一筆口上申し上げます。
不肖、南無煩悩大菩薩
におきましては一巻の終わり。
https://musanjin.hatenablog.com/ に移動とあいなリました。
長年の御贔屓おありがとうございました。
よろしければ今後とも御笑覧いただければ僭越至極勿怪の幸いでございます。
令和七年八月吉日 無山人無屋 拝
一筆口上申し上げます。
不肖、南無煩悩大菩薩
https://musanjin.hatenablog.com/ に移動とあいなリました。
長年の御贔屓おありがとうございました。
よろしければ今後とも御笑覧いただければ僭越至極勿怪の幸いでございます。
令和七年八月吉日 無山人無屋 拝
必ズシモ福ヲ求メズ 禍無キヲ以テ福ト為ス
必ズシモ栄ヲ希ハズ 辱無キヲ以テ栄ト為ス
必ズシモ寿ヲ祈ラズ 夭セザルヲ以テ寿ト為ス
必ズシモ富ヲ求メズ 飢エザルヲ以テ富メリト為ス
ー言志四禄より
幸せかどうかはわからんが、不幸ではないことを喜んでいる。
名誉とは無縁だが、恥ずかしくはないとおもっている。
いつまで生きるかわからんが、若死にはしていない今がオメデタイ。
富は羨むけれど、今も呑めているだけで私はジョウトウ。
この世界にいでいる君よ。
吟じ馳せるはまだ見ぬ人よ。
春有百花秋有月 夏有涼風冬有雪
若無閑事掛心頭 便是人間好時節
楽しく幸福に暮らせ。そうして君の能うだけ多くの他人を幸福にしてやれ。そうやって長く生きるのだ。それでよいではないか。
爺はとにもかくにも嬉しくて堪らぬ。
(photo/source)
言うまでもないが、私たちの日々を送るの理想が安心(あんじん)にあるのは間違いない。
この安心(あんじん)とは、私たちの精神が寂然不動の位置に落ち着いて、決して物事のために迷動しない状態を指す。
この心持を妨げるものに「疑(うたがい)」という悪い作用(はたらき)をするものがある。
疑いは疑いを重ねて迷いを生じ、迷いは迷いを重ねてついに心を攪乱して、生々世々立命のなかに安心することができなくなる。
疑心と安心はトレードオフの関係にある。
(netsuke/Skeleton Astride a Skull)
盥から盥に移るちんぷんかん
の一句を残して小林一茶は他界した。その一茶、ある時大名に「俳諧の話を聞かせよ」と所望され、
「花鳥風月、およそ目に映ってくるもの、ひとつとして俳諧でないものはございません。しかし、下情に通じないで、風流をおもちゃにする貴顕の方には、到底、俳諧はわかりますまい」と不愛想に答えた。
話し終わって礼に二両を贈られ、しぶしぶ受けて帰ろうとするとき、思い出したように同道していた名主に対し、「おお、忘れておりました名主殿、せっかくのお心づけに対して、お世辞を言うのをつい忘れて・・・」と一句、
うぐいすや御前にでても同じ声
ー引用/鈴木魅「一話一訓趣味と修養」より
いささかついには貴も賤も富も貧も男も女もシャレコウベ。
産湯のたらいから御棺のたらいまで、如何に落ち着くたらいまわしのちんぷんかんぷん。
Dark Vampire Music - The Vampire Masquerade | Waltz Music