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私の愛聴盤 (第79回)

2016-01-10 | 私の愛聴盤
第79回は宮之上貴昭の「ウエス・モンゴメリーに捧ぐ」です。

米軍横田基地での活動を皮切りに、自己のバンドを組んで都内のジャズ・クラブで演奏を行った後、1977年に渡米、
帰国後は更に磨きをかけた演奏を展開し、次々にアルバムを発表しています。
そしてその演奏といえば、敬愛するウェス・モンゴメリー同様、ピックを使わず親指を中心とした独特の奏法を展開するところが魅力です。
このアルバムは、ウェスの十八番を中心に、後にホームグラウンドとなる国分寺のキリキリブラウンを始め、全国9ヶ所から選ばれた11曲が掲載されています。

「DEDICATED TO WES MONTGOMERY」 KING K18P 6341~2
  
 1. S.O.S.
 2. NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY SQUARE
 3. MISTER WALKER
 4. BLUES FOR WES MONTGOMERY
 5. GIRL TALK ~ OLEO
 6. CARAVAN
 7. POLKA DOTS AND MOONBEAMS
 8. SUN DOWN
 9. JINGLES
10. WEST COAST BLUES
11WHEN A MAN LOVES A WOMAN
宮の上貴昭(g) 吉岡秀晃(p) 広瀬文彦(b)
金井英人(b) 山口雄三(b) 岡山和義(ds)
演奏 1984年11月~85年2月
お客との一体感から生まれたライブでしか味わえない作品。
それぞれの場所でのコンディションが異なるにもかかわらず、一つのアルバムとしてまとめ上げたスタッフにも感謝の1枚です。

ウエス・モンゴメリーの影響を受けながらも、自分の音楽を追及してきた宮之上、
彼がウエスの音楽に目覚めたとされる1968年にウエスは亡くなっているのですが、同じ楽器編成でのトリビュート作品があります。
「SONG FOR WES」 KING RECORDS KICJ 2271
 
録音 1978年9月25日

「I REMEMBER WES」 YPM Label YPM-029
 
録音 2010年5月19日

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