アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

山手貨物線散歩道1

2018-06-11 17:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

都心を廻る山手線に沿うように敷かれた線路。現在は埼京線だの湘南新宿ライン(SS)が走り回っているが、ご存知の通り、この線路はれっきとした貨物線だ。武蔵野線が開通する前(昭和48年?)は、それこそ貨物大動脈線を担っていたことだろう。アントンKが辛うじて記憶している昭和50年頃でも、かなりの貨物列車の設定があった。始発で自宅を出て、渋谷で山手線を待つ間、どれだけ隣の線路を貨物列車が通り過ぎて行ったことか・・現在ここを電車で通ると別世界に感じてしまうのだ。

掲載写真は、その山手貨物線をいくEF13の長大貨物列車。機関車次位からトキが続き、その後ろには2軸貨車が延々連なる、当時の貨物のスタンダード編成。タン、タン、タン・・・・という走行音もこの写真から聞こえてくる。線路の規格も現在よりかなり低そうに感じる。見苦しい構図の駄作だが、思い入れがあり、あえて載せておく。

1976-07-24   1573ㇾ  EF1310      山手貨物線:駒込-田端にて