南無煩悩大菩薩

今日是好日也

草蘇鉄。

2006-05-30 | 日日是好日。

個体発生は。系統発生を繰り返す。

その形態には、その形態を取らざるを得ない理由がある。

その機能によって形態は変化するものらしい。

そして形態に共通点があるということは、何がしかの発生状況やその背後の事情にも似通っている点があるのだろう。


ある形態を見て、ある思いを持つ。
ということは、その固体をみて、その系統をイメージするせいかもしれない。

その形態に興味津々になるのは、そのバックボーンにある種の憧れに似たものを持つから。
なのかもしれませんね。


好きな顔。嫌いな顔。なんていうのも案外そんなとこだったりしそうです。

人という生き物の固体変化も。
生きた系統の発生をなぞっているのかもしれませんぞ。



草蘇鉄には草蘇鉄のやんごとなき理由の上でこの形態なんだろうなぁ。
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逝く。

2006-05-28 | つれづれの風景。

逝くとは。斯くの如きか。昼夜を問わず。


逝く。

行く。

往く。


何処へいく。


子供を見て。来した逝くをみる。

親を見て。往きし逝くを見る。

連れを見て。行きし逝くを見る。


古今東西。

南北左右。

人の草木の禽獣の。逝くを。例えるは水か。


なんぼのもんじゃい。

水に託す。逝くに託す。


おもろいなぁ。人。
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踏まれても。

2006-05-27 | つれづれの風景。

どないでっか?

わしら。踏まれてますわ。


踏み台でんな。

ええんちゃいますの。それで。


あんさんはええがな。ちゃんと踏まれて。
わし。よこむきでっしゃろ?

そういやぁ。・・・あたた。辛そうでんなぁ。


そうですわ。もう長いことこの体制で・・。
・・・しかし。あんさん前向いててよう私の体勢見えますなあ。

・・・。あんたこそ。長いこと私の横顔見てて飽きますやろ。


ま。しゃあないわなぁ。・・手がしびれてきましたわ。

我慢しなはれや。わしらのこの下積みがやがて花咲かせますわ。

そうでんな。信じまひょ。


・・・しかし。がんばりおもろい顔してまっせ。あんさん。

お隣さんこそ。人のこと言える顔でもありませんやん。


ははは。

ははは。

これはこれで。楽しいもんでおますわな。


・・・・・・・。

うん。これぞ。成仏。

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強竹。

2006-05-22 | つれづれの風景。

ぐんぐん!伸びることよりも。

ぐねぐね!と伸びる強さよ。

楽に流されず、辛さを自ら引き戻す克己。

あっちでもない。こっちでもない。苦悩。

綺麗ではないが。力強い美しさ。


綺麗な顔のボクサーは、打たれ弱いとも言われる。

色男、金と力は無かりけり。とも言われる。

ま。程度の問題でもありますが。

・・・。


うっとりするのは。

がんばった分だけ強くなった姿。

竹に教えられる想い。

我らが行く末の羨望。


しかし。

この竹。割ってみたい。

どのような。

竹を割ったような性格。に行き着くのでありましょうや。
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頭数。

2006-05-20 | つれづれの風景。

もし。

もしもし。

もし頭数が合わないようでしたら。

ここにも一つおりますが。


あ。およびでない。

これはまた。失礼いたしました。


5月20日は決算の日。

数だけあわせりゃいいってものでもないのであります。

ん。しからば。いざまいろう。
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後姿。

2006-05-18 | 日日是好日。

後姿を見て育つ。

とはよく言われることでございます。

姿態のことではございません。

何もかもひっくるめた姿がそこにございます。

それなりの嘘のない姿とでも申しましょうか。

仮面で隠さない姿勢とでも申しましょうか。



答えも教えられるより観て感じて探した方が見つかるようであります。

教えられるとどうしても多少眼が曇るのでございましょう。



経験を自分のものにする。のにどのような按配かと申しますれば。

押し付けられて覚えるのは10%

観て覚えるのは20%。

聞いて覚えるのは30%

観て聞いて覚えるのは50%

実際にやってみると90%は覚えている。らしいのでございます。



石の上にも3年とは。

観て聞いてやって(生きて)みて。3年ということでございましょうか。

ともすれば人生7~80年。20数回は答えのチャンスが巡っておることになります。

後姿とはその間の生き様が出てくるものでもありましょうや。


・・・・・。


この石仏さんは齢400年の後姿。


自分は生きた分だけの後姿になっているだろうか?

見た目じゃないのよ。


問題はだ。自分の後姿は見えないんだなぁ。

これが。

振返っても見えないってことよ。

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牛耳る。

2006-05-17 | 日日是好日。

ぎゅうじる。

牛汁ではありません。耳の話。

果たしてどのような意味か?


漢の時代の戦国武将たちは、それぞれの思惑から集散離合を繰り返したという。

ただ、盟友の契り。同盟の暁には、牛の耳をそぎ、滴る血を盃に受けお互いが飲み干す事で、その証拠としたのら。

あ。したのだ。

日本で言う血判状や、義兄弟の杯、のようなものなのら。

あ。なのだ。


しかし。なぜか日本には違った意味でどうも渡ったようだ。


相手を牛耳る。

地域を牛耳る。

政界を。団体を。会社を。・・・・牛耳る。

・・・なぜか、悪(わる)じゃのう越後屋。のような響きがある。


本来の意味に立ち戻ってみるのも一興かもしれない。

権力の座に就こうとする者は、それにまつわる人達に対して、牛耳る誓いを明確にするのら。

あ。のだ。


なぜなのらってか?

牛耳る。ことなく牛耳るような人はですね。
戦国武将よろしく、簡単に裏切り、変心、謀反、反故を起こしやすい。のら。


あ。のらいぬ。のようにですね。

犬になってはいけないのです。牛なのであります。


牛耳るような力のある人ほど牛の誓いがいると思われます。

牛の歩み方に ブレ は無いのであります。
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蜜月。

2006-05-16 | 日日是好日。

互いに惹かれあう甘美な関係の時。

全ての時間が2人のために。ハニームーン。



蜜のように甘い関係とはなんぞや?

とんと色気とは関係のない私が思うに。

その関係性が蜜月。なら多少は判る。

慕いあう関係。

協力し合う関係。

利用しあう関係。

はては。騙しあう関係まで。

ポイントは。

互いのどちらかだけが得をしないこと。

得をするチャンスと。損をするリスク。は同等であろう。

損も得もお互いにトレードし合う関係。が肝要なのだ。

片方だけが利益を得られるような関係は、やがては成り立たないのだ。

結局破局。


自然はうまくやっている。
すこぶるうまくやっている。

いたるところ蜜月だ。


果たして人間はどうも考えすぎるきらいがある。

嫌い。が帰来する。関係上の機雷なのでる。

もとい。


我々は、どんな関係を結べるのだろう。

それは蜜月になりうるだろうか。

気をつけよう甘い言葉と暗い蜜。
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水上。

2006-05-14 | 日日是好日。

おなじ。時刻。おなじ。場所。

水上。

水中とは違う世界が営まれている。

世界とは斯様に多様だ。

我々の知っている世界とは。

我々が知っているだけの世界でしかないのよ。
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水中。

2006-05-14 | 日日是好日。

おなじ。時刻。おなじ。場所。

水中。

水上とは違う世界が営まれている。

世界とは斯様に多様だ。

我々の知っている世界とは。

我々が知っているだけの世界でしかないのよ。
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大仏と小禿。

2006-05-13 | つれづれの風景。

いやはや。

大仏さんの頭髪一枚ほどの禿頭。

なんまいだ。

なんまいだ。

なんまいだいぶつ。

まったくもって。

でかいのであります。

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命立由縁。

2006-05-10 | なんとなく落書。

命を立てる由縁とは何ぞや。

人は何故にそう考え想うか。

人を騙すことはできても、自分を欺くことはできない。

由縁とは己が神との契約であろうか。

いやいや。

知らずともよいが確かめねばなるまいて。


それ。命を立てる由縁なり。

・・・。

仁。
二人。と書く。
先輩後輩だろうが、朋輩だろうが、恋愛同士だろうが、袖すりあう二人だろうが、親子兄弟だろうが、なんにせよ人2人が関係すると、そこには暗黙のルールが生まれる。そのルールを尊重し騙し欺くことの無いのが仁。だと言わっしゃる。
つまりが、思いやりのルールであろうか。

信。
人の言葉。と書く。
吐く言葉は信じられるものでなくてはならない。その言葉を、信じられ、信じることができるからこそ相手を信じられる。これなくしてそもそも人間関係なぞ成り立つものではない。と言わっしゃる。
つまりが、騙し欺かない言葉のルールであろうか。


しかしだ。

よくよくつきとめるならば、仁と信はアンビバレンツ(反対同義語)の様相も呈しておる。

仁を尊べば信ならず。
信の厳守が仁ともならず。


「バカな代表にお前は馬鹿だという。」
信ではあるが仁に沿うものかどうか。
・・・仁に厚いメンバーでよかった。

「セクハラ禿親父なのにぜんぜん親父臭しませんねぇ。」
仁ではあるが、信とは考えられない。
・・・あなた!臭いわよ!とよく言われる。

かなり下世話な例えではあり申すが・・。

もとい。


聖人君子。と言われる人達も、全てにおいて聖人君子だったわけではないだろう。
差別的発言も多く残されている君子や、下のほうはまったくだらしなかった聖人もいらしゃったようであります。

ただ。

命を立てる由縁に関しては偉大であった。
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連灯篭。

2006-05-08 | つれづれの風景。

灯を灯(とも)す。

という行為の季語としては、やはり夏が似合う。

日本家屋のひんやりとした座敷と灯篭の風景。


涼を誘う引き水に眩しく光る昼の灼熱。

風鈴の音もさわやかに唱和する虫たちとの夜。

迎え灯。送り灯。



夏にはまだ早いよ。

灯篭が連なってそう喋りかけてくるようだ。


在りし者の。なき者へのイコン。
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蓮華。

2006-05-06 | 日日是好日。

・・・花咲く 娘たちは 花咲く 野辺(のべ)で ・・・。

・・・蓮華の 花の首飾り

・・・ やさしく 編んでいた

おお 愛のしるし 花の首飾り ・・・・。


ちゃうでしょ。菊やったでしょ。
タイガースはんの歌は。

おお。六甲おろしやな。

なんや?そのおろし。健康にええんかい?

・・・ほっとこ。


はい。蓮華の咲くたんぼは健康にええのです。

農薬を使うと蓮華は咲かないのです。

蓮華はやがて、たんぼの肥料になります。


おお。愛のしるし。蓮華の花畑・・・。

ええ日和であります。
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植中有禿。

2006-05-06 | つれづれの風景。

絵としては邪魔ですな。

まぁ。えがな。堅いこといいなさんな。


しかしなんでんなぁ。

真綿に抱かれるより。

ふくよかな胸に埋まるより。

植物に囲まれるのもええもんでっせ。

こうなんちゅうか。

気持ちが、プラント しまんな。


・・・やっぱり。邪魔やわ。あんさん。
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