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日本のジャズ・サックス奏者(1/4)

2018-09-02 | JAZZ
夏季休暇の間に過去に集めたレコードを整理していたところ、ジャズにどっぷりと嵌る切っ掛けとなった懐かしい盤が出てきました。
その中から、日本のジャズ・サックス奏者で、テナーとソプラノを吹く4人のプレイヤーの1970年代のものを、録音順に取り上げてみました。
改めてこれらの演奏を聴いてみると、当時の多くはコルトレーン一辺倒から、J.ヘンダーソン、S.グロスマン、D.リーブマン等に倣った奏法に変わってきたことが分かります。

そこで最初は、峰厚介カルテットの73年の録音盤から
「DAGURI」 VICTOR MJ-7145
  
1. THIRSTY
2. SELF-CONTRADICTION
3. DAGURI
4. EXPECTATION
5. SPIN DRIFT
峰 厚介(ts, ss) 宮田英夫(ts) 板橋文夫(p) 望月英明(b) 村上 寛(ds)
録音 1973年6月21, 25日
ここではコルトレーンを思わせるようなエネルギッシュな演奏で突っ走り、また、宮田との2管編成によりテーマをユニゾンで吹くところ等もあり、重厚なサウンド造りとなっています。
そして、体力勝負の正にモダンジャズであり、対峙して耳を傾けないと吹き飛ばされてしまいそうなプレイが連続します。
これを聴くと、本格的にジャズに嵌った当時のことを思い出してしまいます。
彼の最近のプレイは、CSのジャズ番組で見ましたが、相変わらずエネルギッシュな演奏を繰り広げていました。

デビュー・アルバムは、1970年8月録音の「MINE」(TBM-1)で、この時はアルト・サックス(ソプラノ・サックスも)を吹いていましたが、その後テナーに替えて今日に至っています。
 

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