南無煩悩大菩薩

今日是好日也

小粋にシャンゼリゼ。

2012-06-30 | 閑話休題
(photo/source)

マダム 私のワゴンでお送りしましょうか?

嬉しいわ、あなたに送ってほしかったの。

では、参りましょうか。


なんとなく粋である。

ただ、いきかかえりかはわからない。
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晴れて花菖蒲

2012-06-29 | つれづれの風景。

ゆくすえは 水無月の縁 はしりぬけ

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希望のひと。

2012-06-28 | 世界の写窓から
(photo/LIFE)

昨日6月27日はヘレン・ケラーの誕生日だそうだ。

たぶんヘレンさんのものだと思うが、こんな言葉が私のメモにある。
「わたしたちは、50年間の長きに渡る経験により、もっと大きな翼を賜るだろう そして わたしたちは表層的な生から身を引き、わたしたちが持つ すべての 感情、想像力、才能と、わたしたちに探求され、求められることを 待ち受けている 大きく広がる世界とが 調和しながら一つに溶け合うところへと むかう。」

この人ぐらい老いても若くしても男であれ女であれを問わず、神秘的な強靭さを持って広く地球に希望を与えた人間という生物も少ないのではないだろうかと思う。

人の可能性、その時々の寛容と克己に無限の希望という灯をともした。



おめでとう ヘレン・ケラー

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つわものどもがゆめのあと

2012-06-27 | つれづれの風景。

なにげない風景だが、手前の山が安土山だと聞かされると、のっけから感慨深い被写体となる。

桃山時代の城のきらびやかな記憶も今は安らかに土となる。

つわものと言える時代はことごとく過ぎ去る。


中年や遠く実れる桃の山

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光景に会話を想う

2012-06-26 | 閑話休題
(photo/source)

にいちゃん

なんや?

海の水はなんで塩辛いんやろ

おまえなめたんか?

うん。さっき。

それでや。

・ ・ ・・・ ・ ・
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そんなはず

2012-06-25 | 世界の写窓から
source/flickr)

夜道の一人歩きには気をつけることですな。

脅しの常套句だが、たとえ訓練された軍人でも見知らぬ人に背後から敵意を持って四六時中狙われたら、逃れる術はないだろう。

山本五十六元帥は見抜いていたようだ。アメリカ本土は絶対に侵略できない、もし上陸できても国民は竹槍ではなくライフルを持っている、つまり女子供に至るまで背後から我々を狙うだろうと。

脅されることにはある程度の逃げ道がある、例えば1億円払うとか。
だが脅されずに恐れることはなかなか難しい、それには分析力と想像力がいる。
平たく言えば、愛する人に何故かトリカブトを盛られたりすることを避けるスキルである。
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昭和の大人たち。

2012-06-22 | 世界の写窓から
(© Shigeichi Nagano 1961)

怒涛の復興と発展により、世界の中でメキメキと頭角を現す日本経済、先人のバトンを引き受け、牽引したのが60年代の働き盛りの大人たち。

もはや戦後ではない、写真はある証券会社の社内研修の修了式。よく見ると後ろではバイオリンとチェロだろうかバスだろうかカルテットが生演奏を行っている。

水を得た乾いたスポンジのような時代、奏でられた曲はどのようなものだったか、想像のやまない一枚である。
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昭和の子供たち

2012-06-21 | 意匠芸術美術音楽
(© Ken Domon Museum of Photography 1953)

お父さんはおるんか?


写真の頃はまだ、戦争で父親をなくした子供達も大勢いた。

そんな時代の子供達が食い入るように紙芝居を見ている。

じっとみているとじんわりと伝わり流れるものががある。

後に残すということ、そのままを伝えるということ、よい仕事というものを教えられる一枚。
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汝、敵を愛せよ。

2012-06-20 | 世界の写窓から
(source/winston churchill quotes)

君には敵がおるかね?

失敗をしたことがない人間は、何もしてこなかっただけだ。

敵のいない人間も同じようなものだろう。

人生にはどうしても立ち上がらなければいけないときがある。

それがわかるなら、君の人生はGoodだ。
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とてもクール

2012-06-19 | 世界の写窓から
(source)

暑い夏の日 七歳の少女が雨の中 涼んでいる

あれこれ を厭わず おいそれ を厭わず 

全身全霊で 涼んでいる

完璧な方法で 涼んでいる。

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孔雀の教え。

2012-06-18 | 世界の写窓から
(original unknown)

進化生物学には性淘汰説というものがある。
自然環境に適したものが繁栄繁殖する自然淘汰の中で、異性に好まれるような男前、女前に見せかけることで進化したものを性淘汰というらしい。

雄の孔雀の豪華絢爛な尾羽も、それを維持できるだけの生活力と精力があるよ、ということを雌に見せつけているようだ。

しかしだ、例えばイタチの一種を孔雀の群れの中に放すと、尾羽の大きく派手な雄は残らずイタチの餌食になり、つがいになるのは本当に生きる力のある雄だけが雌のもとに残るという。

もてなかった男が一瞬にしてハーレムを手に入れるのだ。

栄枯盛衰の根っこのようなものだなと思う。
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戸外にて

2012-06-16 | つれづれの風景。

あまりにもやすやすと存在している。

心地よい風、草木の薫り、鳥の声、

青葉の茂り、花の彩り、生き物の気配、

さまざまなやさしい刺激は、あまりにもやすやすと存在している。

楽な姿勢で、機知に富み、愛情を湛えた感覚を受け取りに戸外に出でる。

これらのものは、だれにでもすべて無料で手に入る。

すばらしいものが、あまりにもやすやすと存在している。
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混在する社会。

2012-06-15 | 古今北東西南の切抜
(切抜/LIFE)

1968年6月14日号のライフ誌の表紙。
同年6月5日に暗殺されたロバートケネディ上院議員がありし日に美しい海岸線をジョギングしている。

勝者のいないベトナム戦争のテト攻勢やキング牧師の暗殺などもこの年で、社会が「統合失調症」に罹っているようだと論調にある。


昨日までの日常がある境をもって、断絶する、もしくは終焉を迎えるということは、無常の世においては致し方は無いのかもしれない。

しかし、無体不条理むなしすぎるほどの無力を覚えさせられる理由のない被害の強要、そんなふうに人を危める事件が起ると、やりどころの無い怒りを私は持つ。

そう今、私は怒っている、おこっているのではなく、いかっている。たぶん血圧は上がっているだろう。

そして、血圧を下げるためにこんな話を想いだす。
精神病院に自分は神だ神だと吹聴する男が入院してきた。すると古株の患者が彼に近づきこういった。
「わしはお前をつくった覚えは無い」
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0番ステイション。

2012-06-14 | つれづれの風景。

サングラスの好きな人ならレイバンと読むかもしれないが、私はゼロバンと発音したい。

火打石を打つと火花が飛ぶが、それまで火はどこにも無かったように、無から有が起る。

ゼロにも、駅というものにも、同じような響きがある。

目的地に拘らず、来た列車に乗ってみようか、それも悪くない考えのように思う。

のるもすきずき、とるもすきずき、

わたしのような者は、なに鉄というのだろうか。
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よしきりと

2012-06-13 | つれづれの風景。

好しよ限(きり)よと とりさえするに

これよきりよが ままならぬ
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