今からおよそ78年前の1939年1月に発足した新興ジャズ・レーベルのブルー・ノート、
その年に録音された貴重な演奏集が、国内のキング・レコードから非売品として出されたことがありました。
「Port of Harlem Jazzmen」 KING RECORDS DY-5806
1. DAYBREAK BLUES
2. WEARY LAND BLUES
3. PORT OF HARLEM BLUES
4. MIGHTY BLUES
5. ROCKING THE BLUES
6. BASIN STREET BLUES
7. BLUES FOR TOMMY(*)
8. SUMMERTIME(*)
9. POUNDING HEART BLUES(*)
*ALBERT AMMONS QUINTET
*J.C.HIGGINBOTHAM QUINTET
*PORT OF HARLEM JAZZMEN
*J.C.HIGGINBOTHAM QUINTET
*PORT OF HARLEM SEVEN
*SIDNEY BECHET QUINTET
SIDNEY BECHT(ss) MEADE “LUX”LEWIS(p) TEDDY BUNN(g)
JOHNNY WILLIAMS(b) SIDNEY CATLETT(ds)
録音 1939年6月8日
このアルバムの中で、特に注目すべきミュージシャンの一人であるシドニー・ベシェ、
今では大抵のサックス奏者が吹いているソプラノ・サックスを、いち早く取り入れています。
彼はここに収録されている後半3曲(*)に登場し、「ブルース・フォー・トミィ」ではクラリネットと併用してプレイしていますが、自己のクインテットで演奏される「サマータイム」では、ソプラノ・サックスに専念し、たっぷりとビブラートを掛けた名演を繰り広げています。
バックを務めるギターのテディ・ブーンもいい味を出しています。
この曲は、後にソプラノ・サックスを自由自在に操ったコルトレーンが、アルバム「マイ・フェイバリット・シングス」の中でも演っています。
しかし、タイトル曲をソプラノ・サックスで演奏しているにもかかわらず、「サマータイム」はテナーに持ち替えて演奏していて、シドニー・ベシェのこの演奏を意識していたのかもしれません。
その年に録音された貴重な演奏集が、国内のキング・レコードから非売品として出されたことがありました。
「Port of Harlem Jazzmen」 KING RECORDS DY-5806
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/e4/2ce20b6474cdc1764297ef88a45f0085_s.jpg)
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1. DAYBREAK BLUES
2. WEARY LAND BLUES
3. PORT OF HARLEM BLUES
4. MIGHTY BLUES
5. ROCKING THE BLUES
6. BASIN STREET BLUES
7. BLUES FOR TOMMY(*)
8. SUMMERTIME(*)
9. POUNDING HEART BLUES(*)
*ALBERT AMMONS QUINTET
*J.C.HIGGINBOTHAM QUINTET
*PORT OF HARLEM JAZZMEN
*J.C.HIGGINBOTHAM QUINTET
*PORT OF HARLEM SEVEN
*SIDNEY BECHET QUINTET
SIDNEY BECHT(ss) MEADE “LUX”LEWIS(p) TEDDY BUNN(g)
JOHNNY WILLIAMS(b) SIDNEY CATLETT(ds)
録音 1939年6月8日
このアルバムの中で、特に注目すべきミュージシャンの一人であるシドニー・ベシェ、
今では大抵のサックス奏者が吹いているソプラノ・サックスを、いち早く取り入れています。
彼はここに収録されている後半3曲(*)に登場し、「ブルース・フォー・トミィ」ではクラリネットと併用してプレイしていますが、自己のクインテットで演奏される「サマータイム」では、ソプラノ・サックスに専念し、たっぷりとビブラートを掛けた名演を繰り広げています。
バックを務めるギターのテディ・ブーンもいい味を出しています。
この曲は、後にソプラノ・サックスを自由自在に操ったコルトレーンが、アルバム「マイ・フェイバリット・シングス」の中でも演っています。
しかし、タイトル曲をソプラノ・サックスで演奏しているにもかかわらず、「サマータイム」はテナーに持ち替えて演奏していて、シドニー・ベシェのこの演奏を意識していたのかもしれません。