あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

ロード・ソング

2013-12-28 | JAZZ
ウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery) 1923年3月6日 - 1968年6月15日
インディアナ州インディアナポリス生まれ

タイトル曲である「ロード・ソング」は、ウエスのオリジナル曲ですが、その他は当時のヒット曲が多く含まれていて、自身の意向から、バロック風のアレンジとなっています。
このことで、このアルバムは「イージーリスニング・ジャズ」と呼ばれ、硬派のジャズ・フアンからは敬遠されていた時期もありました。
私はこのアルバムのジャケットに引かれ、当時から国内盤で聴いていましたが、最近米国のオリジナル盤を入手したことから、ここで取り上げてみました。

「ROAD SONG」 A&M RECORDS SP3012
   
1. ROAD SONG
2. GREENSLEEVES
3. FLY ME TO THE MOON
4. YESTERDAY
5. I’LL BE BACK
6. SCARBOROUGH FAIR
7. GREEN LEAVES OF SUMMER
8. SERENE
9. WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE ?
WES MONTGOMERY(g) MARVIN STAMM(tp) HERBIE HANCOCK,HANK JONES(P) 
RICHARD DAVIS(b) ED SHAUGHNESSY, GRADY TATE(ds) RAY BARRETTO(perc)
Arranged by DON SEBESKY   録音 1968年5月7日~9日

ウエス・モンゴメリーのプレイ・スタイルは、ピックを使わずに右手の親指で弦を弾き、1オクターブをユニゾンでメロディーやソロを弾く奏法にも特徴があります。
ここでもオクターブとコードを絶妙に配し、素晴らしいテクニックとメロディアスな演奏を披露しています。
また、ルディ・ヴァンゲルダー(RVG)の手により録音が行われている点も見逃せません。

このアルバムは、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」、「ダウン・ヒア・オン・ザ・グラウンド」に続くA&Mレーベルの第3弾ですが、この録音後に心臓マヒのため急逝したため、後に遺作として発表されました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする