様変わりする東横線の電車たち

来月に迫ったダイヤ改正は、ＪＲ線だけのことではない。地元を走る東急線も同日3月16日ダイヤ改正が実施される。特に東横線は渋谷駅から地下鉄線直通になるため、地下駅へと移動することは今や有名な話。渋谷駅の構内に、カウントダウンのボードが設置されているからかどうかわからないが、普段鉄道には興味がなさそうな拝まで、最近では通りがかりにカメラやスマホでスナップしている光景をよく目にするようになってきた。アントンＫにとっても、この渋谷駅は思い出深い駅の一つであることには違いない。思えば自分が幼稚園時代から通っていた訳だから、何と半世紀近いことになる。駅のコンコースだけではなく、そこに接続する東横デパートや、乗り換え口は、多少化粧直しはしてあるものの、当時のままと言っていいから、これらが消滅するのは何とも寂しさを覚える。もっとも自分が通っていた頃とは、渋谷そのものが全くと言っていいほど変わってしまったから、これも仕方がないと納得しているのだが・・・

ダイヤ改正を機に、今まで見慣れない電車達も横浜まで入ってくるようだが、逆に消えていく車輛もある訳で、日比谷線直通電車や東急線では、９０００系が東横線から撤退のようだ。前後で記念のマークをかざして走り始めたというので、時間を見つけて近所まで撮影に出てみた。現在の主力である５０００系は、東急の電車らしくスマートでクールに感じるが反面、無個性だから趣味的にみると味気ないものだ。しかし９０００系となると、一世代前の東急の顔を持ち、８０００系や８５００系の流れが感じられて親しみが沸くというもの。決して好きではないが、愛着をもって撮影できる。改正後は、きっと大井町線へと転属になって引き続きお世話になる電車であろう。

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2013(H25)-02-10                18レ 東横線９０００系9101編成　　　　　　　　　　東急東横線：　自由が丘-田園調布

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Nikon D4  Nikkor AF-S 70-200mm f/2.8G II

４０７４レを高崎線で・・

このところ公私ともに多忙になり鉄チャンもトーンダウンしている・・・

今月に入り特に懸案事項が重なり、なかなかカメラを持つ気になれないのだ。普段はクールを装っているが、気持ちの浮き沈みが激しく、高鳴ってくれば爆発して心の充実も味わえるのだが、このところは、めっきり湿ってしまった。ダイヤ改正を前にして、この大事な時期に何とも情けない気持ちだ。気がつけば、もう改正も1カ月後に迫っている。

そんな中、群馬まで行く用事にかこつけて線路端に立った。相変わらずこの地は今や定番撮影地となったようで、すでに10人くらいの熱心なファンが構えていたが、今日はロクロクの０番代が上ってくるから早くからスタンバイしているらしい。週末の好天だからかと思いきや、やはりネタもの有りであった。写真は、そのロクロクではなく、その後やってきた４０７４レを牽くＥＦ６５２０７０。編成をひと目見れば、何レか判ってしまうくらい新鶴見界隈では有名列車といってもいいだろう。コイツを最北端の神保原でゲット。ダイヤ改正でこの列車もまたどう変わるか楽しみなところだ。

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2013(H25)-02-16    4074レ        EF652070           ＪＲ東日本/　高崎線:神保原-新町

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Nikon D4   Nikkor AF-S 300mm F/2.8D+TC-20 III（三脚使用）