竹鶴 初しぼり生酒

この時期「日本酒」の酒蔵さんは、酒造りも佳境を向かえ「大吟醸」などのお酒を仕込まれる所も多く、蔵の方々は肉体的にも精神的にも大変な時期を迎えられる時期です。
そんな中にも、各社今年度醸造酒（21ＢＹ）のお酒が次々と出荷されています。
いつも大変お世話に成っている「竹鶴酒造」さんからも、今年も恒例の仕込1号・純米吟醸生酒「初しぼり」が入荷致しました。
原料米：八反（広島県産）　精米歩合：50%　アルコール度：16.5　酸度：3.2　アミノ酸度：1.6　日本酒度：+10.0　使用酵母：協会7号
税込価格1800ｍｌ＝3,150円　720ｍｌ＝1,575円
味わいは現時点でもアタックに、米由来の甘味を充分感じさせてくれますし、その後爽やかでキレの有る酸が味を締めてくれると同時に、その酸が相まって甘酸っぱい旨味が押し寄せ、余韻に弱冠の若い渋を残します。
まだ膨らみの有る味わいというより、旨味は感じるもの引き締まった味わいですが、言わずと知れた竹鶴らしいしっかりとした骨格も感じられる表情も見せてくれます。
そんなこれって何とも楽しいお酒で、色々な表情を見せてくれるのです。
現状のお酒を、新酒燗評会と称して、キレの良い酸と軽い渋味複雑な味わいを楽しむのもよし、若く生き生きした生命力溢れるキリット引き締まったシャープな酸味をより強調させる為、竹鶴にも拘らず故意に冷して飲むのも一驚。
また、酒販店の作業ではないのかもと思いながらもこっそり数ケース○温○置で鍛え上げ煮酒にして楽しむもよし・・・まだまだ・・・あんなことやこん飲み方があ～これ以上は・・・・。しかしながらどんな飲み方をしてもタブーはなく、それなりの表情をちゃんと見せてくれるのが、このお酒のユニークで素敵ななところ。
そんな、面白いお酒であるにも拘らず、このスペックでこのお値段も魅力今の状態で楽しむも好し・ころがしておいて煮酒で飲むもよし・・・・。
是非、「竹鶴」今年度（21ＢＹ）第一弾初しぼりをご賞味下さい・・・・・。