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私の愛聴盤(第176回)

2023-04-23 | 私の愛聴盤
私の愛聴盤の第176回は、サラ・ヴォーンのライブ・アルバムです。

「AT MR. KELLY’S」 MERCURY MG 20326
  
1. SEPTEMBER IN THE RAIN
2. WILLOW WEEP FOR ME
3. JUST ONE OF THOSE THINGS
4. BE ANYTHING BUT DARLING BE MINE
5. THOU SWELL
6. STAIRWAY TO THE STARS
7. HONEYSUCKLE ROSE
8. JUST A GIGOLO
9. HOW HIGH THE MOON
SARAH VAUGHAN (vo) JIMMY JONES (p) RICHARD DAVIS (b) ROY HAYNES (ds)
録音 1957年8月6日~8日

サラ・ヴォーンは、1954年から59年に掛けてマーキュリーに所属しており、54年にはクリフォード・ブラウンとのセッションを、またこの”ミスター・ケリーズ”の後は、同じシカゴのロンドンハウスにおいてライブ・アルバムを輩出しており、この3枚はいずれも名唱名演となっていて、遅いテンポの曲は良く伸びる高域と、独特のヴァイブレーションが素晴らしいです。

その中で、これは数あるライブ盤の中で歌や演奏だけで無く司会者の声や歌手のトークなども収録され、ピアノ・トリオをバックにバラードとスインギーな歌が堪能でき、リラックスしたクラブの雰囲気を十分に味わえる1枚です。
司会の紹介に続く「SEPTEMBER IN THE RAIN」から「WILLOW WEEP FOR ME」へと続く流れが良く、「WILLOW WEEP FOR ME」では、中間部のピアノ・ソロ部分でマイクが倒れる音も収録されていて、サラはそれに乗じて歌詞を即興で変えて歌っており、歌い終えた後の聴衆の反応も聞く取ることが出来ます。
「HONEYSUCKLE ROSE」は、アニタ・オディが「ジス・イズ・アニタ」の中で歌う名唱がありますが、サラの歌も中々のもので、中間部ではジミー・ジョーンズのロング・ソロもあり、また「HOW HIGH THE MOON」におけるスキャットも楽しめる1曲です。

なおこのライブには、レコードに含まれない11曲が入ったCDも発売されています。

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