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THE EXPO ′70 JAZZ SCENE からの1コマ

2018-12-02 | JAZZ
先日、2025年の大阪万博が決まりましたが、前回の大阪万博で開催されたジャズ・フェスティバルから、ヨーロッパのトップ・ミュージシャンを集めた演奏集を久しぶりに聴いてみました。
「C′EST TOUT」 東芝 ETJ-65010
  
1. QUEENS OF LUFTHANSA
2. ROUND ABOUT MIDNIGHT
3. MAIDEN VOYAGE
4. C′EST TOUT
5. TRIPLE PLAY
6. OUR KIND OF SABI
JHON SURMAN(ss, bs) Albert Mangelsdolf(tb) Jean-Luc Ponty(vil)
Eddy Louiss(org) Francy Boland(p) N.H.O.Pedersen(b) 
Daniel Humair(ds) Karin Krog(vo)
録音 1970年8月18、19日  
1曲目の「QUEENS OF LUFTHANSA」のソロは、ポンティのヴァイオリン、サーマンのソプラノ・サックス、マンゲルスドルフのトロンボーン、そしてペデルセンのベースへと受け継がれていきますが、中でもサーマンの激しいプレイは後期のコルトレーンを彷彿させるものです。
モンクの「ROUND ABOUT MIDNIGHT」では、カーリン・クローグがエディ・ルイスのロングトーンによるオルガンをバックに、語り掛けるような歌を披露し、続くハンコックの「MAIDEN VOYAGE」では、4小節の一定のリズムに乗って最後までヴォイスのみで通しています。
タイトル曲の「C′EST TOUT」と、「TRIPLE PLAY」は続けて演奏されており、共にフランシー・ボーランのピアノがフィーチャーされる4ビートの曲です。
最終曲の「OUR KIND OF SABI」は、どこかオリエンタルな雰囲気を持っていますが、“SABI”が日本の“わび・さび”からの引用であるからです。

掲載したのは再発されたサンプル盤ですが、この演奏から48年を経過した現在でも新しい発見があり、特にレコードで言うA面(1~3)が聴きどころです。

なお、このフェスティバルにはルー・タバキンを従えた秋吉敏子カルテットも出演しおり、その記録も収録されています。


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