マックス・ローチのグループに参加したブッカー・リトルの初レコーディング・アルバムを聴きました。
「 ON THE CHICAGO SCENE」 EmArcy SR-60128
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/e3/4b0f872a7a4edc97b41c1d73e4b64fe6_s.jpg)
1. SHIRLEY
2. MY OLD FLAME
3. SPORTY
4. STELLA BY STARLIGHT
5. STOMPIN´ AT THE SAVOY
6. MEMO: TO MAURICE
BOOKER LITTLE (tp) GEORGE COLEMAN (ts)
EDDIE BAKER (p) BOB CRANSHOW (b) MAX ROACH (ds)
録音 1958年6月
「ローチ=ブラウン・クインテット」は、クリフォード・ブラウンの突然の死により消滅し、その後のトランペット・パートはケニー・ドーハムが務めましたが、ドーハムに変わって参加したのがブッカー・リトルで、その彼のデビューを飾ったこのアルバムは何時も彼の演奏を中心に聴いています。
「MY OLD FLAME」は、20歳のブッカー・リトルをフューチャーしており、ジョージ・コールマンがソロを取る「STOMPIN´ AT THE SAVOY」以外の4曲でも先発でソロを取っており、このリトルのデビュー・アルバムにおいてリーダーのマックス・ローチがいかに期待していたかが分かります。
また「STELLA BY STARLIGHT」は、最初の1コーラスをリトルとコールマン、それにボブ・クランショウの3人によるリズムレスの演奏でスタートし、その後はイン・テンポになって全員の参加となり、ピアノ、トランペット、テナー・サックス、ドラムスのソロと続きますが、やはりリトルのソロが光っています。
クリフォード・ブラウンに次ぐ逸材として注目を浴びたブッカー・リトルは、このアルバム以降、61年10月に急逝するまで、しばしばローチのアルバムに参加しています。
彼のリーダー・アルバムの中には、演奏は立派でもアレンジに懲りすぎてあまり好みで無いものもある中で、この初レコーディングのプレイは荒削りでありながらも新鮮であり、素晴らしい出来であると感じています。
「 ON THE CHICAGO SCENE」 EmArcy SR-60128
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/1d/3c543252e20c6390334d10c3431eec99_s.jpg)
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1. SHIRLEY
2. MY OLD FLAME
3. SPORTY
4. STELLA BY STARLIGHT
5. STOMPIN´ AT THE SAVOY
6. MEMO: TO MAURICE
BOOKER LITTLE (tp) GEORGE COLEMAN (ts)
EDDIE BAKER (p) BOB CRANSHOW (b) MAX ROACH (ds)
録音 1958年6月
「ローチ=ブラウン・クインテット」は、クリフォード・ブラウンの突然の死により消滅し、その後のトランペット・パートはケニー・ドーハムが務めましたが、ドーハムに変わって参加したのがブッカー・リトルで、その彼のデビューを飾ったこのアルバムは何時も彼の演奏を中心に聴いています。
「MY OLD FLAME」は、20歳のブッカー・リトルをフューチャーしており、ジョージ・コールマンがソロを取る「STOMPIN´ AT THE SAVOY」以外の4曲でも先発でソロを取っており、このリトルのデビュー・アルバムにおいてリーダーのマックス・ローチがいかに期待していたかが分かります。
また「STELLA BY STARLIGHT」は、最初の1コーラスをリトルとコールマン、それにボブ・クランショウの3人によるリズムレスの演奏でスタートし、その後はイン・テンポになって全員の参加となり、ピアノ、トランペット、テナー・サックス、ドラムスのソロと続きますが、やはりリトルのソロが光っています。
クリフォード・ブラウンに次ぐ逸材として注目を浴びたブッカー・リトルは、このアルバム以降、61年10月に急逝するまで、しばしばローチのアルバムに参加しています。
彼のリーダー・アルバムの中には、演奏は立派でもアレンジに懲りすぎてあまり好みで無いものもある中で、この初レコーディングのプレイは荒削りでありながらも新鮮であり、素晴らしい出来であると感じています。