第114回は、ミシェル・ペトルチアーニの名前をタイトルにしたピアノ・トリオの1枚です。
「MICHEL PETRUCCIANI」 OWL 025

1. HOMMAGE A ENELRAM ATSENIG
2. DAYS OF WINE AND ROSES
3. CHRISTMAS DREAMS
4. JUSTE UN MOMENT
5. GATTITO
6. CHROKEE
MICHEL PETRUCCIANI(p) J.F.JENNY CLARK(b) ALDO ROMANO(ds)
録音 1981年4月3、4日
1980年代初頭に突然ジャズ・シーンに躍り出て、そのタッチの美しさと強烈さで、我々をノック・アウトしたペトルチアーニのトリオとしてのリーダー・デビュー作、
どこまで行っても途切れることが無いイマジネーションの連続で、切れの良いリズムと次から次へと紡ぎ出されるメロディ・ラインが素晴らしく、若干19歳の若さで録音されていたことに、とても驚いたことを今でも思い出します。
スタンダードの2曲は、盤面をフルに使ったプレイで音数を多く使用しています。
冒頭の3曲と、5曲目の「GATTITO」は、メロディー・ラインが強く出ていで、特に2曲目の「酒バラ」は、最初はスロー・テンポで出てメロディをなぞりますが、2コーラスからのアドリブに入ると徐々にエキサイトして行き、最後は元のペースに戻る印象深い演奏です。
4曲目からはベースやドラムスの出番も多くなり、3者が互いに刺激し合って、躍動感あふれる展開を聴くことが出来ます。
ミシェル・ペトルチアーニはこの録音の後、米国に渡りチャールス・ロイドの復活に寄与した上で彼のグループにも籍を置き、BLUE NOTEとも契約し、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音も残しています。

「MICHEL PETRUCCIANI」 OWL 025



1. HOMMAGE A ENELRAM ATSENIG
2. DAYS OF WINE AND ROSES
3. CHRISTMAS DREAMS
4. JUSTE UN MOMENT
5. GATTITO
6. CHROKEE
MICHEL PETRUCCIANI(p) J.F.JENNY CLARK(b) ALDO ROMANO(ds)
録音 1981年4月3、4日
1980年代初頭に突然ジャズ・シーンに躍り出て、そのタッチの美しさと強烈さで、我々をノック・アウトしたペトルチアーニのトリオとしてのリーダー・デビュー作、
どこまで行っても途切れることが無いイマジネーションの連続で、切れの良いリズムと次から次へと紡ぎ出されるメロディ・ラインが素晴らしく、若干19歳の若さで録音されていたことに、とても驚いたことを今でも思い出します。
スタンダードの2曲は、盤面をフルに使ったプレイで音数を多く使用しています。
冒頭の3曲と、5曲目の「GATTITO」は、メロディー・ラインが強く出ていで、特に2曲目の「酒バラ」は、最初はスロー・テンポで出てメロディをなぞりますが、2コーラスからのアドリブに入ると徐々にエキサイトして行き、最後は元のペースに戻る印象深い演奏です。
4曲目からはベースやドラムスの出番も多くなり、3者が互いに刺激し合って、躍動感あふれる展開を聴くことが出来ます。
ミシェル・ペトルチアーニはこの録音の後、米国に渡りチャールス・ロイドの復活に寄与した上で彼のグループにも籍を置き、BLUE NOTEとも契約し、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音も残しています。

