アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

陽はまた昇る・・

2013-12-31 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

何かアッという間に感じてしまう2013年がまもなく終わる。

とりたてて自分にとって大きな動きや変化も無く、家族や近親者が健康でこの1年過してこれた訳だから感謝しなければいけない。この何もない、平凡なことが実は一番大切で掛替えのないことのように思う。刺激ばかりを追い求め、自分のダメさ加減に嫌気がさすと、趣味に心のより所を求めてきたような1年であった。

来る年は、激動の年になるのだろうか?想像もつかないが、また1年後の今頃、何もない、平凡だったと言えるような1年にしたい。必ず陽は昇り、明日はやってくるのだから・・

こんなつたない写真や記述でも、随分と読者が増えて驚きを隠せない。読者の皆様にも感謝申し上げ、それを励みに来年も継続していけるよう頑張っていきたい。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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2013(H25)-11-23      95レ  EF652040        神保原-新町


信越北線の石油列車

2013-12-30 21:30:00 | 鉄道写真(EL)

あまり実感のないまま正月休みに入った。

普段は中々億劫でできないフィルムスキャンの準備を今日はしている。毎度、連休を利用しては端っこからコツコツやっているが、未だにカラーポジから脱せないでいる。早くメインで撮影していたモノクロのスキャンへと進みたいのだが、いったいいつになるだろう。

そんな中から、今日は1枚掲載してみたい。今の時期、石油列車は本格的な運転になり、首都圏でも軒並み活転となっているようだが、写真の信越線でも、夏場はウヤの石油列車が運転されていた。この日は、ここ信越を抜ける座敷列車の運転があり、それを狙いに行った時のひとコマ。天気にも恵まれてバックの黒姫山が美しく見えていた。当時は、この路線ロクヨン重連は、日常であり当たり前のことだから、撮った時の感動は大してなかったが、今こうして見ると中々重量感がありカッコ良い。黒姫からの連続勾配をブロア音高らかにやってきたロクヨンは、やはり山の機関車だ。

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1997(H9)-2-15        8380レ EF6447+53                JR東日本/信越本線:黒姫-古間


回るい緑の山手線♪

2013-12-29 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

今年、山手線E233系の1編成(545)が緑色にラッピングされて走っていたが、昨日でこの編成の運用もラストを迎えたようだ。たまたま都心に行く際、有楽町や、田町の駅には、多くの鉄チャンがいたので、何かと思えば、このラッピング編成を狙っているようだった。確かにこの編成のサイドには、「緑色の山手線50周年」の文字が・・以前狙いに行った時にも感じたが、全面には白路が随分と残っていて気に入らず、サイドは全体にラッピングで緑だが、やはり塗装とは違い反射が多いように思う。しかし現代は、いとも簡単に広告を車体に入れたり、またすぐに剥がしたりできるようで、この辺の技術は素晴らしいものだと感じる。以前は、同じ手法で、73系(63系)のような茶色のE233系を走らせたことがあったが、来年はまたどんな車輛で楽しませてくれるのだろうか。今から楽しみだ。

写真は、国鉄時代の山手線、103系高運転台車。編成途中は、まだ非冷房車が連なっている。時代だ。昨日も乗ったE233系は、静かで乗り心地も素晴らしく良い電車には間違いないが、アントンKには、コイルバネのジョイント音を感じながら乗る103系が懐かしい。また写真の1984年は、珍しく都心でも大雪が何度となく降った年。普段見られない雪景色を求めて東奔西走したことを思い出す。

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1984(S59)-02-18        山手線 Tc103            目黒-恵比寿


年末の第9へ

2013-12-28 20:00:00 | 音楽/芸術

今年も第九演奏会に行ってきた。

昨年と同じ小林研一郎指揮の日本フィルハーモニーの演奏。ホールも昨年と同じ池袋の芸劇だった。ここ数年、第九は、コバケンの演奏を聴いている。毎年聴くと少し暑苦しくも思えてくるが、かと言って別の指揮者で聴く気にもなれず、このペアが自分のなかでは定番となりつつある。毎年のことだが、このコバケンは、この暮れに来て集中的に第九を取り上げるが、4人のソリストは変わらずも、合唱団は2種類あり、音大生中心の合唱団と、もうひとつは、この第九を唄うために組成した、いわば臨時の第九合唱団。昨年は、この第九のための合唱団で聴いたが、今年は学生中心に組まれた合唱団。やはり随分と印象が違ってくる。好みの問題ではあると思うが、明らかに今年の演奏には、そういった若い要素も含んだ上での前進性が楽曲を支配し、特に、第4楽章からの合唱を含む以降の解釈は、昨年からはかなり変わってきていた。個々に綴ると長くなるので書かないが、今年は、4人のソリストたちが絶好調のようで、多分、指揮者コバケンの支持だと思われるが、各声部が手にとるように明確に表現されていた。それは、緩急自在な解釈により、よりいっそう際立っていて素晴らしく、過去に例をみない演奏のように思う。それに加えて、先ほど述べた合唱団の生き生きとしたハーモニーが素晴らしく、時に優しく、時に厳しく豹変する歌心は賛美に値する。

情熱的な演奏の終演後、この長いエスカレーターに乗らされ、地上に降りる頃には、嫌でも現実に引き戻されてしまうのである。大ホールは、音響が素晴らしいだけに、このエスカレーターだけは、如何ともしがたく、アントンKをこのホールから遠ざけている理由の一つなのだ。

 

J.S.バッハ  G線上のアリア

J.S.バッハ  トッカータとフーガ二短調 BWV.565

ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」 OP125

指揮 小林研一郎

日本フィルハーモニー交響楽団

Og  長井浩美

Sp  市原 愛

Al   清水 華澄

Te   錦織 健

Br   青戸  知

Ch   東京音楽大学


Merry X'mas~D51碓氷号

2013-12-25 18:00:00 | 鉄道写真(SL)

先週末は、群馬に遠征しデキを狙いに行ってきたが、その前座でD51による「クリスマス碓氷」号を撮影した。前座なんて失礼な言い方になるが、そう思っても仕方ないくらい撮影者は見られず、自分の撮影した安中付近にも数人といった内容。まあ横川まで行けば、ある程度撮影者はいらっしゃるとは思うが、ちょっと拍子抜けした感じがした。上信のデキが相当な人出だったから、なおさらそう感じたかもしれない。SLの旧客牽引だから、それなりに良い被写体に思えるが、どうしたことだろうか。運転回数が今年も多いからファンには飽きられてしまったのか。来年は一考の余地がありそうだ。

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2013(H25)-12-22     9135レ  SLクリスマス碓氷号   JR東日本/信越本線:群馬八幡-安中