goo blog サービス終了のお知らせ 

あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

私の愛聴盤(第197回)

2024-11-24 | 私の愛聴盤
第197回はベント・エゲルプラダによるピアノ・トリオです。

「A BOY FULL OF THOUGHTS」 BEPROD 1001

1. A Boy Full Of Thoughts
2. What Is This Thing Called Love
3. Sarek
4. A Song For Amy
5. The Days Of Wine And Roses
6. Ewa
7. Night Hawk
8. The Blue Road
Berndt Egerbladh (p) Bjorn Alke (b) Sten Oberg (ds)
録音 1988年12月

このアルバムのリーダーであるベント・エゲルプラダは、澤野工房からの発売で初めて知ったピアニストですが、演奏良し、選曲良し、録音良しの3拍子揃っており、ステレオ録音でありながら3人が中央部に集結していて、ドラムスも中央後方から聞こえるようにバランスよく配置されています。
優れた録音であるからして、ピアノのタッチは繊細なまでに美しく響き、ベースのピチカットとアルコの演奏が冴えわたって聞こえます。

演奏の方は、アルバムのタイトルにもなっている「A Boy Full Of Thoughts」がいかにも北欧らしい響きを持った曲で、6分間の芸術的演奏で、ピアノの響きとそれに絡むベースが素晴らしいです。
また、このアルバムはTBMの音作りに似た雰囲気を持っているところもあり、「A Song For Amy」は、ベーシストのピチカットとアルコ・プレイに於いて、鈴木勲のリーダー・アルバムであるBlue Cityに似た雰囲気を醸し出している部分があり、この上に乗るピアノとそれを支えるドラムスのバランスがとても心地よく聞こえます。
最終曲の「The Blue Road」は、ピアノとベースのデュオによる演奏で、テーマ部はアルコでスタートし、アドリブに入ってからはピチカットでピアノとの対話を楽しむような演奏となっていて、これもTBMレーベルの今田勝とジョージ・ムラーツによるアルバム Alone Together のBlue Roadにも似た雰囲気を持っています。

2つのスタンダードについて、
「What Is This Thing Called Love」は、シングル・トーンでテーマ部をトツトツと弾いており、アドリブに入ると両手を目一杯使って強烈なアタックも交えて力演しています。
また、ヘンリー・マンシーニの「 The Days Of Wine And Roses」は、エゲルプラダの独特の解釈によって、フリー・リズムによるイントロから始まり、一風変わった「酒バラ」を聴くことができます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする