南無煩悩大菩薩

今日是好日也

利便性の勘所。

2015-02-28 | 古今北東西南の切抜
(photo/source)

コンビニエンス・ストアがスーパー等より値段は高くても発展・増殖してきたのはその名の通り「利便性」の追求にある。

例えば、

‘消費者がコカコーラ一缶を買う場合、スーパーやディスカウント店なら、それは24缶パックの一つとして購入され価格は25セントだ。

ところが同じ消費者が、夏の暑い日に公園にいて喉が渇けば、一缶2ドルの冷えたコーラを自販機で迷わず購入する。

700%の価格プレミアムが生じるのは、商品そのものが優れているからでも差別化されているからでもない。

顧客は「24缶パックを忘れず買っておき、一缶だけ取り出して残りをしまう場所を探し、その一缶を一日中持ち運び、喉が渇くまでどうやって冷やしておくかを考える」必要がない事である。

つまり利便性が向上しているのだ。’(切抜/Harvard Business Reviewより)

研究開発、広告戦略、営業活動ももちろん大事だが、そこに‘利便性の向上’なくしてコストパフォーマンスに秀でることは難しい。

勘所は、あるプロフェッサーのこの一文にありそうだ。

‘事業領域を製品や技術や標準産業分類によって分けるのを止め、事業の核心は顧客の創造にあることを常に思い起こすように。’
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出口はわきまえておこう。

2015-02-26 | 世界の写窓から
(design/source)

イグジット・プラン、いわゆる出口戦略といわれるものがある、

失敗認定にせよ成功認識にせよ、撤退にせよ進展にせよ、出口をどうするのかが事前の肝要であり当該時の決断である。

もっとも、どちらにころんでも最後のイグジットプランは「昇天」であるにしても。
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たのむから。

2015-02-23 | 世界の写窓から
(original unknown)

今僕がどういう状況にあるか、それは教えないでくれ。

それを知ること、そのことを僕は今欲しないのだ。

つまり、そのことについては僕の方が切実なんだ。
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犬に御馳走になり猫に供養する。

2015-02-22 | 古今北東西南の切抜
(切抜/山頭火 〜何んでこんなに淋しい風ふく)

記者:あなた、こういう時局をどうお考えですか。

種田:時局?

記者:国挙げての戦争の中、あなた旅をして俳句を作っておられる。

種田:、、、役に立たない俳句を、、ですね。

記者:役に立たん、とはいいませんが。

種田:、、、役に立つ俳句というのはありますか?、、、いや、冗談です。

種田:、、、私は、、イボです。

記者:イボ?

種田:そうです。イボみたいな存在です、、イボなら、、そう邪魔にはならんでしょう。

種田:、、できれば、、愛嬌のあるイボになりたいものですがねぇ。

・・・。
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転ばぬ先のパンツ。

2015-02-21 | 世界の写窓から
(photo/source)

‘母ちゃんがいつも云うのよ、

いつもきれいなパンツをはいときなさいって。いつどこで事故に遭うかわからないからだって。’

見えない隠れたところに本当の姿は宿っている。

他人ごとではないわしもそうおもう、いつ脳卒中や心臓麻痺になるか分かったものではなく、汚いパンツでは助けてくれた人に対して忍びない。

ただ、失禁すれば元も子もないのだが。
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ラストマンスタンディング。

2015-02-20 | 世界の写窓から
(photo/source)

過剰性能(かじょうせいのう)ないしオーバースペック(和製英語)とは、機械や装置の利用者が求めるよりも、更に高く持っている性能と、その性能を持つ機械装置の総称。-wikipediaより-

少なくとも機械装置ではない肉体や精神や美貌や脳みそなどにおいての過剰性能は我々の‘美徳’である。

個人個人の持つオーバースペックに磨きをかけるものが最後はかっこよく決められそうだ。
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アーデンの森にて。

2015-02-19 | 意匠芸術美術音楽
(art source/Hon John Collier/ British, 1850 - 1934 /In the Forest of Arden)

‘友人、知人のことで迷っておるならいいことを教えよう’と皮肉屋の道化が言う。

‘知人は、金を借りるほどには知っているが、金を貸すほどには知っていない間柄‘

‘友人でも、貧乏や無名であれば友とは言わないこともあるが、金持ちや有名なら親しい友と言われたりもする’

‘また、知人は互いに相手になるべく便宜を図ってもらおうとする間柄であるが、友人は相手になるべく便宜を図ってやろうとする’

‘お判りなさるかな?つまりは「お気に召すまま」なのさ’
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考え様、過ごし様。

2015-02-17 | 壹弍の賛詩悟録句樂帳。
(photo/original unknown)

何一つ病気にならず一生を終える人はいない。

しいていえば老衰も代謝機能の低下という一つの病気でもある。

いたしかたないのである。がそこは考え様。

病気はかまわん、病気にはなっても、病人になってはいかんのだ。
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聡明な顔。

2015-02-16 | 世界の写窓から
(photo/Irving Penn, Japanese Girl, 1980.)

どうも証明と聡明は違うようだ。

‘原理・原則なんてものはない、出来事があるだけだ。’

‘法則なんてない、状況があるだけだ。’

「物理ではそうでもないだろうけど情理においてはそうじゃないのかなぁ、男って馬鹿よね」。そんな顔である。
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しあわせの臭いと勢い。

2015-02-14 | 意匠芸術美術音楽
(図/放屁合戦

堂々と‘屁’を放つ、なんと心地よいことだろう。

開腹手術の後などでは、放屁か否かで生死を分けることもある。

生きてる幸せ、ハピネスは外になく常に内より出でだすものなのである。
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リレーションシップの達人。

2015-02-13 | 古今北東西南の切抜
(photo/source)

‘水泳のリレーの場合、速い人も遅い人も一定距離を受持つが、陸上リレーの場合、バトンタッチゾーンで速い人は遅い人のカバーが可能である。

ライン作業に於いても陸上のリレー方式でなければならない。監督者はラインの能率向上のためにバトンタッチゾーンを作っておくことが大切である。’

-中部IE協会「大野太一語録」より-

前任者から後任者へ、先輩から後輩へといった仕事の「引き継ぎ」に於いてもバトンタッチゾーンの話は意義深い。

同時に氏はこうも言っている。

‘ひとに仕事を教えるときは、わかったかと聞いてはいけない。わかったとわかるまで教えること。’

そしてもう一つ耳の痛いお言葉、

‘いいわけをする頭で実行することを考えよ’

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それは禍根を残す。

2015-02-12 | 世界の写窓から
(photo/source)

いつの世も、

親ばかは構わん、親ばかは構わんが、バカ親はいかん。
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リジリエンス。

2015-02-10 | 古今北東西南の切抜
(photo/source)

‘人間はたとえ有能であっても、どのような環境になぜ置かれているのかを理解できずにいると、ジレンマや逆説に押し潰されてしまう。’
-Clayton M. Christensen-

*リジリエンス(resilience):はね返り、とび返り、弾力、弾性、心理学用語では「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される。
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手順の要点

2015-02-09 | 世界の写窓から
(GIF/source)

その通り。なるほど、申し分の無い行為と帰結への判断である。問題はそれが真実ではなかったことである。
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せみになってみよう。

2015-02-07 | 閑話休題
(photo/source)

み~ん みん みん み~ん

こら、そこのおっさん、みちゃだめだって、見ん見ん見~ん・・。
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