アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

春のダイヤ改正の動き~651系

2013-01-28 20:11:21 | 鉄道写真(EC)

やはり春のダイヤ改正で「ひたち」から撤退する651系交直流電車。

国鉄からJRに変わったのが、1987年。そしてその2年後の89年に「ひたち」でデビューした651系。あれからもう四半世紀近くが経とうとしている。当時は、白一色で何て斬新な車輛だろうと思ったものだが、人間何でも慣れるって恐ろしい。まだ珍しかった液晶マークや液晶表示は、今や当たり前になった。この651系登場の頃、「ひたち」には、晩年の485系がまだまだ走っていて、九州から来た赤いスカートのTc481も健在だったり、14両編成の併結運転もしていたから、茨城にはよく行ったものだった。

それにしても、この651系に限らず最近の特急電車のスピードは、恐ろしく速いし、また加速も凄く感じる。これは、乗ってて感じるのは当たり前だが、撮影していて感じること。今まで以上にシャッタースピードに気遣って撮影している訳だが、ここで問題になるのが、速いシャッタースピードで撮影すると、被写体ブレは避けられるが、全面の液晶マークが消えてしまうということだ。特に特急電車の大きな全面のマークは重要で、表示のすべてを写しとめたいと思うのが鉄チャンの心情というものだろう。この相相反する撮影技術を習得しなければ、と躍起になった時代もあった。

写真は、まだ明けやらぬいわき駅で、出区準備中の651系。この時は、早朝の貨物列車狙いでいわきに前泊し、貨物機確認のため構内まで出向いた時の1コマ。晴天下で見るより、スマートでカッコ良く見え、まるでミニ新幹線のようだった。

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2010(H22)-12-29                 出区準備で息を吹き返した2本の651系   JR東日本 / 常磐線:いわき駅

                                                  Nikon D300  AF 80-200mm f/2.8D (三脚使用)

 


川崎界隈ロケハン

2013-01-26 20:29:35 | 鉄道写真(EC)

この週末は、冬型が強まり、今日は季節風の強い寒い1日だった。日本海側では大雪らしく1日中ダイヤが乱れているようだ。反面関東平野では乾燥した晴天が続き、カメラを持って出掛けたくなる日和。所用の合間を見て、今日は川崎界隈を廻ってきた。

色々写真では紹介して頂いていた数々の撮影場所の中から、まだ自分では出向いていなかったところを中心に、今日のところは撮影目的ではなくロケハンのつもりで廻り、川崎新町界隈にお邪魔してきた。およその見当をつけてポイントに近づいてみると、すでに同業者が2名スタンバイ状態。知り合いか?とも思ったが、全く見かけない方々だったが、話しかけてみると、もうすぐ入替えのDLが重連で来るというではないか!これはラッキーとばかり、後方に入れて頂き撮影することができた。ちなみに、このスジは、現在一番撮りにくい吹田区のEF210の運用らしく、これまた未撮影の106号機がやってきたのは嬉しかった。このあと、入場券を買って新町のホームへ行き、何本か貨物列車を待ったが、ホームからは見通しは良いものの、意外に狭くて同業者が何人もいると撮影は厳しいと思われた。時間に追われず、こうして気の向くまま撮影することも楽しいものだ。

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2012(H25)-01-26      4093レ               EF210-106+HD300-1         東海道本線:川崎新町-浜川崎

                                                        Nikon D300  AF-S 28-300mm f/3.5-5.6G


春のダイヤ改正の動き~117系

2013-01-24 19:59:48 | 鉄道写真(EC)

3月のダイヤ改正の概要が各社から発表になった。

その中で、比較的地味な存在であろうが、117系のJR東海車の撤退がある。むろん関東在住のアントンKにとっても馴染みは無いと言える。この形式は、関西地区を走る「新快速」用にそれまでの153系に代わってデビューしたと思うが、いつの間にかこの中京圏にも進出していたということか。確かに関西圏では、新快速で何度か乗車しているが、この地区ではどうだったか定かではない。なかなか個性的な車輛だけに引退となると何とも寂しく思えてしまう。157系~185系~そしてこの117系、どことなく同類の表情を醸し出している。改正までに、もう一度出向きたいが、どうなるだろうか・・・

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2010(H22)-04-10     5314F      117系              JR東海/ 東海道本線: 東大垣-穂積

                                           Nikon D3   AF Nikkor  80-200mm  f/2.8D(N)


EF66 0番代ファイナル

2013-01-22 18:22:06 | 鉄道写真(EC)

昨今、3月のダイヤ改正を前に色々な情報が飛び交っている。その中の1つにJR貨物のEF66の0番代の終焉がある。100番代は33両すべて稼働しているのに対して、0番代は現在3両(24・33・36)のみとなった。この3両は、2次更新色の出で立ちで日夜東奔西走している訳だが、まあ1次更新色よりは外観は許せるとして、どうもあの運転室の上のタンコブ(冷房装置)が気に入らない。ロクロクの流麗な顔にはどうも似合わないし、見栄え無視の実用重視といったところか・・それはともかく、噂が本当だとすれば、残りあと2カ月足らずの活躍ということになる。一時はブルトレまで牽引した彼等の有終の美を見届けたいと思う。

写真は、ロクロクの0番代でも、試験塗装になった20号機。露出がなく、ふてくされてカメラを構えていた時に、自己主張するがごとくハイビームでファインダーに飛び込んできた。

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1991(H03)-08-27               EF6620                           JR東日本 / 東海道本線:鴨宮-小田原

                                                  Nikon F3P  Nikkor MF 500mm f/4P RDP+1


志の輔らくご

2013-01-15 18:38:26 | 音楽/芸術

毎年この時期に行われる立川志の輔による「志の輔らくごin Parco」に行ってきた。

昔から落語には興味があり、しかし中々寄席というものからは縁遠かった。でも、ふとしたきっかけから、古典芸能ともいえる「落語」を生で聞く機会を持った。それ以来結構病みつきになり、年に数回落語会に足を運んでいる。特にこの「志の輔らくごin Parco」は、毎年1月に公演があり、楽しみにしている催しだ。落語というと、いつも行く音楽会のようなクラシックよりも、ずっと大衆芸能で、そういった意味からすれば親しみやすい。寄席では、講演中に、食べたり飲んだりが自由だったから、最初は面食らったくらい。また、長年聴いているクラシック音楽とも、以外と共通点が見いだせるから不思議なものだ。少なくとも、言葉を聴くことだけで頭の中で思い描く様は、音楽のそれと同じなんだと今さらながら理解した。現実逃避と言えるかも。人それぞれ思い描くことは違うだろうから、人生が長ければ長いほど、この芸は奥が深いものなのかもしれない。

アントンKのお気に入りは、今回聞きに行った志の輔さんだ。彼は、人情話が得意とされているが、自分で自作した新作落語が絶品に感じる。日常のふとした誰でも経験あるだろう事柄を掘り下げて、面白おかしく話する。自分にはない感覚で、その冗舌ぶりには圧倒される。人を自分の語りで楽しませることって素晴らしいと思う瞬間だ。