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林・国仲・小山によるTHE TRIO(1/4)

2019-04-07 | JAZZ
3月30日に書いた坂田明3に続き、手持ちのレコードの中から日本のジャズ・サックス・トリオの4枚を聴いてみることにしました。
最初は、一時期山下洋輔トリオに籍を置いていたことがある面々による新宿ピット・インでのライブから、、
「THE TRIO」 TAKEYA TY8804
  
1. HETERO-PHONIC
2. RABBIT
林 栄一(as) 国仲勝男(b) 小山彰太(ds)
録音 1986年9月17日 新宿PIT INN

片面1曲ずつの長尺演奏ですが、録音の良さも相俟って、終始主導権を握る国仲のベース・プレイを堪能できます。
リーダーの林のアルト・サックスによるロングトーンは、時に哀愁を誘うところもあり、「HETERO-PHONIC」の最後では楽器の特徴でもある倍音を活かして2つの音を同時に鳴らすテクニックも披露しています。
「RABBIT」のテーマ部は、タイトル通りの跳ねるような一風変わったリズムで始まり、一瞬の静寂の後、小山のドラム・ソロを経てテーマに戻っています。(編集されているようです)
改めて林のアルト・サックスをじっくり聴いてみましたが、テクは兎も角、こんなに線が細い音だったかなという印象でした。

このレコードのことをTaKeYa RecordsのHPから見つけました。
これによると、ジャケットの写真は「地下鉄千代田線のつり革」だそうです。

コメント
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