エサ箱とは、お店のレコードが入っているケースのことですが、
その箱の中から、これまでに安価と高価でそれぞれ購入したものが、現在では逆転してしまったものを2枚選んでみました。
最初の1枚は、ジャズを聴き始めて間もない頃、銀座のヤマハのバーゲン・コーナーにあった新品で、当時は単にドラマーのサニー・マレーの名前を知っていただけで選んだものです。
当然「デビュー」というレーベルのことなどは知る由もありませんでした。
まだ500円玉がなかった時代、100円玉5枚で購入しましたが、現在は中古市場で5桁になってしまいました。
内容はデンマークのアーティストを中心にしたフリー・フォームの演奏で、お目当てだったはずのサニー・マレーの出番は少ないですが、今聴いても新鮮な響きをしています。
「ACTION」 DEBUT 143
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/33/90008256581f9d92a5a05e4658856440_s.jpg)
1. REFRACTION
2. ACTION
3. CATACLYSM
4. IN THE NAME OF BEAUTY
5. PRE-DETERMINATION
FRANZ BECKERLEE(as) HUGH STEINMETZ(tp)
STEFFEN ANDERSEN(b) SONNY MURRAY(ds)
録音 1964年10月1日
一方こちらは15年ほど前、ヨーロッパのピアノ・トリオがブームになった時、お茶の水で購入、
イタリアのピアノ・トリオで、バド・パウエル、ハンプトン・ホース、それにポール・ブレイが入れ代わり立ち代わり登場するような演奏です。
自作曲の他、オーネット・コールマン、マイルス・デイビス、カーラ・ブレイ、それにキース・ジャレットの曲も取り上げており、ヨーロッパ人の多くに見られる甘味なプレイではなく、録音も良いです。
当時、ジャズ批評でも取り上げられたことから価格が跳ね上がり、清水の舞台から何度も飛び降りる覚悟で購入しましたが、現在では価格も一桁下がり、あちこちで見かけるようになりました。
「BIANCO E NERO」 BULL RECORD LP 0003
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/2f/dc79a8265a7a2580c0a74714dfa3ade7_s.jpg)
1. BLUES
2. BLUE IN GREEN
3. FLYING
4. OLHOS DE GATO
5. ARGO
6. BIANCO E NERO
7. DEDICATO AR ABDULLAH IBRAHIM
ARRIGO CAPPELLETTI(p) AOLO DALLA PORTA(b) PIETRO SALA(ds)
録音 1984年9月3日、12月9日
近年の中古市場は、あらゆる情報の入手が容易になったことから、あちこちのお店を回ってみても、オリジナル盤を安価で入手することは難しくなりました。
その箱の中から、これまでに安価と高価でそれぞれ購入したものが、現在では逆転してしまったものを2枚選んでみました。
最初の1枚は、ジャズを聴き始めて間もない頃、銀座のヤマハのバーゲン・コーナーにあった新品で、当時は単にドラマーのサニー・マレーの名前を知っていただけで選んだものです。
当然「デビュー」というレーベルのことなどは知る由もありませんでした。
まだ500円玉がなかった時代、100円玉5枚で購入しましたが、現在は中古市場で5桁になってしまいました。
内容はデンマークのアーティストを中心にしたフリー・フォームの演奏で、お目当てだったはずのサニー・マレーの出番は少ないですが、今聴いても新鮮な響きをしています。
「ACTION」 DEBUT 143
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/8a/f1da083f871b5e2404df5485f3d4f069_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/3d/91cd4e40245dc8cbac0cfa21363423bf_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/33/90008256581f9d92a5a05e4658856440_s.jpg)
1. REFRACTION
2. ACTION
3. CATACLYSM
4. IN THE NAME OF BEAUTY
5. PRE-DETERMINATION
FRANZ BECKERLEE(as) HUGH STEINMETZ(tp)
STEFFEN ANDERSEN(b) SONNY MURRAY(ds)
録音 1964年10月1日
一方こちらは15年ほど前、ヨーロッパのピアノ・トリオがブームになった時、お茶の水で購入、
イタリアのピアノ・トリオで、バド・パウエル、ハンプトン・ホース、それにポール・ブレイが入れ代わり立ち代わり登場するような演奏です。
自作曲の他、オーネット・コールマン、マイルス・デイビス、カーラ・ブレイ、それにキース・ジャレットの曲も取り上げており、ヨーロッパ人の多くに見られる甘味なプレイではなく、録音も良いです。
当時、ジャズ批評でも取り上げられたことから価格が跳ね上がり、清水の舞台から何度も飛び降りる覚悟で購入しましたが、現在では価格も一桁下がり、あちこちで見かけるようになりました。
「BIANCO E NERO」 BULL RECORD LP 0003
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/08/98/69f02b98b416466bfb08bd18f52ed738_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/42/9ef0d8944ce953a83bf75bdf54d8f376_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/2f/dc79a8265a7a2580c0a74714dfa3ade7_s.jpg)
1. BLUES
2. BLUE IN GREEN
3. FLYING
4. OLHOS DE GATO
5. ARGO
6. BIANCO E NERO
7. DEDICATO AR ABDULLAH IBRAHIM
ARRIGO CAPPELLETTI(p) AOLO DALLA PORTA(b) PIETRO SALA(ds)
録音 1984年9月3日、12月9日
近年の中古市場は、あらゆる情報の入手が容易になったことから、あちこちのお店を回ってみても、オリジナル盤を安価で入手することは難しくなりました。