

動物学者は、動物を好む。

経済学者は動機を好むという。


さまざまな学問の体系は、人の興味、好みの分類でもありそうだ。

そういえば、世の中では、植物の好きな花屋さんとか、動物の好きなペット屋さんとか、経済の好きな詐欺師とか、解剖の好きな藪医者とか、興味好みを仕事にしている人は、幸せそうだ。

そういえば、社会統計学の好きな警官が、家宅侵入して女性のパンツを収集分析していたりもする。
年代と傾向や、地域的居住性による整合比率、花柄と無地の割合分布などしていたのだろうか。


どうも、興味や好みというものは、うまく管理すれば、すばらし貢献をするが、自分の思うがままに任すと、馬鹿になるようだ。

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時を過ごしつつ。

2010-02-24 | つれづれの風景。

何も得られなかったことにがっかりして諦めてしまわなければ可能性はある、

続けることである日突然何かがわかるのだ。

精神的なスタミナが必要だ。

他人よりがんばることでいいことがある、

しかしほとんどの人はそうなるまえにあきらめてしまう。

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どっちにいこう。

2010-02-23 | つれづれの風景。

道標は方向を示す為にあります。

向こうから来たのであれば、あっちに向かうだろうし、あっちから来たのであれば向こうへ行こうとします。

問題は、ここで立ち止まって迷ってしまった時です。


迷っているときに闇雲に方向を決めるのはよくない選択です。

体力と時間の浪費がここに生じます。

山岳冬山登山などにおいて気の迷いは、死に直結するものです。



じっくりすわりこんで思いを巡らせてみよう。

食料はどうですか。天候はどうですか。上りますか下りますか。

人の思考や行動においての道標は、その仮定を自らにおっ立てるしかないようです。


よくここで間違いは起きる。

しなければいけないやりかたよりも、やってきたやりかたを優先したり、よい仮定を立てるよりも、自分に都合のいい仮定に流されたりするのです。



さて、どっちにいこう風が吹く。


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鳴かぬなら。

2010-02-22 | 有屋無屋の遍路。

人は内面を態度という形で、他の人に訴える。

充実感や不平感や順調や不調や喜び悲しみといった、それそのものの反応を現す場合もあれば、おおざっぱやきっちりしている、尊大や卑屈などの対応を現す場合もあれば、緊急時やピンチの時の態度のように、その本質を現す場合もある。


ある程度の付き合いになれば、いくら取り繕ったとしても、態度というものはその人を隠せるものではない。

どこかで、露見し、受け取られているし、また自分も他人から受け取っている。

人は、その他人の態度が、気に入ったり気に入らなかったりしながら、コミュニケーションを採る。

態度の気に入らない人は、私が気に入らないだけで、本人は気に入っているのだと思う。


つまり、「態度」とは、人がある対象に対して抱いている信念の体系を見せているものだろうし、一定程度永続性のあるものである。


だから、理詰め強引にいくらその態度を改めさそうとしても無理なことである。

またそのばしのぎで、改めようとしても無理なのである。


もしその態度が思うに任せないものなら、取り繕いに精を出すのをやめて、信念をひっくり返すか、ひっくり返されるしかないのである。


自分を置いたままで、とってつけた、
「はい。これからはちゃんとします。」
まずもって、そのような言葉とその「態度」を安易に信じて安心してはいけない。


態度とはすべからく相対的なものである。

しかるに、自分も対象も変わらずに変えることはできない。



鳴かぬなら鳴いて見せようホトトギス。


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唯我独尊。

2010-02-20 | 有屋無屋の遍路。

男は言った。
「水鳥は、空に在れば空を飛び、水に在れば水を泳ぐ。これ水鳥の楽しみなり」

もう一人の男が言った。
「あなたは、水鳥ではないのに、あなたに水鳥の楽しみはわからないのではありませんか」

男は答えた。
「君は、私ではないのに、私に水鳥の楽しみがわかることをわからないとなぜいえるのですか」と。



水鳥は、水鳥であり、事実は変わらないが、人は認識によって事実の意味を変えられる。

つまるところ、天上天下の万象は、各々個人を映し出す鏡のようなもので、私たちは万有の中に自分の姿を見るに過ぎないのかも知れない。

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ひとり来て。

2010-02-19 | つれづれの風景。

見渡せば 花も色香もなかりけり

澄ませば覚ゆ 遠く鳴滝

-無山人-

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風になりたい。

2010-02-18 | つれづれの風景。

わたしは、風になりたい。

別に風になって、好きなあのこのスカートをめくってみたい訳ではない。


今日はよい天気だ。


風は太陽をエネルギー源としている。

地球の陽の当たる側で大気を膨張させる太陽は、陰となって冷え込んだ大気を収縮させる。

川や山、氷山といった蓄熱される温度が違う様々な陸地と、陸地よりも長く熱を保つ海には温度差が生じる。

これが大気の流れ「風」を生み出している。


陽と陰で生み出される風は、その元となる陽と陰のことには、頓着しない。


そんなふうに、私は暮らしてみたいと思ってみるのである。


風になりたい、ということは風を想いたいと思っているのかもしれない。


どこの馬の骨とも出所のわからない風で竹が揺れている。
風が揺らしているのだろうか。
風に揺られているのだろうか。


しかし、今日はよい天気だ。
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先駆導者たち。

2010-02-17 | 有屋無屋の遍路。

釈迦は悟りを得るのに7年の苦行を積んだ。

キリストは7日間の断食で悟りを得た。

たしか。

釈迦は王族の家庭に育った。

キリストの親父は大工だった。

たしか。


ワットは、1769年に蒸気機関を発明した。しかしその70年ほど前に別の人間が特許を持っており、更に別の人間がその18年前には蒸気機関の設計を残している。

たしか。

エジソンが1879年に発明した白熱電球は、その38年前に他の人々が特許をとった白熱電球の改良版だった。

たしか、ライト兄弟の有人動力飛行機も、モースの電信機にも、その他諸々の発明者にも同様の先駆者たちがいた。


約700万年前に猿から分かれた祖先が、今の私たちのようになったのは5万年くらい前からだともともいわれる。そしてここ数千年で飛躍的な進化を遂げている。

文字が発明される前から、私たちが今知ることのできない膨大な数の先駆者たちがいてまたその先導者たちがいたことだろう。

私たち個人の命は長くは無い。短いものを長くする試みがいる。
先駆先導の知恵は多いに借用するほうがいい。またそれはいくら借りても返さなくていい財産だ。



マタイの福音書にこんなくだりがある。

「招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない」
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とってとられて。

2010-02-16 | 有屋無屋の遍路。

撮る人を撮る。


被という冠がつくものに、被写体や被害者、被告人、被疑者などがある。

なになにされる、こうむるという意味合いがある。

ということは、主体となるものがいる。

撮影者や害を及ぼしたり告発したり疑う側の存在があるということである。


誰にでも簡単になってしまっている可能性がある、それが主体側であろうと被の側であろうと。

むしろ自分を「被」というものの立場に置いてみることで、思い至る改善や、慎むべき言動や、救われる間違いもきっとあるだろう。

人のふりは、自分のふりを思うよい機会でもある。

間違った主体性を信じ込んでしまわないよう気をつけたいと思う。


私は撮る人を撮ったが、もしかしたら私も誰かに撮られていたかもしれない。
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薄日薄氷。

2010-02-15 | つれづれの風景。

うすゆき うすび うすごおり

はかなくも あわきものなり


さからしくもなく いばってもいない

いそがず あわてず

ゆっくりとゆっくりと そのおもむきかえるものなり


はからずも おくゆかしきふぜいなる
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四の五の。

2010-02-13 | つれづれの風景。

つい、しのごの、あれこれとぐずぐずとたらたらとしたりされたりする。

四の五のと、そんな一度にぎょうさん言われても覚えられんし、考えられんわけよ。

あれもこれもと思うから、しのごのしてしまう。

四の五の言わんといちにのさんで、もっとシンプルにいこうや。


観てみなさい。夕日のこのシンプルな美しさ。
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スキンシップ。

2010-02-12 | つれづれの風景。

逆光で顔は見えないが、

ボンは、ヒーローを夢見て、

オトンは、責任感と期待感の甘酸っぱい思いで、

たぶんとてもいい顔をしている。


確かにあった佳き体験、そんなまぶしい記憶を呼ぶことが誰にでもあるでしょう。

順行よりも逆光の、時に想いだすだろうもの。

スキンシップの想いで。

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違いない違い。

2010-02-10 | 酔唄抄。

いつかはソフト帽、ボルサリーノの似合う男になりたいと思う。

そう思うのは、そうなりたい物腰の目標にできる人がいるからだと思う。

その人に限らず、私が幸せだと思うのは、さまざまな「私と違う人たち」と親交を深められることに恵まれていることだ。

20代から80代まで、老若男女、異業種、異文化、異宗教、成功者から下積みまで、人の種類や位や性癖までも違う人の本音の部分に触れ、自らに思うところを見つめるチャンスに恵まれている。

そしてそういう人の中から懇意となり、お互いが勉強になる関係が結ばれると、飲み友達となる。


私にとって、そういう機会を与えてくれるのが、酒場であり、一緒に酒を飲むということである。

いつぞや、私はフーテンの親父に呼び止められ、路上でコップ酒をご馳走になりながら語ったこともある。

また、ずいぶん昔にマグロ船の親分や船員と、キャバレーを借り切って飲ましてもらったこともある。

まったく酒を飲まない人とでも、私だけはよく飲む。

もし私の人生に、そのようなめぐりあいがなかったなら、雑巾みたいなものであったろう。

別に酒飲みにならなくてもかまわないが、私の場合は酒がすべての縁談に役立っているようだ。

いやきっとそうに違いない。


自分と違う人と出会ったら、チャンスと可能性に気付くべきだ。
才能のある自分と、才能のある彼らが、さらに才能のある
「自分たち」
になれることを知っておくべきだ。-スコット・ペイジ-


才能の程度は別にして、違いに気付くことが、大事なことに違いない。

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