アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

JR時代まで生き延びたEF58~その2

2018-06-30 22:00:00 | 鉄道写真(EL)

平成時代、最後に動いたEF58から今年でちょうど10年が経ったらしい。むろん虎の子61号機だったが、都内を単機でひっそりと走っていった。アントンKも、この日お見送りに行ったが、今まで色々な場面で見てきた貫禄ある表情や趣は無く、どこか虚しさだけを感じた想いが甦る。それはもう撮影出来ないという自分の感情からの印象だが、あれから10年も時間が過ぎてしまったという現実。重く受け止めていきたい。

国鉄がJRになってから、EF58もそれぞれ別々の会社で細々と余生を送ることになるが、JR東海には、EF58122号機、157号機の2台が稼働していた。工事列車やイベント用で走っていたと記憶しているが、正直アントンKには、写欲が起きず全く撮影していない。この2台のゴハチには、全盛時代から良い思い出のない機体であり、その形態から嫌ってきた号機だった。何を今さらといったおごった気持ちでいた当時のアントンKだったが、こうしてこの場で振り返れば、もう少し撮影に出向くべきだったと後悔の念をもつ。しかし、この2台のゴハチ終盤の頃の、異常なまでのお祭り騒ぎに身を置く気持ちになれないでいたことも事実だった。

JR東海のEF58157号機のけん引する団体列車。4両の座敷客車を牽き、単線の飯田線にゆっくりと現れた。この時、これが本来のゴハチの姿ではないと感じてシャッターを切ったことを思い出す。そして今でもそう思う。ゴハチを愛したファンの一人として、哀しい気持ちになる一コマなのだ。

1990-12-02   9822ㇾ  EF58157  ナコ座4両  JR東海/飯田線:三河東郷付近

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JR時代まで生き延びたEF58

2018-06-29 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

アントンKが長年認知してきた茶色のEF58は、浜松区にいた60号機と東京区の61号機の2台だけだったが、国鉄も晩年になって突如現れたのが89号機だった。その登場の経緯は詳しくは触れないが、突然に89号機に白羽の矢が立ち検査入場となったらしい。茶色のEF5889が復活時には、すでに60号機は引退していたから、茶色ガマが入れ替わった格好だった。

掲載写真は、その茶色のEF5889号機に初めて遭遇した時のもの。事前情報など無かったはずだが、遠くから近づく茶色に電機を見てすぐ理解でき気合が入った。しかしアントンKの中ではヒサシの付いたゴハチは、ブルーという先入観が当時根強く残っていて、違和感がとてもあったことを思い出す。現代で言えば、EF6437号機のような印象か。やはり原色のブルーがベスト!と思えてしまうのは、おっさんの証だろうか?

1984-12-30   回8402ㇾ EF5889   12系12両  東北本線:片岡-矢板

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那須連峰の麓を往くEF58

2018-06-28 17:00:00 | 国鉄時代(カラー)

国鉄時代末期の1984年、それまでのEF58の活躍は大幅に縮小してしまうことになる。東海道本線の荷物列車が、山を下りたEF62に変わっていったのもこの頃からだった。東北スジでも同様で、急行列車は、すでにEF65PFけん引にとって代わっていた。ゴハチの衰退期を目のあたりにしたアントンKだったが、不思議とこの時代のゴハチは、輝きを失っているように思えてならなかった。もちろんそれは、自分の知っている全盛期との比較だが、老体に鞭打って走り去るゴハチを見ると、無性に悲しくなり、いつも目頭が熱くなったのである。遠い若き日の思い出なのだ。

まだ薄暗い蒲須坂付近に降り立ち、これからやってくるゴハチの荷物列車に備える。それにしてもこの日は寒かった。カメラを持つ手も強張るくらいだったことを思い出す。天気は快晴。那須連峰がはっきり見渡せるくらい空気が澄んでいる。朝日が山からゆっくり下りてきた頃、踏切が鳴り出した。そこに現れたのは、ゴハチの荷物列車。短い編成は晩年の象徴だ。雪まみれの客車に北国を想う。ゴハチの一灯の前照灯がやけに明るく、心強く感じる瞬間だった。

1984-12-30  荷44ㇾ  EF58    東北本線:蒲須坂付近

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来シーズンのコンサート展望

2018-06-27 17:00:00 | 音楽/芸術

まだ梅雨明けもしていないはずなのに、連日の猛暑にくたばっている。この時期は、日も長く撮影シーズンだから、梅雨晴れを狙って遠征することが今までは多かったが、ここのところ身の回りの変化も大きく、自身の関心も他へと移りつつある現状。今年はこの時期の遠征の計画はない。ゆっくり腰を据えて、今後も撮影は楽しみたいと考えている。

在京オケの来シーズン(2018-2019)プログラムが出揃っている。向こう1年間のおよそのスケジュールが発表され、毎年この時期は、アントンKも大いに盛り上がる時期でもあるのだが、ここ数年は新日本フィルハーモニー交響楽団を中心に聴いていることはご承知の通り。もちろんN響をはじめ、在京オケや大阪フィルの一連のプログラムには目を通しているのだが、どうしても行きたいと思えるコンサートは少なくなり、楽しみが減ってしまったようで寂しい限りなのだ。プロムシュテットのブルックナーやマーラー、フェドセーエフのロシア物ぐらいが、気になる演奏会。後は中々ご縁が無さそうなものばかり。そんな中、やはり今回も指揮者上岡敏之氏を聴きたい気持ちが心を支配しており、およそのスケジュールを合わそうと考えている。上岡氏も来シーズンは,新日本フィルの監督3年目に当たり、文字通り勝負に出たプログラムだとお見受けした。自分の得意とするドイツ物が並ぶが、それぞれに存在する伝統的な演奏解釈に新しい風を吹かせるのが上岡流。今までとことん聴きまくった楽曲でも、かつて感じなかった発見や風を全身で受け止め、感動する瞬間がどこにあるのか?今から楽しみでならないのである。おそらく10月に予定されているベートーヴェンとブルックナーは、その頂点に達するはず。そして来年3月には、いよいよ上岡氏の「復活」が聴ける。第3と並んで大好きな楽曲だけに、聴く方にも力が入るが、万全な体調でこの日を向かえたい。

上岡敏之氏最良の演奏には、コンマス崔文洙氏は不可欠だ。彼のオケへの統率力は、自身が奏でる響きからビンビンに伝わってくる。まさにその気持ちのこもった響きは、指揮者上岡氏そのものであると確信できるのだ。このコンビの演奏会が、ここのところしばらくご無沙汰なので、酸欠ならぬエネルギー欠乏気味なアントンK。来月の演奏会では十二分にパワーチャージしたいと思っている。

 

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EF8197 ローズピンク化へ?!

2018-06-26 17:00:00 | 国鉄時代(カラー)

JR東日本のEF81は現在、田端、長岡、秋田と配置されているようだが、定期運用は持たず地味な裏方の仕事に従事している状況だ。これはEF81に限らずJR東日本の電機は、全てそのような状況下に置かれてしまっている。一番の花形運用が未だに運転のある「カシオペア」運用なのだろうが、普段は、工事列車や電車の配給列車などの目立たない運用ばかりだ。珍しさから言えば、貴重なものばかりだろうが、なかなか遭遇できる環境ではなく、今のアントンKにはご縁が遠のいてしまった。

こんな状況の中、田端区のEF81の中では比較的地味だった97号機が原色のローズピンク色に戻されるという情報が入ってきた。この情報は定かではないが、もし本当なら喜ばしいことだ。いつからかEF81は赤色が定着してしまい、元御召機の81号機のみローズピンク色になっているが、本来EF81は、このローズピンク色が原色でしっくりくる色合いなのだ。これは先輩にあたるEF80から続く伝統であり、機関車自体の終着駅が見えてきた現在、やはり国鉄時代の元通りの姿を拝みたいもの。久々に嬉しい知らせだった。

掲載写真は、国鉄時代のEF8197の姿を・・

まだ常磐線に普通客車列車が残っていた時代、常磐線から乗り入れる水戸線にも客車列車があった。EF80を狙いに常磐~水戸線と駆け巡った日、この日の水戸線にはEF81が運用されていたようだ。こんな旧客を牽くシーンも、もし現代に蘇るのなら懐かしいことこの上ない。期待して待ちたいと思っている。

1981-11-13   2722ㇾ     EF8197   水戸線:福田-笠間

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