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ロレイン・ゲラー・トリオ

2019-02-10 | JAZZ
30歳の若さでこの世を去った女流ピアニストのロレイン・ゲラーが、生前に残したたった1枚のリーダー・アルバム、
日本盤の後藤誠氏の解説によると、このアルバムは発売を目的としないリハーサルをレコーディングしたもので、オーネット・コールマンの「TOMORROW IS THE QUESTION」の中に納められている「LORRAINE」は、彼女の死を悼んでオーネットが書いたものだそうで、そんな関係からこのアルバムを取り上げてみました。

「LORRAIN GELLER AT THE PIANO」MCA VICTOR (DOT DLP 3174)
  
1. CLASH BY NIGHT
2. CLOSE YOUR EYES
3. MYSTERY THEATRE
4. EVERYBODY′S BLUES
5. MADAM X
6. GEE BABY, AIN′T I GOOD TO YOU
7. YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC
8. POINCIANA
9. WHAT A DIFFRENCE A DAY MADE
LORRAIN GELLER(p) LEROY VINNEGAR(b) BRUZ FREEMAN(ds)
録音 1954年

多くのピアニストがそうであるように、彼女もバド・パウエルの影響を受けた一人であり、時折聴こえるパウエル風のタッチには、思わずニヤッとしてしまいます。
アップテンポ良し、バラード良しの演奏で、曲作りも上手く(1,3,5,6の4曲)、オリジナルとスタンダードを上手く組み合わせた構成も好感がもてます。
「GEE BABY, AIN′T I GOOD TO YOU」では、ちょっぴりエロール・ガーナーが顔を出したりもしますが、スロー・テンポの曲は装飾音を多用した優雅な部分もあり、女性らしさが表れています
全体に渡ってグルーブ感があり、フリーマンのブラシによるプッシュがスイング感を増幅しています。
なお、アーマッド・ジャマルのインパルス盤に名演奏がある「POINCIANA」だけは、ピアノ・ソロで演奏されていますが、国内盤であるにもかかわらず、3者のバランスが良く、各々の楽器がクリアに聴こえることから、リハーサル録音とはいえ、元が良かったのだと思われます。

コメント
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