なむぼんのうだいぼさつ。
煩悩すなわち菩薩。心のざわめきである煩悩と向き合うこと。これを悟りという。
はたして ぼんのう とは何か。
バッサリ。と適当に思えば。
感情あればこそ、うまれるもの。いわば、脳細胞の不協和音。ヒト科生物の宿命。
目があるから、色(形あるもの)を追う。追われる。
耳があるから、声(聞こえるもの)に左右される。
鼻があるから、香(におうもの)についていったり、遠ざけたりする。
舌があるから、味(みとめるもの)にかたよりが生まれる。
体があるから、触(表面的なもの)によって、デレデレしたり、シャッキリする。
たくらみがあるから、あれやこれやと理由が必要になる。
ひとりではないから、大好きよあなたとか、この悪党などと、判別をおこなう。
生きているから、現在・過去・未来をついつい考えてしまう。
いたしかたない。
いかんともしようがない。
なくならないのである。無くしてしまうと、わたしも、おなくなりになる。
こんな私が嫌だとおもっても。オー人事オー人事はできない。
べらぼうめ。これがおいらの花道よ。と煩悩をありがたがるしかないのである。
南無煩悩大菩薩。
煩悩すなわち菩薩。心のざわめきである煩悩と向き合うこと。これを悟りという。
はたして ぼんのう とは何か。
バッサリ。と適当に思えば。
感情あればこそ、うまれるもの。いわば、脳細胞の不協和音。ヒト科生物の宿命。
目があるから、色(形あるもの)を追う。追われる。
耳があるから、声(聞こえるもの)に左右される。
鼻があるから、香(におうもの)についていったり、遠ざけたりする。
舌があるから、味(みとめるもの)にかたよりが生まれる。
体があるから、触(表面的なもの)によって、デレデレしたり、シャッキリする。
たくらみがあるから、あれやこれやと理由が必要になる。
ひとりではないから、大好きよあなたとか、この悪党などと、判別をおこなう。
生きているから、現在・過去・未来をついつい考えてしまう。
いたしかたない。
いかんともしようがない。
なくならないのである。無くしてしまうと、わたしも、おなくなりになる。
こんな私が嫌だとおもっても。オー人事オー人事はできない。
べらぼうめ。これがおいらの花道よ。と煩悩をありがたがるしかないのである。
南無煩悩大菩薩。