あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

キャベツ畑(5)

2020-10-14 | 日々の暮らし
キャベツの成長を撮り続けて丁度50日目になりました。
玉の大きさにバラツキはありますが、収穫は真近かと思います。
最初の1枚が8月25日のものです。

   

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早い全快をお祈りします

2020-10-12 | JAZZ
ニューヨークで活躍中のジャズ・ピアニストの海野雅威さんが、9月27日にマンハッタンの地下鉄駅で暴漢に襲われ大けがをしたことを知り、週末に以下の2枚のアルバムを聴きました。

下記のCDは、伊藤八十八さんのプロデュースによる海野さんのメジャー・デビュー・アルバムで、ビックな2人のサポートを得て、NYのスタジオで録音されています。
「MY ROMANCE」 VRCL 4037
 
1. MILESTONES
2. WHISPER NOT
3. MY ROMANCE
4. FLAPPIN’ FROM HERE
5. HARRY’S BLUES
6. ON THE STREET WHERE LIVE
7. I’VE GOT YOU UNDER MY SKIN
8. JUBILATION
9. WHEN YOU WISH UPON A STAR
海野雅威 (p) GEORGE MRAZ (b) JIMMY COBB (ds)
録音 2007年6月2日
海野さんは1980年8月の生まれなので、この録音時は27歳のレコーディングとなります。
彼のピアノ・タッチはミディアム・テンポのものは軽快で、バラードは美しく、冒頭曲の「MILESTONES」や、タイトル曲の「MY ROMANCE」がそれを証明しています。
また、自身のオリジナル(#4、5)も魅力的な旋律を持った曲であり、「ON THE STREET WHERE LIVE」の後半では、上を向いて歩こうのフレーズが飛び出したりと、演奏に余裕も見せています。
そして、録音も全体のバランスが良く、響きも美しい好録音盤です。

一方こちらは、海野さんがロサンジェルス出身のTiffanyのデビュー・アルバムに、歌伴で参加したもので、これも伊藤八十八さんのプロデュースにより制作されています。
「THE NEARNESS OF YOU」 VRJL 7034
  
1. SUMMERTIME
2. IT COULD HAPPEN TO YOU
3. SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
4. THE NEARNESS OF YOU
5. WHAT A KITTLE MOONLIGHT CAN DO
6. LET′S FALL IN LOVE
7. BYE BYE BLACKBIRD
8. IT´S ONLY A PAPER MOON
9. ROUTE 66
TIFFANY (vo) 海野雅威 (p, f.rh) RAYMOND McMORRIN (ts)
鳥越啓介 (b) JIMMIE SMITH (ds)
録音 2006年
ティファニーは、幼いころから教会の聖歌隊で歌っていたことから声量と音程は確かなものがあり、デビュー・アルバムとされるこの1枚で相当な実力の持ち主であることが分かります。
バックも、テナー・サックスを入れたカルテットというシンプルなため、彼女の歌をじっくり味わうことが出来ます。
1曲目の「SUMMERTIME」は、ドラムスのジミー・スミスの一風変わったドラミングに乗って、1コーラスを歌った後、中間部はカルテットでの演奏となりますが、この曲のみ海野さんのフェンダー・ローズでの粋なフレーズを聴くことが出来ます。
彼女の歌は、2曲目で軽快に飛ばす「IT COULD HAPPEN TO YOU」や、抑揚を抑えての「THE NEARNESS OF YOU」など、アップ・テンポもスロー・バラードも実に上手いです。
ビリー・ホリディの歌でも有名な「WHAT A KITTLE MOONLIGHT CAN DO」は、アップ・テンポでグイグイと押すティファニーに、流暢なソロで応える海野さんの演奏が聴きものです。
後半の「IT´S ONLY A PAPER MOON」と「ROUTE 66」は、ナット・キング・コールの歌と比較してしまいますが、彼女もバックのサポートに乗って気持ちよく歌っています。

なお、ロサンゼルス出身の女性歌手にはTiffany Renee Darwishがいますが、こちらはジャケットでもわかる通り全く別人です。

そして、海野さんの怪我の状況ですが、右腕骨折などの重傷を負っており、未だ演奏に復帰するめどは立っていないようですが、一日も早い回復、全快されることを願うばかりです。

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宮沢 昭のアルバムを聴く(3)

2020-10-11 | JAZZ
宮沢 昭の3回目は、ユニオン(テイチク)に録音され、当時としては先端を行く演奏でした。
「FOUR UNITS」 UNION UPS-2008
  
1. FOUR UNITS
2. DULL SLUMBER(情眠)
3. SCARBOROUGH FAIR
4. RAINBOW TROUT(虹鱒)
5. BLACK BASS
宮沢 昭(ts, fl) 佐藤允彦(p) 荒川康男(b) 富樫雅彦(ds)
録音 1969年4月2日、25日
このアルバムは特定のリーダーは無く、4人が対等に自己主張を展開しています。
「FOUR UNITS」は、冒頭からいきなり宮沢のフルートと富樫のドラムスの幻想的なデュオで始まり、それに佐藤のパーカッシブなピアノと、間を生かした荒川のベースが加わってフリー・インプロビゼーションによる演奏となります。
後半は宮沢がテナー(更にフルート)に持ち替えて再登場しますが、今改めて聴いてみると全く違和感なく受け入れられるのですが、発売当時はあまりに異次元の演奏であったことから、2曲目から聴いていた記憶があります。
その「DULL SLUMBER」は、基本は4ビートの曲でありながら、ピアノトリオの部分では佐藤允彦の自在のテンポによる演奏と、それを支えるベースとドラムスが刺激的で、宮沢のプレイにおいても新しい面が発掘できます。
このA面2曲は、富樫と佐藤がそれぞれ提供したものであり、過去のアルバムで聴いてきた演奏とは全く異なるアプローチがとても新鮮で、今聴き直してもスリルがあります。

「SCARBOROUGH FAIR」では、富樫が意表を突いてゴングを鳴らしたり、宮沢のテナー・ソロはコルトレーンの片鱗を見せたりと、原曲の美しいメロディを生かしながらも解体された演奏は、正にジャズです。
「虹鱒」は、この後の6月に録音される「いわな」や、日比谷野音での「JAZZ IN TOKYO ’69」でも同じメンバーで再現していますが、ここでは3分そこそこの短い演奏で、続く録音のリハの様でもあります。
最終曲の「BLACK BASS」は、宮沢の長い無伴奏ソロから始まりますが、ここでもやはりコルトレーン・カルテットの演奏とダブって聞こえてきます。

なお、宮沢を除く3人は、佐藤允彦がリーダーの「PALLADIUM」での共演もあり、その後に録音されたこのアルバムは、宮沢を除く3人が何れも30歳前であり、非常に繊細でありながら勢いもある演奏で、当時の日本のジャズの素晴らしさを改めて認識しています。

それにしても、健在だった富樫のドラミングはここでも凄いし、テイチク(UNION)のノイマンSX--68シリーズと銘打ったこの録音もまた素晴らしいです。

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遅咲きの一輪

2020-10-10 | 日記
台風14号の影響による雨の週末、
ベランダには遅咲きの一輪が・・・
今年の夏も、沢山の花を付けてくれた鉄線に感謝です。
  

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今年の葡萄

2020-10-09 | グルメ
この時期になると、毎年待っている果物があります。
それは、ぶどうで、今年も勝沼の山梨園からの品物が届きました。
6種類、それぞれ名前が付いています。
早速、いただきたいと思います。
   

袋に記載されていた各々のぶどうの名前は、写真の上段、左から右に
① ピオーネ(巨峰) ② 瀬戸ジャイアンツ ③ 恋人(赤味が掛かっているもの)
中央の瀬戸ジャイアンツは、幻のぶどうと言われるカッタクルガンの日本版で、元来種がなく、粒の形が桃に似ていることから別名「桃太郎」と言うのだそうです。

写真の下段、左から右に
① マイハート ② ほほえみ(欧州産) ③ シャインマスカット(欧州産)
左のマイハートは、粒がハートの形をしており、シャインマスカットを母に持ち、糖度の高いぶどうのようです。

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宮沢 昭のアルバムを聴く(2)(CD)

2020-10-07 | JAZZ (CD)
宮沢 昭の2回目はCDでの掲載ですが、この2作品はいずれも過去にLPで発売されています。
「宮沢 昭 NOW ’S THE TIME」 THCD - 056
 
録音は、1966年10月(#6~11)と、67年1月(#1~5)の2回に分けて行われており、アルバムのタイトルにもなっている「NOW ’S THE TIME」を含む前半5曲が、ジョージ大塚(ds)トリオを従えてのカルテットで、後半6曲が打楽器を多く取り入れた演奏となっています。
このアルバムに宮沢のオリジナルは無く、カルテット演奏はジャズメンのオリジナルを、また後半はポピュラー曲を選択していて、最初のキング盤に比べると大分肩の力が抜けているように思います。
前作ではコルトレーン似の部分もありましたが、こちらはロリンズやブッカー・アーヴィンの様な、より太い音に替わっています。
またゆったりしたテンポで演奏される「I REMEMBER CLIFFORD」、「DAYS OF WINE AND ROSES」、「YESTERDAY」については、豪快なサックスとは別の一面も垣間見れます。


「宮沢 昭 MUSICAL PLAY IN JAZZ」 TECW - 20738
 
こちらは1068年に録音され、ミュージカル・ナンバーのみを演奏している作品で、宮沢 昭(ts)は、バックに前田憲男(p)、原田政長(b)、富樫雅彦(ds)を従えています。
良く知られた曲目がずらりと並び、イージー・リスニングの演奏集かと思えば、いずれの曲もテーマの後の宮沢のアドリブは聴きごたえがあります。
また、富樫のドラミングも冴えており、この2人が主役となっています。

この2つの録音が行われる前までは、ロカビリーやポップスに押されてジャズの演奏の場が失われていた時期があったことから、これはジャズが再び元気を取り戻した時期のもので、この後各社が一斉に多くのミュージシャンの録音を開始していきます。

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宮沢 昭のアルバムを聴く(1)

2020-10-04 | JAZZ
今月は宮沢 昭のアルバムを順次聴いていきたいと思います。
最初は初期の作品の中から、1994年9月にWAVE JAZZ CLASSICSとして、再発売されたレコードです。
「AKIRA MIYAZAWA」KING RECORDS  KC 20
  
1. 山女魚
2. MEMORIES THROUGH THICK GLASSES
3. FLY CASTING
4. LIKE SOMEONE IN LOVE
5. OUT OF NOWHERE
6. LE CREPUSCULE EMBAUME
7. LIKE SONNY
宮沢 昭(ts) 佐藤允彦(p) 原田政長(b) 猪俣 猛(ds)
渡辺貞夫(as, fl) 原田忠幸(bs, cl) 中野 彰(tp, tb) 
東本安博(tb) 松本光彦(tb) 青木 武(tb)
録音 1962年5月7日、14日
全7曲の中で、聴きものはカルテット演奏の4曲(#1~4)で、釣り好きの宮沢がお得意の魚を題材にした曲もあります。
1曲目の流れるようにスムースな曲想を持った「山女魚」、続いてゆったりしたテンポの「 MEMORIES THROUGH THICK GLASSES」(この曲は、守安祥太郎の生前時代から良く演奏していたそうです)、
そしてジャンプ曲の「FLY CASTING」までの3曲が宮沢のオリジナルで、いずれもが他のサックス奏者とは一線を引く硬質なサックス音のプレイとなっていて、各々の曲と共にオリジナリティに富んでいます。
4曲目の「LIKE SOMEONE IN LOVE」では、後半の佐藤允彦のピアノ・ソロの後で一旦曲が停止しますが(演奏が編集されている?)、続いて始まる原田の4つを刻むビードに絡むように現れる宮沢のテナーとの対話が素晴らしいです。

後半3曲は、10人編成によるオーケストレーションの演奏ですが、「 LIKE SONNY」の後半で大きくフューチャーされる渡辺貞夫の渡米前のプレイが収録されています。
そして、全曲に跨って演奏している弱冠20歳の佐藤允彦の初期のプレイも貴重だし、キング・レコードの優秀録音も特筆される1枚です。

なお、ここでの宮沢のマウスピースの材質は、サックスの音質からしてハードラバー(エボナイト)ではなくメタルの様に思いますが、当時の彼の写真を色々チェックしてみましたが確認はできませんでした。

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