アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

御茶ノ水を行く165系急行「犬吠」

2017-12-29 18:00:00 | 国鉄時代(カラー)

学生時代よくレコードを漁りに秋葉原へ行った。最初はクラシック好きな親父のお供でついていき、レコード屋をはしごする。石〇電気には、今にして思えばレコード専門館が林立していて、何処へ行けばいいのかわからなかったほどで、最終的にはクラシック音楽専門のビルで油を売ることが多くなった。もちろん当時は、直径30cmのLP盤しかない訳で、陳列棚の端から端までよく見に行ったもの。あのLPを触る感触も大変懐かしく思い出される。またよく店に顔を出していると、店員さんとも顔見知りになり、仲良くなって音楽の話に花が咲いた。今度のショルティの新譜は良いとか、ブルックナーの第7は・・とか、現在とは違って、全てが人づてであり、間違っていたことも多かったが、会話する数分が楽しくて仕方なかったことを思い出す。現代は、LPがCDに代わり、PCで調べてキーを叩けば、その日の商品が届く時代。便利だと思う反面、どこか空虚感が漂うのはどういうことだろう。そんな思い出のある秋葉原に今行っても、全てが変わり見る影もない。寂しい限りだ。

そんな思い出のある秋葉原界隈だが、偶然房総急行電車を見かけて、カメラを持ちだして撮影したことがある。今回はその時の写真を掲載。アントンKは、何度も書いてきたが、電車では急行型の165系が好き。幕張電車区の165系は後期の車が多く、また当時からヘッドマークを掲げての運転だったため、当時は特に気にかけていた列車たちだった。新宿発銚子行きの急行「犬吠」は、ゆっくりと御茶ノ水を通過し神田川を渡って行った。

1976-03-22     303M   急行「犬吠2号」 Mc165-129   お茶の水付近



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-06-16 16:07:43
このアングルからあの鉄橋を撮るためにはあのマンションに上がらないと無理ですねw
私の友人が住んでいたマンションですけど
、今はもう解体してしまった都営昌平橋住宅です。

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