
ツアーで台湾観光旅行に行ってきた。
3日間の短いツアーで、台北を中心に観光スポット4~5か所を周り、台湾料理に舌鼓を打ちながら、しばし日常を忘れることが出来た楽しい旅になった。
まあそれにしても、活気のある若々しい街だ。もちろん観光客も多いだろうが、日中から日が暮れ深夜まで街には人が溢れかえっている。朝の通勤時、台北駅へ出向いてみたが、人の流れは多いものの、日本のような殺伐としたわれ先にといった動きはなく、どちらかというとのんびり静かなように感じた。東京に例えれば、台北は大手町などの官庁街なのだそうだが、入線する電車に整列乗車、エスカレーターなども右側へ一列静かに並んで乗っていたので、特に驚くべきことはなかった。台北駅が地下駅であり、在来線と新幹線とが横並びのホーム位置という方がびっくりしたのである。地下鉄にも試乗してみたが、どの駅も、別路線への乗り換えがスムーズにできて、東京に見られるような、電車を下車してから何百メートルも移動して、乗り換えをするような駅は皆無だった。おそらく同時期に建設された地下鉄だからだろうが、ホームから別路線のホームへ、階段を1階上れば(下れば)乗り換えられる駅は羨ましく感じたのである。
ツアー最終日の集合時刻まで、早起きして宿を出発、台湾鐡道を少しだけ撮影してきたので掲載しておく。台北から、普通電車に30分も乗れば、山あいが近くなり景色は一転する。何の予備知識もないまま、ホームに降り立ち、しばらく通過する列車たちを撮影してきた。特に印象に残ったのは、アントンKにも見覚えのあるオレンジ色の電気機関車がプッシュプルで客車12両を牽引し眼の前に現れた時だ。日本でいう特急列車で、この縦貫線には、海線と山線があり、山線経由だと後補機が付くらしい。このE500型という電機は、東芝府中工場で落成し、川崎界隈で甲種回送に何度か遭遇し、アントンKにとってあまりパッとした印象ではなかったのだが、こうして現地で特急の先頭に立ち、しかもプッシュプルで長大編成を引き連れている姿は、素直にカッコよく感じたのであった。
2025-03-12 131ㇾ E509 自強號 台鐵縦貫線:百福
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