らく。

若いときの苦労は買ってでもしなさい。

といわれてきた。

その意味がやっと分かった。


もう若いとはいえないのだが。

しかしだ。

先輩はまだまだたくさんいらっしゃる。

若輩者であるからにはだ。

わかってきたのならしなければならないのだ。

ん。

しかしだ。

わかっていることと出来ることには大きな差があることも。

わかってきたようでなにやら情けないことでもあるのだ。


日本の長寿記録保持者の故「泉重千代」翁はいったのだ。

確か120歳の誕生日のインタビューでこういった。


問　：　好きなタイプの女性はどんな方ですか？

重千代翁　：　・・・・年上の人じゃのう。


・・・・・！！！！


楽ばかりしようとしてはなりませぬ。

楽は楽だから楽を感じるのではないことは確かなんだっぺ。

反省。

座右の銘。

いつも身近に置き、範とすべき考え。

その由来は、崔子さんだといわれる。

崔子玉座右銘断簡。

「人の短を道（い）うこと無かれ　自分の長を説くこと無かれ」

という断簡が残されている。

かの空海さんも揮毫している銘文であります。



しかし。言葉には常に同義・反義というものがございまして。

人の短を突き己の長を説かねば収まらぬことも多い。

裁判に勝つとか。折衝をうまく行うとか。

しかしだ。


勝つことよりも。むしろ何故勝負が必要になったのか？

うまくやらなければいけないような理由がどこにあるのだ？


との反省は大事なように思われる。


崔子さんの全文が残されていたならと残念であります。


人は必ず間違いを犯す。

しからば。

頭を冷やしてみて考える。鑑み省みることのすすめ。

を座右に置く。

崔子さんはそう考えたのではなかとでしょうか？


頭寒足熱。

深山宝在。

深山に宝在り。


人の行く　裏に道在り　花の山。

忠。

ちゅう。

迷ってはなりませぬ。

信。

しん。

あきらめてはなりませぬ。

災い転じて福となす。

よきかな。よきかな。

辛抱達磨。転じて　金剛吼菩薩となる。

厄落。招福。

西暦2006年。
平成十八年。

よきとしでありますよう。

れい。

礼。
失っしてはなりませぬ。

大事の心。覚書。

ぎ。

義。
欠いてはなりませぬ。

じん。

仁。
忘れてはなりませぬ。