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北原謙二のあの歌この歌

2014-02-11 | 演歌・ポップス
北原 謙二(1939年10月8日 - 2005年1月26日)
私の青春時代に、良くラジオから流れてきた彼の歌、
仲宗根美樹の「川は流れる」と共に、大阪朝日放送のホームソングとして、北原謙二の歌も取り上げられていました。
その歌の名前は「ふるさとのはなしをしよう」で、その曲が入っているアルバム(CD)です。

その前に、北原謙二について、フリー百科事典から
大阪府出身。
ジャズ喫茶で歌っていた事が縁で、鈴木栄治とブルーカーボーイズのメンバーとして上京。
その後、コロムビアレコードのディレクターにスカウトされ、1961年歌手デビュー。
NHK紅白歌合戦に2回出場している。

1991年3月に高血圧症脳内出血で倒れたが、左半身マヒと闘いながらリハビリを重ね、3年後に復帰。
その後は全国各地の福祉施設への慰問活動などを積極的に行っていたが、2005年1月26日、虚血性心疾患のため都内の病院で死去。

[ 代表曲 ]
日暮れの小径(作詞:へてな・たつ/作曲:鈴木英治、1961年、デビュー曲)
忘れないさ(作詞:三浦康照/作曲:山路進一、1961年)
若いふたり(作詞:杉本夜詩美/作曲:遠藤実、1962年)
初恋は美しくまた悲し(作詞:三浦康照/作曲:市川昭介、1963年)
若い明日(作詞:石本美由起/作曲:遠藤実、1963年)
若い君若い僕(デュエット:谷由美子/作詞:三浦康照/作曲:遠藤実、1964年)
北風(North Wind)(作詞・作曲:Rod Morris/訳詞:服部レイモンド、1964年)
潮騒(作詞:三浦康照/作曲:古賀政男、1964年)
ふるさとのはなしをしよう(作詞:伊野上のぼる/作曲:キダ・タロー、1965年)
ヒット曲として知られ、2004年に山本譲二によりカバーされた。

若い太陽(作詞:三浦康照/作曲:遠藤実、1965年)


   

1960年前半、まだ自宅にテレビが無く、ラジオから流れてくる放送だけが楽しみだった良き時代でもありました。
また「若い二人」はドドンパのリズムの曲で、4拍子の2拍目にアクセントがあり、歌手のアイ・ジョージが「これは自分が最初に作ったリズムだ」と言っていたのを聞いたことがあったのですが・・・

再びフリー百科事典から「ドドンパ」を拾ってみると、
ドドンパは日本の音楽のジャンルの一つ。
日本の古来の音楽である都々逸(どどいつ)とルンバを足したものと言われている。
また、京都で演奏していたフィリピンのバンドが演奏していた独特のマンボがドドンパになったとの説もある。

三国同盟締結中、ドイツのタンゴ、イタリアのカンツォーネ以外のポピュラー音楽は敵性音楽として厳しく規制されていたが、第二次世界大戦終了後は連合国から一斉にジャズと共にマンボ、ルンバといったリズム音楽が流入してきたため、当時軽快なリズム音楽に飢え切っていた日本をそれぞれが大席巻することとなった。
これらにより国産軽音楽の衰退に危機感を覚えた小沢昭一、永六輔、中村八大らは、何とか対抗しうる新しい国産リズム音楽を確立しようと模索していた。
その成果として「お座敷小唄」(松尾和子、和田弘とマヒナスターズ)などの小唄歌謡をヒントに四拍子の2拍目にアクセントを置き3拍目と4拍目を三連符とした(もしくは8分の12拍子)「ゥン パッ タタタ ドッド」という印象的なリズムを編み出し、4拍目からの音を取り「ドドンパ」と名付けられ、彼ら自身や周辺の作家によって一連の楽曲が作成された。

ドドンパが一般に知られるようになったのは、1961年に発売された渡辺マリの「東京ドドンパ娘」からである。
「東京ドドンパ娘」は100万枚を超える大ヒットになり、1960年代はドドンパブームが訪れた。
美空ひばりなど様々な歌手がドドンパと銘打った楽曲を発表し、映画のテーマにもなった。
1962年発売の北原謙二「若いふたり」も代表曲である。
「ドドンパ」の歌詞に合わせ脚を折り曲げ、腰を落とす踊りも流行した。
しかし、「東京ドドンパ娘」を超えるドドンパソングが登場しなかったこともあり、ドドンパブームは終息を迎えることとなる。

その後、1976年に桜たまこが「東京娘」(東京ドドンパ娘のリメイク)を、1992年にモダンチョキチョキズが「ティーンエイジ・ドドンパ」(アルバム「ローリング・ドドイツ」に収録)を、2004年に氷川きよしが「きよしのドドンパ」を出しヒットとなるが、ドドンパブームの再来とまでは至っていない。

パチャンガ、スクスクと並ぶ3大流行ジャンルとなったこともあった。


全く違う話ですが、富士吉田市にある遊園地、富士急ハイランドの大型ローラーコースターの一つも「ドドンパ」と言うのだそうで、これにはチョッと笑ってしまいました。


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