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グリーン・リーブス・オブ・サマー

2014-01-04 | JAZZ
昨年暮れに入手した数枚の中の1枚を紹介します。
そのレコードのタイトルは「グリーン・リーブス・オブ・サマー」です。
これは、ハンプトン・ホースが最初のピークを迎えた後、ドラッグ療養を経て再びジャズ界に復帰した時のものです。
以前からステレオ盤は持っていましたが、今回、同じ内容のモノラル盤を購入しました。

そのステレオ盤と、モノラル盤のジャケット、及びレーベルです。
「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」 CONTEMPORARY  STEREOPHONIC S7614
   

「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」 CONTEMPORARY  MONOPHONIC M3614
   
1. VIERD BLUES
2. THE GREEN LEAVES OF SUMMER
3. ILL WIND
4. ST. THOMAS
5. SECRET LOVE
6. BLUE SKIES
7. THE MORE I SEE YOU
8. G.K.BLUES
HAMPTON HAWES(p) MONK MONTGOMERY(b) STEVE ELLINGTON(ds) 
録音1964年2月17日

こうして2枚を並べてみると、ジャケット表面はレーベル名、及びステレオ、モノの表示位置が異なるだけです。
レーベルは他のコンポラ盤同様、黒レーベルがステレオ、黄レーベルがモノラルとなっています。

肝心の内容ですが、1曲目のヴィード・ブルースは比較的テンポの速い曲で、ブルースが得意なホースらしさが如実に出ている演奏となっています。
タイトル曲となっている2曲目の「グリーン・リーブス・オブ・サマー」は、映画「アラモ」の主題歌で、無伴奏ソロでのテーマが印象的です。(ホースは映画を観て
気に入って取り上げたのだそうです)
このレコードの英文解説は、オーナーのレスター・ケーニッヒ自らが担当していて、録音日の6日後に書かれていることからしても、当時如何にこのアルバムに期待を寄せていたかが分かります。
その解説において、タイトル曲はホースのレパートリーの中で、リクエストの多い曲の一つであると言っています。
全体を通して聴いた感想は、以前の演奏と比較し、装飾音が多くなったような気もしますが、いずれの曲もハンプトン・ホースの世界が味わえる内容であることは間違いありません。

またステレオとモノラルの「音」の聴き比べでは、ステレオの方が「音」に輝きがあり、バランスもほど良く纏まっているため、ここではステレオに軍配を挙げたいと思います。
録音年は1964年(東京オリンピックの年です!)であることから、モノラル盤はステレオ盤をミックス・ダウンしているかも知れません。(モノラル盤はチョッと期待外れでした)
なお、ベースのモンク・モンゴメリーは、著名なギタリストのウエス・モンゴメリーのお兄さんです。


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