アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

去りゆく2012年を想う

2012-12-31 21:27:05 | 鉄道写真(EC)

あと数時間で2012年も終わろうとしている。

今年は、いつにも増して色々な出来事があったように思う。親父の入院と退院、地方にいる義父の交通事故と義母の入院、そして娘の結婚、・・等々今思い出しても慌ただしい出来事が重なり、精神的にも大変な時期もあった。仕事の方も、ここに記述できるような採りたてて良いことはなく、不完全燃焼気味。来る年は、気を長く持ってしぶとく何事にも取り組んで行こうと思っている。

辛いことの方が多かった今年だが、だからこそ、その反動からか趣味に没頭した時間が今輝いて見えている。特に朝練と称して春から新鶴見に通い、そこで知り合うことができた人たちは、今のアントンKにとって大きな宝となった。彼等を糧に乗り越えてきたことがどれだけあったことか・・。こんなブログだけれど、この気持ちは、絶対忘れてはいけないから、あえてここに記しておこうと思う。そして一人ひとりに感謝申し上げたい。今年1年ありがとうございました。そして来年も変わらずよろしくお願い致します。

掲載写真は、今年の撮り納め、渡田を行く石油列車。朝練メンバーのM氏とともにシャッターを切った。

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2012(H24)-12-31     8076レ EF652089                      JR東日本/ 東海道貨物線:浜川崎 - 川崎新町

                                                                           Nikon D4   Nikkor 80-200mm F.2.8D(N)

 


年末の東北遠征

2012-12-30 20:36:48 | 鉄道写真(EC)

普段めったに撮影には同行しない古くからの友人のお誘いを受け、急遽秋田・青森へ行くことになった。日程も時間もなく、また撮影の検討時間もあまりなかったため、今回は、往復新幹線利用で現地入りすることにしたが、結果として道中、友人との色々な話で盛り上がり、移動時間も苦にならず有意義に過ごすことができたので、旅行気分が味わえいつもと違う楽しみ方ができたように感じている。撮影ばかり重きを置いた旅行だけがここのところ多かったが、たまには、こんなゆるい感じの旅も良いものだと改めて思った。

この日は、年末輸送で「日本海」が運転され、かつ電車の「あけぼの」も唯一運転の日で、定期のブルトレ「あけぼの」と合わせて3本撮影できるとあって、それこそ全国から鉄チャンが終結したといっても過言ではないくらい、いたるところに同業者の姿があった。前日遅く現地入りして、当日朝から移動を開始したが、あちらこちらに鉄チャンの姿があり、天気もあまり宜しくないことも手伝ってやる気が消沈していくのがわかった。結局、撮影地は最初に考えていた撮影地はやめて、一番の定番ともいうべき有名地点での撮影に落ち着いた。ここには、ざっと150人の同業者。もちろんここで、このような光景は初めてで、やはり昨今は撮影対象が集中してきていること、言いかえれば、撮影対象が減ってきているということを肌で感じた。

写真は、ここでのメインの列車。今日だけの運転の583系による特急「あけぼの」。もちろんHMは、シールだろうと思っていたが、昔のものとは、何となく違って見えたのはどういうことだろうか。編成も6両だから、それを感じさせないような構図で撮影したつもりだが、ちょっと及ばなかったようだ。珍しい友人と久々の撮影を楽しんだが、珍しいことをしたので、天気だけは見方してくれなかったよう・・・この後激しい雨になり、撮影するには難儀してしまった。

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2012(H24)-12-30          9081M   あけぼの81号   583系        JR東日本/ 奥羽本線:白沢-陣場

                                       Nikon D4  AF-S 70-200mm F.2.8G VR II+TC-14BS


今年もコバケンの第九へ

2012-12-28 21:29:04 | 音楽/芸術

今年は、暦の関係で今日が御用納め。明日から一週間の連休となる。取引先様においても大方今日でおしまいのところが大半だったので、今週は今日に向かって仕事を調整してきた。とはいっても、ここで書くほどの事もないけれど・・

年々コンサートへ足を運ぶ機会が残念ながら減ってきたが、なぜかこの暮れの第九演奏会だけは続いている。前にも書いたが、朝比奈隆存命中は、暮は関西行き、第九を聴いていたので、自分の中では、ひとつの年中行事になっているのかもしれない。で、今年はというと、昨年に引き続いて、小林研一郎の第九演奏会を選んだ。関西に行かなくなってから、誰の演奏会を聴くかということで、毎年色々模索していく中、小林研一郎(コバケン)の演奏がやはり熱くしっくりくるように感じたので、今年もリピーターになった訳である。今日の会場は、池袋の芸術劇場。この9月に改修工事が終わり、リニューアルオープンしたばかりのホールなので、その雰囲気を味わうのも今回の目的だ。従来の会場に上がるための吹き抜けにかかった長いエスカレーターは無くなり、踊り場を設けた2本のエスカレーターに変わっていたが、相変わらず恐怖感を伴い、特に演奏会後気持ちが切り替わる前にこのエスカレーターに乗ることは躊躇してしまう。吹き抜けの空間部分から、その壁伝いに移動しただけでは、あまり効果が無いように思われた。ホール内の最大の変化は、パイプオルガンが無くなったことか。ステージ後方は、開放できてガラス貼りから外が見えるようになっているはずだが、この部分はそのままのよう。客席等にはさほど変化は感じなかったが、清潔感があり心地よい。また、肝心なことだが、残響も以前のままで、長めの音響が大変心地よく好みであった。さて、コンサートの中身であるが、第九の演奏の前の日フィルコンサートマスターによるバッハの「シャコンヌ」が胸を打つ。ほぼ満員のホールに1本のVnが甘くやさしく響き渡り、それだけで心が開放される。温かい気持ちになった。第九の方は、これまた日フィルとしても今年最後だからかどうかわからないが、熱く燃え上がっていたように思う。ただやはり、四部合唱の出来が今ひとつに感じ、一番肝心な歓喜の歌が心から楽しめなかった。ソリストたちは、いつになく好調だったのに残念に思う。

 

 

 


冬至の川崎新町界隈・・

2012-12-27 22:19:43 | 鉄道写真(EC)

今年も残すところ数日になり、特にどうということないのに、気ぜわしく感じる今日この頃。夏にはあれほど通った朝練もオフシーズンになったことから、ちょっと気が緩んでいるのかもしれない。かといって出勤前の時間を有効に使いたいという気持ちは変わってはいない。毎朝5時には起床し、身体のリズムを崩さないように心がけている。そしてできればカメラを持って・・と常に考えてはいるが、何せ今は日の出が遅く半分諦めているのも事実だ。昔から寒さには比較的耐えられる体だが、如何せん「露出」だけはどうしようもない。

でも今日は、出張前の時間を使って今年特に良く動き回った「ゆかりの地」を巡ってきた。今日の日の出は、6:50。これに合わせて現地に入るが、今日も快晴、真っ赤に燃えた朝日がマンションに照りつけてきて秒単位で色が変わってくる。写真は、日の出から2~3分後に通過するホキを連ねた5764レ、今朝は国鉄色の2077号機が牽引してきた。カマに直接朝日が当たらなかったが、辺りの建物に反射した茜色の輝きが、カマに映し出されていて良い雰囲気を醸し出してくれた。キンと張りつめた空気の中、ゆっくりと終着を目指す65PFはとても誇らしく見える。

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2012(H24)-12-27        5764レ     EF652077       JR東日本/ 南武支線: 八丁畷-川崎新町

                                             Nikon D4  Nikkor AF-S 300mm F.2.8D+TC-20 III           


名撮影地~根府川

2012-12-21 17:18:11 | 鉄道写真(EC)

前出と同じ日に根府川で撮った早朝の貨物列車。予報も外れて天気が悪く、35mmにモノクロフィルムで撮影している。もう20年以上前の撮影だが、今でもこのホームの先端からは撮影できるはず。(ここ最近は訪れていないので未確認)しかし、このころとは違って寝台列車群は皆無だから、中々足がむかないのも事実だ。現在では、橋脚の両側に暴風壁が設置されているから、この写真より窮屈だろうし、晴れたら影が落ちるだろう。この時は、何も考えずシャッターを切っているが、今やここを渡る65PFの上り貨物列車は、5086レだけということになるから、貴重になったと言えるのか・・やはり、きっちり記録はしておくべきと改めて思った次第。

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1990(H2)-06-23     5082レ EF651058          JR東日本/ 東海道本線 : 根府川

                                      Nikon F4E  Nikkor 500mm F.4P      TMX