まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

風が泣いている、ゴ、ゴゴー!

2018年07月05日 | Weblog

今朝は、ベタな、スパイダーズのフレーズが表題になった。

開けた窓からの風が、室内の軽いものを吹き飛ばし、そういえば。

この事務所に引っ越してきた当初、神棚の榊を挿す器が、飛んで言って割れちゃったな。

気持ちよく、心機一転、ってんもんで。

その後の、榊の長寿命に続く、馴れ初めかも。

自宅から出て、見上げた空の雲の切れ間の青、思わず、うわっと声が上がった。

美しかった。

雨と風の中での青、こいつは朝から縁起がいいわい、ってなもんだ。

縁起、といえば、今朝、ベランダの窓を開け放ったら、同時に、スズメが飛び跳ねって行った。

驚かしちゃったんだな。

そんなつもりはなかったのだけど、そんな言い訳、伝えることもできず。

なんだけど、わが社員さんが、タネをまき、水をかけ、と言うことの中からの。

グリーンカーテン、そこへ、どこからか、くだんのスズメに限らず、虫たちも。

目に見えない微細菌たちも蝟集し、たぶん、わがベランダは、列島の人口減少を尻目に。

どうだろう、世界人口は優に超える数の命たちの大合唱が毎朝毎晩、繰り広げられ。

というわけだ。

今朝の巴川からの風は、台風の余波、ということか、富山の「風の盆」、あれ、思い出す。

これは風よ、吹かないでくれ、というお祭りなんだよ、とおっしゃった御仁の言葉。

散居村、だったか、田んぼの真ん中にある農家、その周りに防風林のように大きな木が植えられている。

そんな風景の中、なんとも色っぽい踊り、男も女もね、指先のそり、加えて、胡弓というんだったか。

二胡か、とウイキで調べたら、前者が日本の、後者が中国の、だそうだけど。

そんなことは、どうでもよくて、あの響き、音色はなんともいえないものだったな。

風を峻拒する祭り、かたや、精錬の民は、風よ、吹け吹け、と祈りを捧げる。

さらに、漁りの民たちは、海路にふさわしい風に変わってくれ、と相撲をとり、なんていうのね。

谷川健一さんによれば、この列島の風の名前、数かぎりないというくらい、あるらしいね。

気象衛星のない時分、そりゃ、わが身わが体での体感、ご先祖様からの言い伝え、などなど。

ありとあらゆる、手に入れられる限りの情報を集め、感得し、ということだったんだろうね。

カッコーが鳴いたら豆を蒔け、と言われて嫁さん稼業をした、という忍野の村の。

忍草(しもふさ)浅間神社隣のご婦人の言葉、思い出すな。

そんな言い伝えが、暦、和暦、ということで。

「和暦と暮らそう」という本をお書きになった柳生さん、その八ヶ岳倶楽部へは。

今週初め、月曜日に行ってきたんだった。

そうだ、今日は、これから、山門大施餓鬼と銘打ち、わが菩提寺でのイベント。

世話人としては、その準備に出かけることになる。

実は、同友会の全国総会が仙台であったんだけど、やむなく断念。

そんな施餓鬼に行ってくるとしますか。

 

コメント
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